飛ぶ鳥後を濁さず

こんにちは、南極に行きたいライアンです。

皆さんは学校の校長先生が話した内容、覚えていますか?
僕はぼちぼちです (笑)

ただ、それでもよく覚えている中学時代の校長先生の話があります。それは、来校されたある保護者の方がキレイにスリッパをそろえて帰宅されたことへを朝会で話したことです。

別にその保護者が僕の母親であるとか、そういうことではもちろんないです (笑)

その時に先生が述べたことわざ「飛ぶ鳥跡を濁さず」この在り方がすごくきれいなものに聞こえたためです。

飛ぶ鳥跡を濁さずとは、立ち去る者は、自分のいた場所を汚れたままにせず、きれいにしてから行くものだといういましめ。また、引き際はきれいであるべきということ。(故事ことわざ辞典より)


なんでこんな話をしたのか。それは、僕が研究室でご迷惑をかけてしまったからです。

今日は研究で使うサンプル採取の練習をしていたのですが、その練習とにかくサンプリングする植物を育てていた土が飛び散るんです。

それを片付けたつもりが、どうやら残っていたらしく電車に乗った後slackで技官さんから「ライアン君、今日君が使ったテーブルの上と床の上に土が残っていたよ」という連絡が飛んできました。

もし、帰宅時それに気づいていなかったらまだよかったのかもしれません。ただ実は、床の上の土に気付いた僕は”まぁいいか”と思ってみなかったふりをしていたのです。

大変申し訳ないきもちで一杯です。


僕が活きたいと思っている南極昭和基地は閉鎖空間。内部での人間関係が非常に重要だということは簡単に想像がつきます。

そんな場所でも生活できるように。当たり前のことを当たり前にできる大人になりたいです。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。