博士に進む人の共通点「研究が面白い」

こんばんは、南極観測隊員志望のライアンです。

今日は所属している研究室の学部3年生歓迎会飲み会があったので、これを幸いにと思い普段中々話す機会を持てないポスドクさん(博士号取得者)2人に話を聞いてみました。

聞いたのは、
・研究者(博士課程)進学を目指したキッカケは?
これです。

結論から言えば、お二人とも「研究が好きだから」という要素が必ず入っていました。

一人は「遺伝学になんとなく興味があった、父親も研究者だったから漠然と研究者を考えていた。でも一番は研究が面白かった。博士課程なんて、研究の面白さに気づいた人が後先考えずに入るところなんですよ。研究以外にモチベーションがある状態で総研大に入るのはオススメしないなぁ。他の道もあるでしょう。」

もう一人は「もともと昆虫学に興味があったけれど、学生の時に今の分野が盛り上がってきたから波に乗った。そのあとはなんとなく、当時の時流が大学院進学を奨励していて、院に入った後は博士が花形という感じだった。ポスドクなんていうのも当時は一般的な問題ではなかった(今は、ポスドクが非常勤契約しかないということで方々で話題となっています)。何より研究が面白かった。」

お二人とも貴重なお話ありがとうございます。

やっぱり(僕がぼんやりと考えている)博士課程に進学するなんて言うことはやっぱりマスから外れた道なんだよなぁ。ということを改めて感じましたね。

正直自分は研究について、そこまで頭のねじ一つ外れた風に考えることはできていないです。

ただ、最近少し行けるかも?自分これ好きかも?という分野に出会いました。

それは、一言で言えば第一文明の研究です。
第一文明っていうのは、今僕らが生きている文明の前に滅亡した高度な文明のことを指しています。

そこに興味をもったキッカケは、少し古い本ですがグラハムハンコックさんの「神々の指紋」を読んだことです。

上下2冊なのですが、その下巻でその文明は今の南極にあったのではないか。

なんていう記述がありました。もともと第一文明の存在なんてことには興味があったので、これは突破口になるのではないかと思いました。

次のアクションとして、上記の本が20年近く前の物なので最新の情報を知るために、そこに関わる論文を探してみようかなと思うのです。

今日インタビューしたポスドクさんの一人目曰く、「論文はその人の考え方が見えてくるから面白い。自分も学生時代に天才的な論文と出会ったことで、その人の頭の中を知りたいと思ったことは博士進学のモチベーションの一部だった」とのこと。

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