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非日常を日常にする

じゅんじゅんがシェアハウスに泊まりにきてくれた。

初めてお会いしたけど、

「散歩に行こいう」

と誘われてじゅんじゅんと、晴れた海辺を散歩して、冷えたカフェオレを片手にいろんなことを話した。


私はシェアハウスを転々とすることが多かったけど、私にとっての日常は実家にいること。

どこか楽しいところに行っても結局は実家に戻って日常を送らないとけない。

実家の自分の部屋のベッドに横たわり、天井を眺めるのことが日常に引き戻す引き金となっていた。

朝目覚めて、天井をみて

「ああ、今日は実家の自分の部屋だ」

と確認してから日常に引き戻される。

日本を転々として、目を覚ますといつもと違う天井をみてわくわくしていたのは非日常で、昔からみなれた実家の天井をみるのが、自分にとっての日常なのだ。

正直なところ、私は実家にいるのがあまり好きではない。

「好きではない」というと語弊があるかもしれないが、
30歳手前になって親の実家暮らしで、働きにも行かず、ベッドでごろごろしてしまう自分が好きではい。

「実家が好きではない」というより実家にいる自分に嫌気がさしてしまう。

私の中で

実家=日常 
実家以外(シェアハウスなど)=非日常

があたりまえだった。

どこか楽しいところ(=実家以外)に出かけても、帰る場所は結局は日常(=実家)なのだ。

だから日常のなかにいる自分が、嫌で苦しかったのだ。

でも、じゅんじゅんが

「非日常を日常にしちゃえば?」

のひとことをくれた。
これは予想外だった。

「解釈は勝手に自分で変えていいんだよ」

そうか、勝手にかえていいんだ。

ほな、勝手に変えてしまおう。

朝起きて、恋人におはようと言って、朝日を浴びながらオートミールを食べて、朝会で1日のやることタスクを洗い出し、「いってきます」と言って古い引き戸の玄関から出かける。

大阪の田舎に住んで2ヶ月ほど経つけど、治安もよく、とても住みやすい。

今日から私の日常はここ、大阪におくことにする。

自分で解釈を変えていいんだ委員会会長、じゅんじゅん。

またゆっくり話したいひと。

ありがとうね、今度はゆっくりお茶でもしましょう。




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