10月11日チーム8茨城県レポ(色々)
「いずれ菖蒲か杜若」
《読み方》
いずれあやめかかきつばた
《意味》
どちらも優れていて選び迷うこと
《使い方》
いずれ菖蒲か杜若、きれいな三姉妹ですね
「いずれ中島らもか赤塚不二夫」
《読み方》
いずれなかじまらもかあかつかふじお
《意味》
どちらも優れていて選び迷うこと
《使い方》
いずれ中島らもか赤塚不二夫、素敵なアル中ですね
いずれ中島らもか赤塚不二夫か、アンチッチでございます。
濵咲友菜ちゃんのあん誰に入れないこと2回。それは私のメンタルをずたずたに切り裂く事態を引き起こしまして、これが俗にいう桜井亜美の小説に出てくるようなリストカット女のメンヘラに陥りまして、しかして自傷する道具も度胸もなく、木村政彦のごとくドスの剣先を腹に突き立てる度胸もなく、手っ取り早い自傷行為としてウイスキーの小瓶からウイスキーの原液を一気に口内へ流し込み胃の腑とメンタルを麻痺させるようなことを、抽選に外れる度にしておりました。
濵咲友菜ちゃんに会えなかった悲しみを癒やすのは強烈なアルコールのみ。
あん誰の濵咲友菜ちゃんは可愛さに加えて面白さも発揮されるので、濱ちゃんが好き過ぎる病の私にとって、半径10メートル以内に濵咲友菜ちゃんがいるのに見れないのは地獄。生き地獄。
そんな生き地獄の次の日の話、10月11日の茨城県は水戸市、ケーズデンキスタジアムのレポを以下に記す。
前日飲み過ぎた私は当然に始発の時間に起きることは敵わずに、7時過ぎに起きてつくばエクスプレスなるめちゃくちゃ早い、茨城のヤンキーの単車のごとく法定速度をふっ飛ばす夢の特急、つくばエクスプレスに乗ってなんか学園都市の手前の駅に。
そこで増田さん、中川さんと待ち合わせして、お車に乗せていただき一路水戸へ。
1時間ちょっとで到着。9時半くらいにはスタジアム前に着いた。
夏から8ヲタになった古参が数人に知り合いの8ヲタが5~8人くらい。
全体では30人位並んでいた。その後並んでくる人は大体が水戸ホーリーホックヲタ(ヲタじゃねーよ、サポーターって呼べという意見はガン無視、うるせー)で8ヲタは当たり前だが少数。実は列の先頭は水戸ホーリーホックヲタだったようだ。
当初我々は徹夜して先頭をとろうなんて考えを微塵には持っていたのだが、危なかった。9時半でも早すぎたよ。
駅からだいぶ離れたスタジアムながらコンビニが近くにあるロケーション。さっそく第三のビールを贖う。
するとスタジアム内から『47の素敵な街へ』が聞こえてきた。早朝リハだ。
見えるところに移動する。遠い。それはスタジアムの外から見ているからではなくて、明らかに客席から演じる場所が遠いという。
まあ。これに関してはさすがに想定内で、サッカーやる日にステージを組むはずないのは承知しておりましたので致し方無いと。
しかし、グランドじゃなくてもう少し客席に近いところで歌うことを期待していたのだががっつり遠い場所で歌うことがリハの段階で確定。
リハは1時間以上やっていたのではないだろうか?『会いたかった』ではグランドいっぱいにメンバーが広がって手を振ったりする。その際に世界のはませりこと濵咲友菜ちゃんと永野芹佳ちゃんの二人が一緒に我々が見ている方向に走ってきたのだが、その際うみがめ君が私をリフトしてきたのではませりに猛アピール。濵ちゃんがクルッと向きを変えて去っていたのは、さすがおれ、と自画自賛したくなった。濵ちゃん干さないでー。
開場時間近くになるとかなりの数の水戸ホーリーホックヲタが集結していて(それでも少ない方らしいのだが、私はJリーグ初体験なもので)、確かにチーム8だけ見るためにサッカーチケット購入して朝から並ぶのなんてサッカー好きに比べたらマイノリティにもほどがあるってなものですよね。
先頭から30人目か40人目くらいで入場。一応プチダッシュ。水戸ホーリーホックヲタはほとんどがメインサイドの席の人たちばかりで、メイン中央、一番高い席はアイドルを真ん中で見たいと思う人、すなわちヲタばかりであったのです。
