見出し画像

【ANRI × 立命館大学】 事業化メンタリング

ANRI榊原です。
先日、ANRIのベンチャーキャピタリストである鮫島昌弘川口りほ榊原和洋の三名で立命館大学 びわこ・くさつキャンパスに伺い、事業化メンタリングをさせていただきました。まず、このメンタリングイベントの実施に向け、ご尽力いただきました立命館大学の皆様に感謝の意を述べさせていただきます。

何故、大学でのメンタリング企画を検討したか

立命館大学でのメンタリングイベントを考えたのは、普段、出会うことのできていない技術・起業案・起業家にお会いしたいと思ったからです。東京にベースを構え、東京の大学出身者がほとんどの弊社はどうしても「東京」という引力に引っ張られます。そこから脱却して新たな出会いを求めたいという自分都合な理由が起点でした。

首都圏以外に魅力的なシーズがあることは間違いなく、地方ごとに魅力的なGAPファンド(首都圏ではGTIE、関西ではKSAC、九州ではPARKSなど)やアクセラレーションプログラム(東大IPCの1st Roundや大阪商工会議所のU-STARTUP KANSAIなど)が次々立ち上がり、今後も起業支援はより充実してくることが考えられます。ただそのような環境が整備されても、背中を押す人や初期的な事業化の相談相手がいないとどのように制度を活用したらいいのか分からないことも現状の課題としてあるのではないかと推察します。その初期的な相談役となり、既存制度を活用した事業化準備の背中を押す役割ができないだろうか。そのように考えていたところ、立命館大学様が快諾してくださり、実施に至った経緯です。

実施してどのように感じたか

当日は16の事業案について半日かけてメンタリングをさせていただきました。ありがたいことに、学部の学生からPIまで幅広くお越しいただき、VCと話しなれた起業している方もいれば、初めてVCと話すという先生も半分程度いらっしゃいました。事業領域や解像度もそれぞれですが、皆さん意欲的に沢山の質問をしてくださり、起業検討の本気度を感じさせていただきました。

ANRI 鮫島昌弘

また、同大学のリサーチオフィスの方を通じ、補助金、ピッチイベント、アクセラなどの情報は様々インプットされていらっしゃいました。一方で事業化における人の繋がりについては、機会に恵まれていない状況もあるのかもしれないという課題も感じました。
都内にいると、起業をした大学の先生、VCなどスタートアップ関係者が近くにおり、友人知人ないしは一人介せばカジュアル相談に乗ってくれる人を見つけることが比較的容易だと思います。そのため、複数の筋から情報を取得し、ご自身の事業においてどのような判断をすればよいのか考えやすいと思われます。

限られた面談時間ではどれだけ、解像度高く踏み込んだ相談まで乗れることができたかわかりませんが、相談できる相手が増えることはマイナスになることはないかと思っています。またVCとしても、このような機会で新たな繋がりができ、面白いシーズやエネルギーを持った起業家とお会いできる機会はありがたいなと改めて感じました。

今後どのようにつなげていきたいか

他の大学様でもご希望いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひメンタリングイベントをやらせていただきたい、というのが私の思いです。ANRIという独立系のシードVCであるからこそ動きやすい立場にあると思いますし、会社としても愛しているディープテックスタートアップの創出に少しでも寄与できれば幸いです。大学の産学連携担当者様、もしご関心ございましたら以下よりご連絡いただければ幸いです。

ANRIお問い合わせフォーム

また、このような活動はみんなで推進していくのが良いと思っております。VCの枠を超えたメンタリングのご支援も面白いかつ有意義かもしれません。賛同いただけるVCの方いらっしゃいましたらご連絡いただければ嬉しいです。

ベンチャーキャピタルANRIは、「未来を創ろう、圧倒的な未来を」というビジョンのもと、インターネット領域からディープテックやライフサイエンスなど幅広いテクノロジー領域の大学発スタートアップにシード期から投資を行っております。

資金調達や起業などのご相談は、下記お問い合わせよりご連絡ください!

ANRIお問い合わせフォーム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?