反面教師

自分の人生は父親を反面教師する事で
幸せになってきたと思っていた。
親父の時代は、『お~い、お茶』の世界
お袋が家事や家業の経理等をずっと行い
親父が無関心な子供育てや教育を一人で頑張って
苦労してきた母親を見てきた。

だから、家庭で一番重要な女性を幸せにしなければ
自分が幸せになれないと感じ、父親のような男にはなってはいけない
父親には悪いが、ずっとそう思って生きてきた。

しかし、自分の友人であったり周りの人たちを見ていると
自分はもしかして周りの人たちも反面教師にしてきたのではないか。
と感じ始めた。
例えば、恋愛が下手な時代、相手をひどく傷つけた。
それに気付いたのは、自分が傷ついたから。
自分の独立の夢を追って海外で頑張ってた際
孤独を感じ付き合おうとした女性には彼氏がいた。
その女性と関係を持ち始めると、女性が言う
『私は彼氏と別れないけど、貴方と付き合うわ。でも、貴方は他に彼女作らないでね。』
と女性が強い、全く日本と真逆と感じた世界だった。
そんな経験を2度ばかりすると、男性の身勝手な思いで浮気をしたりするのは、相手を相当傷つけると身をもって感じた。

ある日本の女性で友達付き合いをしていた人がいた。
その女性は旦那と起業し、テレビにもたびたび出るパートを4000人ほど雇う大企業へと成長させた手腕のビジネスウーマン。
しかし、旦那はだいぶ前から他の家族のもとにいるという。
子どもがいる事から、旦那とは離婚せず冷たい関係を持ちつつ
自分は自分で楽しもうと俺を誘ってきた。
『家族がプライオリティだから、離婚はしません。』でも
俺とセフレの関係を持ちたいという。
外見は別であったが、ビジネスウーマン的なところはタイプではあった。
だから、ある意味一線は越えずに何回かあった誘いにも屈することなく
今の幸せは保つことができている。

その後、子供が生まれて、とても幸せな人生を送っているが、あの一線をこえてしまったら、今の幸せはあり得ない。
振り返るととてもセルフィッシュな女性であったことは間違いない。

また、数人自分の周りには平気に浮気をしてしまう男友達がいた。
Aという奴の人生を振り返ると、自分ならば絶対そっちの道を選ばない。
と思う事を躊躇することなく選んでしまう。
例えば、ある魅力的な女性と容易に一線を越えてしまうような
気軽に二人で食事に行くとか、プレイベートな会話まで入ってしまうとか、
2人きりにならなくとも、そうなるようなプランを友達同士で組んでしまうとか。

多少なりともそのような気持ちがあると、
そういうように潜在意識が状況を持って行ってしまう。
しかも、そのような人間関係が近寄ってきてしまう。
いつでもオープンだというような雰囲気を醸し出してしまうんだとおもう。

いつの日か、奴が会社の経費で落とせるという事で
夜の場所に連れていかれた。そこには気になる女性がいるとかで
我々が突き合わされた。
非常に若く考え方が全く合わない女性が横に座っても
会話に困ってしまううちらは、非常に目のやり場にも困れば、
気を遣うので疲れてしまう。

チャンスがあれば、奴は欲望を放出できる相手を見つける
それには誰が困ろうが知ったこっちゃない。
相手の都合は二の次。

だから、幸せにはなれないのだろう。
奴の奥さんも精神的に病んでいて、それを知っていて
外で遊んでいたら、悪循環という事も全くわからない。
なんで早々に結婚などしたのか。
相手を本心から好きであったはずもないし。

そういう友を見ていると、相手を選ぶのに妥協はいけないという事になる。
相手が悪いと決めつけるよりも、いかに相手を喜ばせるかにエネルギーを注ぐことで、彼女の態度が好意的になり、喧嘩など一切なくなる。
いかに相手の事を考え行動するか。
これに尽きる。
絶対に自分に返ってくるのだから。。。

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