最前はチーム8目当てのヲタで埋まった。ところどころにサッカーヲタはいるが、メイン中央に関しては我々8ヲタが主流。水戸ホーリーホックヲタのほうがマイノリティという塩梅だった。
まあそれも試合開始時間までまだまだだった時間だったので、レスが欲しいと思ってサッカーを観ているサポーターはいないでしょうから、よほどの「熱狂的」が冠につく水戸ホーリーホックヲタだけがいた13時位。
席をぽ守して場内をウロウロしていると朝オタを見ていた人に話しかけていただく。あの日中野郁海についてのメールを送った人だった。朝オタ効果は絶大。久々に気合の入るメディアでごわす。
そんなこんなでOvertureが流れてからメンバーがピッチに散らばる。
1曲目は『会いたかった』であったがまあこれがサッカー場を広くつかいながら全体に散らばって、4人はボール蹴ってシュート決めたりする使用でございまして、えー、まあ、
「遠い~」
と同時に、チーム8のメンバーなら全員瞬時に判別できると思っていた私は冷水ぶっかけられるがごとく、身長と髪型で濵咲友菜ちゃんとかはわかっても今ボールを蹴っている人が誰なのかわからない場面多発でございました。
https://www.youtube.com/watch?v=4zFOWvZa6K4
遠い。
まあしかししかたなし。想定内である以上想定したように応援するしかない。
そして一人メンバーがはけていく。沖縄県の宮里莉羅ちゃんだった。らんりーは出演予定ではなかったのに。
そういえばリハーサルに、離れたところで踊っている謎のパーカー少女がいたことを思い出す。まだ踊れないメンバーか?誰か?1.5期生の服部有菜ちゃんがまだ踊れていないとかか?いやそんなことはないし。
今にして思えば沖縄に台風が直撃するからその前に飛んできていたらんりーだったのだ。
17人の『会いたかった』とはなんという贅沢、と思いた方が宮里莉羅ちゃんに気づけなかった己の能力の低さに若干の萎え。
そんなこんなで自己紹介MC。私はここにかけていた。前日あん誰に入れなかったことによって溜まっていた「どこどこ?」欲を、遠距離とはいえここで濵咲友菜ちゃんにぶつけなければいけない。そうでないとまたアルコールが火を噴くならぬアルコールを吹くしかなくなる。
「声のするほう注目してください。私のこと見えてますか?」に対して客席の後ろのほうを見ながら「どこどこー?」をして「ここやでー」に対して「嘘?そんなとこにいたの?」というのをサイレンスで、パントマイム風に表現する私。サッカー場ですることじゃない。
これをやるためだけに、「どこどこー?」をやるためだけに茨城の水戸までに、地平線の向こうまでの長旅に出たわけでして。
この私の「どこどこー?」をめっちゃ笑ってくれたのが群馬県清水麻璃亜ちゃんと山梨県左伴彩佳ちゃん。あと京都府太田奈緒ちゃんと奈良県大西桃香ちゃんが笑ってくれていた。きっと濵ちゃんは苦笑っていただろう。
この清水麻璃亜ちゃん左伴彩佳ちゃん爆笑シーンはこの動画を見ていただければ。
http://youtu.be/iPTdd6GkniQ?t=13m12s
芸人活動しないほうが人を笑わせているような気がする昨今、チーム8を知ってからのほうが充実しだした昨今。あぁ無情、そしてあぁ矛盾。
土日にお笑いライブ無視して全国飛び回ると、逆にフォロワーが増えて、メンバー笑ってくれて、JKに写真をお願いされるという。世の中は矛盾で満ちている。
距離があるのでそこまでレスとかの楽しみはなかったが、いつもどおりの「ファイボーワイパー」って感じで盛り上がる。チーム8応援必須グッズうちわを振りながら、永野芹佳
ちゃんなんかにも反応してもらう。楽しかった。
試合前のライブは終わり、後はハーフタイムまですることがなくなる。試合開始まで会場周りをウロウロ。
そんなスタジアムの外でサプライズが。
出店ゾーンからいつもチーム8にいるスタッフさんが歩いてきた。
「あ、チーム8のスタッフさんかー」
と思って歩いていると。ん?んん?
