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鳥見日記 2020-7-18(夏の訪れ編)

長雨で週末なかなか鳥見に出られず、この日も予報は曇りのち雨。朝7時の気温は23℃
午前中は雨が降らなそうなのでカメラを持ち出した。

6月にカンムリカイツブリの抱卵で通いつめてた瓢湖。
子育ても一段落してる頃かななどと思いつつ散策開始。

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まず迎えてくれたのはカルガモ親子。
5羽の雛は欠けることなく順調に育っていた。

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遊歩道を歩いていると遠くの蓮の蕾になにやら違和感が。
そっと近づくとその違和感はカワセミだった。
これが以前教えてもらった「ハスカワ」ってヤツか( ・∀・)

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反対側の池の方からピーピーと雛っぽい鳴き声が遠くに聞こえる。
目を凝らして見るとカンムリカイツブリの親子らしき姿が見えた。
先月抱卵していた卵から無事に孵化したらしく、親から少し離れたところにも雛らしい姿がいくつか見えた。
一生懸命温めていた姿を見ていただけに、無事に生まれてくれていたことにホッとした。

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ふと振り替えるとそちらにも小さな雛の姿が目に飛び込んできた。
今年はちょうど雛が生まれる時期に自粛モードだったので、こんなに小さな雛を見ることは諦めていた。この時期にこんな小さなベビーを見られるなんて!

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蓮の葉と花で夏らしくなってきた水場で親カモと一緒にのんびり過ごす様子をしばらくニヤニヤしながら見惚れてしまった。

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カモ観察を程々にして、少し場所を移動していくと蓮の葉の上を飛んでいるヨシゴイを発見!
何とか見通せるところを見つけて魚を採る名人芸を観察。
相変わらず高い成功率で魚をゲットしていた。

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その先の茂みに何やら気配が・・・
よく見るとこちらにはゴイサギの若鳥の集団が木陰で休んでいた。

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こちらもスズメの若鳥達が親離れして、同世代同士で集団を作り始めているようだ。

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ぐるりと一巡りして、先ほどカモの雛を見かけたあたりに戻るとカラスが何羽か騒ぎ始めた。
何となく嫌な予感がして池を見渡すと雛1羽を連れた親子が茂みの側でたたずんでいた。
さっきは4羽いた雛が1羽。
他の3羽は茂みに隠れているのかな・・・と心配になってしばらく様子を眺めていた。
しかし、茂みの中で他の雛が隠れている様子もなく、心配だけが募る。もしかしてさっきのカラスの騒ぎは・・・

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すると雛4羽を連れたカモの親子が別の場所から現れて一安心。
先ほどの親子は別の親子のようだった(; ^ω^)=3ホッ

梅雨の合間のわずかな時間。
新しい命が育ち、この夏をここで過ごす野鳥も姿を確認することができた。
コロナ騒ぎがなかなか治らず、世の中はニューノーマルとか言ってるけど、自然界はいつものように夏本番を迎えようとしている。

私の独り言に最後までお付き合いくださったことに感謝します。誰かの役に立つようなことは書けないですが、思いを共有できたのであれば、とても幸せです。