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【呼吸器】気胸の理解を深める「問診→検査→診断→治療」に関するスライド4選

はじめに

こんにちは、Antaa運営です。こちらの記事では、医師・医学生必見の疾患別スライドを紹介していきます。

今回のテーマは『気胸』です!Antaa Slideでは、多くの先生が、気胸の病態生理から治療までを包括的にカバーした臨床現場で役立つスライドを掲載されています。
それでは、『気胸』について詳しく見ていきましょう!


(1)問診

呼吸器外科のmfj@呼吸器外科先生が、解説されています。

気胸について概要・各治療法・海外のものも含めたガイドラインと、まれな疾患など鑑別を要する疾患について、このスライドを見返せば一通り網羅できるようになっております。
国家試験に向けて勉強中の医学生さん、気胸の患者さんを診察する初期・後期研修医の先生、稀な種類の気胸についても勉強したい先生のお役に立ちましたら幸いです。

(2)検査

救急科の薬師寺泰匡先生が解説されています。

2008年に、肺エコーにより呼吸不全の原因探索を行う超音波診断手法として「BLUE(bedside lung ultrasound in emergency)プロトコル」が発表されました。
本スライドでは、BLUEプロトコルで診るべき4つのポイント(lung sliding、A line、B line、PLAPS)を、実際のエコー画像とともに解説します。

(3)診断

呼吸器外科のmfj@呼吸器外科先生が、解説されています。

胸腔穿刺・ドレナージで知っておきたいことをまとめました。胸腔ドレナージに必要な知識や注意すべきことを理解いただけたら幸いです。

<胸腔穿刺・ドレナージとは?>
外科的胸腔ドレナージとは胸腔に外科用ドレーンを挿入し、空気または 液体を排出する手技。 
•気胸など
•症状を伴うまたは繰り返す大量の胸水
•膿胸または肺炎随伴性胸水
•血胸 •乳び胸など

(4)治療

救急科のえびけん先生が解説されています。

当院にて過去に実施した救急症例検討会のスライドを改変して投稿しております。胸腔ドレーン適応・挿入の実際や挿入後の管理, 抜去の時期などのほか、陽圧換気中に抜去可能なのかについて(少ないですが)PubMedで見つけた文献2点を参考に考察しています。
それ以外にも関連する事項を、教科書等を参考にまとめてありますので是非ご参考にして下さい。

おわりに

以上が今回の『気胸』編のスライド紹介でした。
気胸の問診・検査・診断・治療という一連の診療プロセスに関して、スライドをご投稿してくださった先生方、誠にありがとうございます。
Antaa Slideでは、他にも呼吸器疾患のスライドが沢山投稿されています。よろしければこちらもご覧ください。