めっちゃ地味なねずみ色のパーカーに見を包んでいるその二人はまさか!?
「りんりんー?」「あー、あー。ありがとー」
「らんりー、びっくりー」「はいー」
みたいな。
茨城県岡部麟ちゃんと沖縄県宮里莉羅ちゃんがスタッフと一緒に飯を買いに出てきたのだ。
スタッフ2人、メンバー2人。ついこの間までメンバーの周りは大量の警備員がいた、そんな事件後のAKBの状態を嘲笑うかのごとく堂々とした振る舞い。
たしかに、あのりんりんとらんりーは地味すぎて見逃す公算は高い。あれは汚れてもいいレッスン着というカモフラージュだったのか?
事実3人しか、そこにいる女の子が「AKB」と気づいていなかった。
がっつくことはなく手だけ振って見送る。近くにいたヲタと「ラッキー」とハイタッチ。
ライブが遠かった分この近接サプライズは非常に嬉しかった。しかもらんりーは馬鹿かわいいからなー。なんといっても台風がなければいるはずのなかったらんりーなので、台風ってのも百害あって一利ありくらいの効能を私に対しては発揮していた。
りんりんとらんりーという、パンダの名前か、もしくはアンパンマンのエンディング曲くらい「ら」と「り」多発のコンビをお見えになるのは相当に意味レア。見逃したヲタたちはみな一様に悔しがっていた。
そして万が一また他のメンバーが買い物に来るんじゃないかと被害妄想が心に暗雲を立ち込めさせてしまった私と増田くんと中川くんはキックオフ後もスタジアムの外に居続けたのです。
お前らサッカー場に何しに来たんだ?と言われば「りんりんとらんりー!」と幼稚園児みたいにはしゃぐことだろう。
ただ、当然もう出てくることはなく、20分位試合が経過したスタジアムに戻る。チーム8を招いた甲斐があったか?なんと水戸ホーリーホックは富山にボコボコにされていた。あーあ。あーあ……。
そんな惨状ヲタには関係なし。
ハーフタームになり、ヲタ全員着席待機。スタンドマイクのセットが始まる。するとそこにパーカー姿でクビからスタッフ証を下げたらんりーがいるではないか。センターにスタンドマイクを置いてヲタに手を振って去っていった。
12人目の選手はサポーターかもしれないがこの日の17人目のメンバーは宮里莉羅ちゃんや!
『ヘビーローテーション』1曲だけ披露してダッシュで去っていくチーム8メンバー。これでこの日の8イベは全て終了。
https://www.youtube.com/watch?v=nFfkR6Mi2Rg
普段の無銭のチーム8イベに比べれば遠かったり入場料がかかったりと、ベスト現場には程遠かったが、とにもかくにも「どこどこー?」をやって遊べたので実質勝利。楽しかった。あとはこのままサッカーを見続ければ。
などとはならない。なぜならチーム8には出待ちという一発逆転のシステムがあるのです。
水戸ホーリーホックヲタには申し訳ないが、荷物残してまたすぐスタジアムの外に。
観光バスが止まっていたのでその近くでヲタ10人?くらいと迷惑にならない程度に待つことに。
次の日に名古屋の公演に出るメンバーも多いからすぐに出ると思っていたらなかなか出てこない。
すると栃木県の本田仁美ちゃんママが遠くにいた。そして隣に白い服を着た女の子が歩いているのが見えた。その女の子は遠距離にもかかわらずオーラを出していた。そのオーラの種類は「フレッシュ」という、神に選ばれしアイドルのみが醸し出すことができるオーラ。
「ま、まさかあれはひぃちゃん!?」
慌てて早歩きで歩くとそこには至福の本田仁美と本田仁美ママとその親戚みたいな人とお兄ちゃん?かなにかの本田一族だったのだ。
そう、次の日公演がなくてしかも親が迎えに来れるメンバーはその場で返していたのだ。
お母さんと一緒に歩いているひぃちゃん。その可愛さに震えた。あまりにもかわいすぎて震えた。私服姿が可愛すぎたのだ。これが私服?こんな私服?
