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日本酒のお話 〜 宗像大社②と夏酒

こちらも5ヶ月手付かずで置いておいた日本酒です。先日UPした勝屋酒造さんの沖ノ島と一緒に買ったのがコレです。

勝屋酒造さん・純米 夏酒

夏酒を12月に飲むなんざ、素人かよ?と言われそうですが、なんせあちこちで買うもんだからつい(笑)こういうことになってしまうという訳でして。
しかしまあ、ひと口飲んでみて「おや?」ふた口目に「ははぁ、なるほど」というお酒です。夏酒の日本酒業界での定義の話はともかく、このラベルのイメージとも絡めた清涼感が素晴らしい日本酒です。アルコール感や昔々のザ・日本酒の様な感じとは程遠く、スッスッスと飲めてしまう軽快感が際立つお酒です。
つまみに選んたのはコレ、きりたんぽ鍋です。

きりたんぽ鍋

きりたんぽがハッキリとは写ってませんが、ちゃんと入ってます。スープは比内地鶏のスープを使用。
秋田県の料理で福岡県の夏酒を12月に飲むとか、批判もあるかもしれませんが、きりたんぽ鍋のしっかりしたスープの味に、この勝屋酒造さんの夏酒がまたよく合うんですね。濃淡のコントラストの妙とでもいいますか、熱々のきりたんぽや野菜、舞茸を食べながら、超すっきり清涼系の夏酒の組み合わせは、冬までこの夏酒を置いておいて良かったと思えるほどでした。
しかしまあ、こういう軽快な日本酒が私・進雅や木咲の好みに合うのか、飲むペースも早くなりますね。どっしり・ガツンの日本酒が好きな人にはどう映るのかはそれぞれのお好みにお任せするとして、程よい軽さがウケる時代にあっては、軽快にして清涼感あるこういう日本酒の括りがもっと定着してもいい様に思いました。

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