52ヶ月間のヤーレンズ(その9)
2022年11月30日
準決勝―
当日はリアルタイムで配信を確認した
その直前に
準決勝の審査員を務める方のツイートを見掛けた
審査基準を明確に話す、とまではいかないが大会の為に我々も本気だという意の内容だった
結果発表を踏まえての個人の感想は
『うわぁ、これは予想できなかった』
と、
その時、違和感があったが言葉にしきれなかった想いとしては
『にしても敗者復活戦に面白い組を落としすぎちゃいねぇか』
だった(この点について思うことは次回で触れたい)
ヤーレンズは決勝に進めることができなかった
そのままファイナリスト組の会見でヨネダ2000の『ハンガーSuperfly』を観たら満足してしまったため惰性で一旦スマホの画面を閉じた
時間を置いてヤーレンズの雑誌掲載の話題が入る
ご本人達も触れているがヤーレンズは予選中の評判から注目株なのは間違いなかった
敗者復活戦といえば事務所の先輩でもあるオードリーもここから這い上がった
「オードリールートがあるかも」と希望は持っていた
その間もない中、
お二人が珍しく心境のみを短文でツイートした
出井さんは海辺を歩いているらしきストーリーも上げていた
その日、翌日の熊本ロケに向けた宿泊先での1コマで、むちむちサウナはお二人の好奇心でなのかネタとしてなのかはこちらは一切分からないがお互いまだこの先の闘いを諦めておらずコンビ解散の話にもなっていない様子が見受けられたのでこちらとしてはちょっと安心
この翌日以降も、ヤーレンズ関連の話題が多かった
Twitterのトレンドにもまた出現していた
公式YouTubeチャンネルの登録者数も6000人を越えた
(決勝進出を見据えて受け答えしていたらしいが、有料記事分も含め普段のお二人らしい)インタビュー記事もアップされた
写真付きの準決勝レポート記事もたくさんアップされた
そして、12月3日にアップされた告知動画内でコンマ何秒の尺だが出井さんがチラ映りする
結果的にファイナルステージ3組の予想を当てた東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんの予想でも「5位」に入っていた事実も明らかになる
毎月恒例のトークライブでは前回から準々決勝、準決勝を経ているのもあり話題はM-1の件に触れてた
個人的には『ファイナリストになれなかった場合―』と最悪の事を深く考えてしまう場面があった(こちらが考えたところで、の話だが)
そうなってしまうぐらいはとにかく今年に賭けているお二人の本気が見えていた
この気力を来年キープ出来るんだろうか
とちょっと心配になり正直敗者復活戦が終わるまでそのことがずっと頭から離れないままでいた
―
2023年の審査員は誰か誰かと待ち望んでいる中、
博多華丸・大吉の“吉岡さん”こと大吉先生、
山田邦子さんが新審査員メンバーに抜擢される
大吉先生と言えば2017年に審査員を務められその後(一部の牧場の人間の経緯もあってと把握しているが)翌年からは辞退していたのでまさかの復帰と聞き驚いた(個人的にはめちゃめちゃ戻ってきて欲しかった)
山田邦子さんは私が産まれた頃に活躍されていた方で『元太田プロ所属』ぐらいまでの情報しか把握していなかった(やまだかつてない、も幼少期にギリギリ聴いてたかも、ぐらい)
直接的な選出理由ではないだろうが、ダチョウ倶楽部の上島さんの件やストレッチーズのツギクルGP優勝と少し関連した話題があった年でもあるのと、ここ数年で北海道(太田プロの札幌養成所が設立され講師をされたり、観光大使に任命される等)にも所縁が出てる方だったので嬉しい話題でもあった
そして、
12月13日―
毎年恒例、アーティスト楽曲とM-1グランプリのコラボレーション動画がアップされた
その動画の中で
決勝進出者発表時の生配信では全くと言っていい程映っていない、カメラクルーから見て奥側に並んでいた組の映像がここで使われていた
ヤーレンズの様子も映っているがおそらく決勝進出者発表中の時だろう
どのタイミングかも分からない
もしかしたら最後の1組を発表する直前かもしれない
動画もスローの状態で編集されていて表情がとても印象的に映っていたのもあるが、
二人はとても祈っていた
私の主観だが、ヤーレンズはそういう表情を出す人達と思っていなかった
生で観た時の第一印象(その1参照)が根強かったのもあるかもしれない
そもそも深刻そうな表情を出す場面(むしろエンタメの世界の方)など状況も選ぶだろう
3月のトークライブで発したあの一言
毎年、楢原さんが宣言していて
今までそれに同調していなかった出井さんも決心して
二人合わせて言った”あの一言“に偽りなんて全く無かった
お二人の表情から感じ取れたのはそこだった
結局のところ決勝への選出基準なんて分からない
ただ、
大会のメインテーマでもある
【人生、変えてくれ】
動画の中で出井さんが意図していない時に発した
【全然変わんねぇな、人生】
こんな時に
対比的に使われるのならば
アベノマスクで隠れがちだが
楢原さんの虎視眈々とした表情も使われているのならば
エントリーナンバーが偶然にもゾロ目であるならば
少なからず運営側でもヤーレンズに対する“構想”があるのでは?
そんな不明確で解決しない仮説を抱きつつ、私は東京へ飛ぶ―
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