え?ということは、君は、ひぃちゃん、君はこんな格好で宇都宮だったり日光だったり中禅寺湖の湖底を歩いているというのかい?
「馬鹿な!ありえない!」
チーム8栃木県本田仁美。栃木県を代表する少女なのだが、よくよく考えたらありえない。あんな可愛い子が宇都宮出歩いていたら、それが、その出歩くという行為自体が社会面の一面を飾れるほどの事件だ。
衣装とはまた明らかに違う種類の可愛いお化けと化した本田仁美ちゃんに至近距離で手を振っていただき「ありがとう」なんて言っていただければそれだけでもう昇天ものです。
ひぃちゃん推しもいたので「お誕生日おめでとう」をみんなで伝えて、家族は駐車場の方にみんなで歩いて行った。
「来てよかったー」と周りのヲタとはしゃいでいるとバスのほうにわずかに動きが?
エンジンもかかってこれはもうメンバーが出てくるだろうと、ヲタと身を寄せ合い待った。
事件はまだ終わらなかった。
はるか駐車場からスタジアム側の我々のところにダッシュしてくる2つの白い影。
それは本田仁美ちゃんと本田仁美ちゃんママ。
肩で息をしながら、我々ヲタの巣窟に戻ってきたのだ。もしや先ほどここで何か落としたのか?忘れ物が実はこのへんに落ちているのか?
理由の分からぬ、ひぃちゃんのダッシュ行為に誰かが「どうしたの?」と聞いた。
「奈緒ちゃんに手を振りたいの!」
事件だ。
ピュア事件だ。
これは戦後最大のピュア関連事件だ!
メンバーがメンバーに手を振るためにダッシュで出待ちゾーンに来る。その心根、性根、それはもう完膚なきまでに「ピュア」であることに疑いはないだろう。
というか。
「(何を馬鹿な!)」「(さっきまで一緒にいたメンバーじゃん、意味無いじゃん)」と心が小渕優子の帳簿くらい汚い私は一瞬こんなことを思ってしまった。そしてそれこそが汚い証拠でその対にいるのが日光東照宮大天使本田仁美様なのだろう。
(太田)奈緒ちゃんに手を振るために走ってくる。ヲタと一緒に手を振る。こんなAKB俺は初めてだ!最高だ!本物のピュアだ!
しかし、なかなかメンバーが出てこなかったので結局ひぃちゃんと一緒に手を振ることは敵わなかったが、あの行為には心底感動したし洗われた。心のヘドロがこそぎ落ちた。
やがてメンバーが観光バスに乗り込み出発。その際もちろんちゃんとカーテンを開けてくれて手を振ってくれるメンバーたち。大阪府永野芹佳ちゃんと滋賀県濵咲友菜ちゃんははませりだからちゃんと隣に座っていた。そして2人ともめっちゃ手を振ってくれた。
濱ちゃんに干されなかった!やったー。
最高の形でこの日のチーム8のフィニッシュを、ゴールを決めることができたのだ。はませりを至近距離で見て、めっちゃレスをもらう。あぁこれこそ濵咲友菜ヲタ兼世界のはませりヲタの私にとってのハットトリック。
終わりよければ全て良し、よし帰ろう、と3人でスタジアムに荷持を取りに歩いて行った。
事件はまだ終わらなかった。
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