人と比較してしまう

人間はいつまでも弱い生き物
ある女性が世界旅行を楽しんでいる。
FBに色々な訪問地をアップする。
大概の人が『すっごい!』
『私も~さんみたいになりたい!』と思う。
その当人も『私は自由を手にした。世界は広い。』と
言ってのける。

人に自分の行動を自慢したいのは誰でも
そうであり、それをまた見て『隣の芝生は青く見える。』的
羨ましさを覚える。
誰にでもあるのであるが、他人の世界と自分の世界は
本来違うもの。
同じ学校を出ようが、同じ環境で育とうが、
人生は全く別。

言い方を変えれば、その人は表で見えるだけで
実際に自分の人生には存在しない。
自分の人生を精一杯生きなきゃいけない。

精一杯というのは自分のペースで
人に言われて生きるのではなく、自分の中での幸せを見つけるんだと
おもう。
ないものを願ったり、うらやんだりしても始まらない
今あるものに感謝して、幸せを感じる事で
物事は好転するはずだ。

自慢して、人にうらやんで欲しいと接する人は
恐らく自分に対して、試練を与えてくれているんだろう。
自分自身を見つめなさいと。

認知になっている母、ボケてきている父
外国人の嫁、子供たちは頭はずば抜けて良いとは言えないが
好き嫌いは多いが、言う事を聞いてくれないが、
謝った道をわざと進む子供たちではない。
健康で何不自由なく、育てられている。
これもすべて周りの人のお陰である。

色んな税金が上がっている。
給料が上がらない。
定年になったらどうしよう。
自分の年金はすっごく低いだろう。
どうやって生活していく?
色んな不安はありますが、何とかなるだろう。
とにかく今は食べるものがあり、
妻も幸せそうだし、
子どもにも誕生日、クリスマスプレゼントはあげれる。

決して金持ちではないが、欲がそれほどないから
良い暮らしは出来ている。旅がしたい。あそこに行きたい
あれもこれも食べたい。なんて欲張らなければ、
家族が一緒にいて、毎日笑い飛ばせれば、幸せだ。


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