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2020/02/16 ルヴァンカップ第1節vs名古屋グランパス戦 松村優太選手について

 2020/02/16 ルヴァンカップ第1節vs名古屋グランパス戦を観戦しにパロマ瑞穂スタジアムへ行ってきました。試合開始前に小雨が降っていましたが、前半開始時には気にならないほどの雨量になっていました。ピッチは雨で濡れていて滑りやすい状態であったと思います。

 前半43分、マテウス選手のフリーキックで名古屋グランパスが先制します。後半になっても同点弾を決めきれないアントラーズは66分にアラーノとの交代で荒木 遼太郎、73分にはエヴェラウドとの交代で上田 綺世、81分には土居聖真との交代で松村 優太を投入します。

 続々と若手選手が投入され今期のアントラーズが変わっていく様子が見ていて伺えますが、90分に想像もしていないことが起こりました。ペナルティーエリア内でボールを持ちドリブルを仕掛けた松村 優太は名古屋グランパスGKランゲラックにボールをキャッチされてしまいますが、その後足裏を見せてスライディングをした形になってしまいました。現地のゴール裏で見ている限りでは何が起こったか、はっきりとわかりませんでしたが松村 優太のプレーに対して名古屋の選手が怒っていることはすぐにわかりました。その後主審の中村太はレッドカードを提示します。なぜレッドカードなのかよくわかりませんでしたがプレーを振り返ってみると故意か故意でないかに関係なく足裏を見せてスライディングをスライディングをしていたことは確かです。前述したように雨が降っていたためピッチは滑りやすい状態であったでしょう。しかし事実として相手選手に危険なプレーをしてしまったこと、レッドカードに値する行為であったということに変わりはないでしょう。主審の中村太も心情的にはレッドカードを出しにくいということもあったかもしれませんが、規則に則って判定を下しました。これに関して意義はありません。プロ初の試合でこのような結果になってしまったことは非常に残念ではありますが本人にとっては大きな経験になったのではないでしょうか。勇気のある選手でなければあの場面で得点を狙ってドリブルを仕掛け、プレーすることはできないと私は思います。

 2020/02/16 23時時点でYahoo!JAPANのスポーツ欄には「鹿島MF デビュー9分で退場」という見出しで記事が掲載されております。noteの最後にURLを掲載しますのでお時間のある方はぜひご覧ください。彼のプレーの本意はわかりませんが故意ではなかったと私は思いたいです。アントラーズのスカウトはプレーだけでなく人間性なども含め評価しているため、アントラーズの一員、一人の社会人として信頼できる人と判断したと考えていいでしょう。そして驚いたことに松村選手本人のtwitterアカウントにてこの件に関する声明が発表されていました。この文を読めば本人はプレー後にどのように思っているかわかることかと思います。自分の過ちを認め、公の場で謝罪することは簡単なことではありません。当たり前のことを当たり前にできない人が多い中で、すぐにこの文章を発表した松村選手は人間的にも成熟した人であるように思います。すでにプロデビューを果たしましたが、今年の1月には高校サッカー選手権大会に出場していた高校生です。高校生でもある彼がしっかりと気持ちを伝えられることを目にすると今後が楽しみになります。今回のプレーは今後彼がプロ生活を続けて行く中で一生忘れることのないものになると思います。この気持ちを忘れずに練習に取り組み、アントラーズを牽引する選手になってほしいと願います。

 最後にはなりますがこのnoteを見られた名古屋グランパスのファン・サポーターの方で気分を害してしまった方がいましたら申し訳ありません。この内容は鹿島アントラーズサポーターの総意ではなく、一サポーターの意見として考えていただけたらと思います。プレーとしては許されたものではなく、レッドカードが妥当だと私は思います。今後の彼への期待を込めてこの件を捉え、活躍に注目していただければ幸いです。上から目線になってしまい申し訳ありませんが、私の感想としてここに記します。参考にしたものを下記に掲示しておきます。最後まで閲覧くださりありがとうございました。   勝ちたかったなぁ。

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選手、審判の敬称は省略させていただきました。

参考

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-43478237-gekisaka-socc

(2020/02/1623時37分アクセス)

(2020/02/16 23時42分アクセス)


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