生きる事に疲れたなら

人はとても弱い生き物であるし、
わがまま極まりない。
人が持っているものをとことん欲しがるし、
他人が良く見えてしまう。

自分はとても幸せと思う反面、
なんとなく死んでもいいという世界観がある。
それは幼いころから出てくるネガティブな自分なのだろうか
時折、他人と話をしているとぼーっとしてきて、
もう一人の自分が残虐な事を思い描く、
こいつを今殴ったらどうなるのだろうか?
そこにおいてある鉛筆で額を突き刺したら、、、

そんなネガティブな自分に自分は散々勝ってきた。
良い自分がこの残虐な自分を消し去る場面が何度もあった。
恐らく、こいつに負けてしまうと
サイコパスになりうるのかもしれない。
どっぷりと抜けられない世界に。。。

だから自分を常に鍛錬しておくことが必要だ。
人はとても怠け者だから、
暗闇の中の光が見えなくなった時は
自分を清める作業が必要。
人里離れて、断食を行ったり
禊を行ったり、

聖人にはなりきれないから人間をやっている
善を気取ってみても、少しの悪があざけわらう
そいつがいつか大きくなろうとしているのか、
また、悪であった時も少しの善がどのタイミングで救おうか
いつも見守っている。
まるで陰陽みたいだ。

子育てという責任から解放され、
仕事からも解放されたとき、
ヴィパッサナーの10日の瞑想に行ってみたい。
そこでは10日間無言で自分だけを見つめる作業を行う。
本当の自分というものを見つける作業。

今までの自分は自分であって自分でなかったのかもしれない。
色んなところでプライドや、世間体から本来の自分が十分に
出し切れなかったという思いが残る。
そんな自分を探すために

もしこれを読んだ人の中で
この先どう生きればいいのか?
もうどうでもよくなって、すべてから逃げたいと思った人が
いるならば、今やっている事を、世間体や社会の責任というものを
全て一度捨て去って、自分を見つめる作業を行ってはどうだろうか。

以前、一週間プチ断食を行う施設に入った事がある。
そこでは何もする事はない。
貴方のチョイスで、瞑想を行ったり、ハイキングをしたり、
散歩をしたり、かかわりたくない人にはかかわらなくていい。
少ないコストで、一週間都会のまどろっこしさから
逃げてデトックスをする事で何か自分を、自分の身体と精神を
休ませることができるかもしれない。
IARP根府川ヨーガ道場
というところに過去行った事がある。
ちょっとスピリチュアルな場所だった事は間違いない。

生きる事が疲れたのであれば、
命を絶つ前に、今やっている事から逃げる事。
全て捨て去り、自分を見つける旅に出る事。
『無理』と思ったら何もできない。
やってみればいい。
一歩踏み込めばいい。

学生が終えて、無性に中南米をバックパックしたくなった。
準備期間はそれほどない。ただ漠然とアメリカの下を見たくなった。
そんな気持ちで1年20万円ほどで旅をした。
人に迷惑をかけた、いろんな人にお世話になった。
山で用を足したこともあれば、野宿もある。
そんな時、明日が来るのが嫌になる事がなかった。
明日会社に行きたくない。なんていう感情が起きる事はなかった。
明日どこに行こうか。
人生なんてそれでいい。

生きる事に疲れたら、一年後どうしようとか、定年後どうしようとか
そんなん関係ない。その時が来たらその時でいいじゃない。
今が大事なんだから。

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