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第七回:アンティークコインの奇跡の特性、新紙幣刷新編!? ~「預金封鎖」の可能性も視野に入れた本当の資産防衛術~アンティークコインの活用法

今月のご紹介コイン

【ジョージ6世】

ジョージ6世は去年崩御されたエリザベス2世の父である。
また、ジョージ6世は父ジョージ5世の次男で、1936年に兄エドワード8世(シンプソン夫人との王冠を賭けた恋)退位の後を受け王位に即位致しました。イギリスならびに海外自治領の国王、また、最後のインド皇帝にして、最初のイギリス連邦元首でございます。兄エドワード8世のシンプソン夫人との結婚による退位により、イギリス王室の国民からの信頼が極めて低い時に王位に就かなければいけなかったが、真面目さと責任感でその治世を全うし王室の信頼を取り戻しました。もともとジョージ6世は吃音があり、スピーチが得意ではなかったが、努力によって吃音を克服し、ラジオでのスピーチで第二次世界大戦中のナチスドイツとの闘いにおいて国民を鼓舞し、勝利に導きました。この話は「英国王のスピーチ」という映画になっております。
Great Britain 1937 George VI (1936-1952)

【2024年新紙幣発行の考察】

2024年度上期を目処に一万円札は渋沢栄一、五千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎に変更され、日本の紙幣の顔が大きく変わります。紙幣刷新の目的とはなにか、どのような特徴があるのかみていきましょう。
1. 新紙幣に切り替えるのは法定通貨として信頼性を保つために、偽造されにくい紙幣や硬貨にすることが目的とされています。
2. 金融機関でまとまった金額を交換すると記録が残り、財産を把握されると考えられます。つまり、紙幣切り替えによってタンス預金があぶり出されるというわけです
タンス預金の残高は、日銀の「資金循環統計」2022年末のデータによると109兆7227億円と増加しています。
新紙幣発行が直接預金封鎖につながるとは考えにくいですが、日本の財政は深刻な状況といえます。通常の方法で正常化を目指すことは、ほぼ不可能でしょう。
結論を申しますと、新紙幣発行の目的はタンス預金をあぶり出し国家財政改善の財源にする事ではないでしょうか。
私たち国民は日本の置かれている状況を理解し、ハイパーインフレや預金封鎖に備えてリスクヘッジを行っていかなくてはなりません。財産はなるべく複数の資産に分散して持つことだと思います。これが、唯一にして最高の資産防衛術なのです。
アンティークコインはインフレヘッジ、収益性、匿名性を兼ね備えた、高尚な趣味のアイテムです。是非、資産防衛のポートフォリオとしてお持ちになられたら、人生が豊かになると思います。
最後にアンティークコインの取引で一番注意しなくてはいけないことは、どこから買うか!誰から買うか!です。
本当に信頼出来る会社は高いビジネス倫理、利他の精神、厳格な紳士道精神に基づいて取引を行います。
IAPN(国際鑑定士協会)の会社、鑑定士と取引をいたしましょう。


     アンティークコイン倶楽部 荒巻秀一

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