「大逆転でのパリ五輪切符」なるか❓

　１月の大阪国際女子マラソンで日本新をマークし、パリ五輪女子マラソンのラスト１枚の切符獲得へ現時点では一歩抜け出した形の前田穂南選手ですが、最終選考レースである名古屋ウィメンズ（3月10日）でその切符奪取を狙う有力選手の一人が鈴木亜由子選手（日本郵政グループ）です。

　その鈴木選手が2月4日の香川丸亀国際ハーフマラソンに出場し、1時間8分51秒で日本人最高の5位に入リました⤵

　タイム自体は平凡ですが、あくまでも鈴木選手は3月10日の名古屋ウィメンズに備えた想定通りのタイムであることをレース後強調していました。　　

　僕の印象としては、

「出来れば1時間8分ちょうど位で走れていればよかったのだけど」

というところです。

　あとは、実際どのくらい余力を残してゴール出来ているのか❓

　それは本人すらもしかしたら把握しきれないかもしれません。

　というのも、鈴木選手が目標とする前田穂南選手の日本記録（2時間18分59秒）から換算すると、鈴木選手はほぼほぼ今回のハーフマラソンのペースでフルを走り切る必要があるからです。

　1時間8分ちょうどで今回走れていれば、名古屋ウィメンズは中間点通過では1分程度の余裕（1時間9分で通過⇛そのペースで押せればゴールは2時間18分ちょうど❢）というプランがラクに作れますが、そんな余裕を鈴木選手が当日持てるかどうか❓

　今回の香川丸亀国際ハーフマラソンでの鈴木選手は、後半ペースを落としてのゴールであったそうなので、それが名古屋ウィメンズを想定してのプラン通りなのか❓それとも❓というところも気になりますネ。

　ここまででもかなりマニアック＆身勝手な予想で恐縮ですが🙏、名古屋ウィメンズでは鈴木選手に限らず、日本記録を更新する選手が出て来てくれないかという期待にあふれる半面、東京五輪時の松田瑞生選手のように、MGCで標準記録を上回っていながら涙をのむ、というパターンが前田選手に訪れてしまうのも可哀想だし．．．

　ファンは勝手に色々な詮索をしてしまいますが、でもそれもスポーツが持つお楽しみであることも事実❢

　楽しみましょう♪