「日本で初めて深海に潜った大学生」に進路相談してきました

こんにちは、南極に行きたいけれどまだまだ悩みのあるライアンです。

先日twitterを眺めているときに、高校時代の尊敬する先輩のこんなツイートが流れてきました。

びっくりしました (笑)

高校時代から周囲から頭一つ抜けた先輩だったので、いつかはすごいことをするはずって思っていましたが、正直予想よりもすごいことでした。。。

ただ、春先に高校の部活メンバーでお花見をした時に先輩が大学卒業後は一般企業に就職をするっていう話を聞いていたので、なぜこのタイミングで深海に潜ることにしたのか、それを伺うことで自分の南極に行った後どうするか問題に一区切りつけられるのではないかと思い連絡をしてみました。

そしたら、約1週間後(今から見ると先日)に会っていただけることになりました!

伺ったのは

・深海でどんなことをしたのか

・なぜ就職直前の今深海に潜ったのか

・僕へのアドバイス

などです。

深海でどんなことをしたのか

聞いていてすごく面白かったのですが、今回は割愛させていただきます。

気になる方は是非、先輩のtwitterをご覧ください!

なぜ就職直前の今深海に潜ったのか

今まで知らなかったのですが、先輩は小学生のころから海や極限環境にいる微生物の研究者になりたかったそうです。

それに従って、進路をドンドン選んで今では東大にまでたどり着いているとのことです。

そして、高校で発揮されていたすごすぎる麹菌の研究成果たちも、海の微生物の研究をする基礎力をつけるために行っていたとのこと(もちろん、麹菌自体も好きとのことです!)。

とにかく先輩の興味の中心は「海の微生物」だったとのこと。

そして、就職自体も研究者を本当に目指す前に「社会を広く知る、(研究でも大切な)伝える力を磨く」ためであるとのことです。

高校時代のつながりから聞いたという大学生が深海に潜るプロジェクトも当初はB3までが対象なところ、直談判メールと熱意の結果で正式に参加がきまったとのことです。

僕へのアドバイス

「南極に行く理由を論理的に説明できないと、周りの人を説得できないよ」

「南極行きを手段としたほうが踏ん張りがきくんじゃないかな」

などのアドバイスをいただきました。

僕が南極に行った後・・・

正直なところ、今の自分は先輩のような人生を貫くほどの純粋な興味から南極を目指しているわけではないです。

人生や就活に悩んでいるときに、天啓のように舞い降りた「南極に行く」という目標を何とか手段にしようと悪戦苦闘しているところです。

悪戦苦闘はしているのですが、「南極に行きたい」「南極にいく目的を見つけたい」と思って行動しているおかげで、今までなんとなく生きていた時以上の刺激を受けることができるようになりました。もしかしたら、それが僕が南極行きを目指した理由なのかも・・・?

暫くは、この「南極に行きたい」という内なる声に従ってみようと思います。この内なる声については、僕が尊敬する別の大人の方から紹介していただいた↓の本で学んだ考えです。

ただ、同時に「南極にいく目的」も少し光明も見え始めているので今一度深堀していきたいと思います。


頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。