執筆：タケゴラ
サムネイル：AKIRA

Match Data

鹿島アントラーズ

6位(16勝5分10敗52得点32失点)

直近の戦績
・9/5 ルヴァン 名古屋戦(H) ●0-2
・9/11 リーグ 福岡戦(H) ●0-3
・9/18 リーグ G大阪戦(H) ○3-1
・9/22 リーグ 川崎F戦(H) ●1-2
・9/26 リーグ C大阪戦(A) ○2-1

主な欠場者
山田大樹、ブエノ、犬飼智也

セレッソ大阪戦のハイライト動画

横浜FC

20位(4勝7分19敗23得点65失点)

直近の戦績
・8/25 リーグ G大阪戦(H) ○3-1
・8/29 リーグ 柏戦(A) ●1-2
・9/11 リーグ 浦和戦(H) ●0-2
・9/18 リーグ FC東京戦(A) ●0-4
・9/25 リーグ 横浜FM戦(H) △2-2

主な欠場者
マギーニョ、齋藤功佑

横浜F・マリノス戦のハイライト動画

前節の両チームスタメン

今季対戦時のハイライト動画

Point1 ホーム3連勝を目指して

鹿島の横浜FC戦戦績

2007年 第6節 ○1-0(A)
2007年 第22節 ○2-1(H)
2020年 第11節 ●0-1(A)
2020年 第21節 ○3-2(H)
2021年 第12節 ○3-0(A)

鹿島が今節ホームに迎え撃つのは、横浜FC。横浜FCとはこれが6度目の対戦となるが、ここまでは4勝1敗と勝ち越しており、ホームでは2連勝で負け知らずだ。

昨季のホームゲームでは連敗中の苦しい状況で迎えた中で、序盤に2失点を喫してしまう。だが、後半に入って反撃開始。エヴェラウドのゴールで追い上げると、終盤にはオウンゴールで追いつく。そして、後半アディショナルタイムにセットプレーから小泉慶が逆転ゴールを奪い、見事勝利に結びつけた。

今節も勝利で、ホーム3連勝といきたいところだ。

Point2 取りこぼしは厳禁

今季の鹿島の下位相手の対戦成績
※リーグ戦のみ

13位 G大阪 ○3-1(H)/○1-0(A)
14位 柏 ○2-1(H)/●1-2(A)
15位 清水 ●1-3(H)/○4-0(A)
16位 湘南 ○3-1(H)/○2-1(A)
17位 徳島 ○3-0(H)/○1-0(A)
18位 仙台 △1-1(H)
19位 大分 △0-0(A)
20位 横浜FC ○3-0(A)

今節迎え撃つ横浜FCは開幕からここまで最下位に低迷しており、今は残留争いの真っ只中にいる。

上位争いに加わりたいなら、こうした相手から勝点3を確実に掴み取っていかなければならないのは鉄則だが、今季鹿島はここまで残留争いに巻き込まれている下位8チームに対し、ここまで9勝2分2敗。これは決して悪い数字ではないが、2分2敗ということは勝点10を落としてしまっているということにもなる。ここから下位チームとの対戦は今節を含めて3試合残っているが、今後の上位戦線を考えると、もうこれ以上勝点を落としている余裕はない。この3つはしっかりと3ポイントを掴み取らなければならない。

今節をその第一歩としたい。

Point3 20年ぶりの周年試合勝利へ

鹿島の周年試合の戦績
※リーグ戦のみ、5年周期で10月1日に一番近い試合日で集計

5周年 1996年10月2日 京都戦(A) ●0-1
10周年 2001年9月29日 名古屋戦(H) ○4-2
15周年 2006年9月30日 C大阪戦(A) △2-2
20周年 2011年10月2日 柏戦(H) ●0-1
25周年 2016年10月1日 大宮戦(H) ●1-3

今節の試合日の前日である2021年10月1日は鹿島アントラーズの創立からちょうど30周年の記念の日。そのため、今節は30周年記念試合として行われる。

だがこの記念試合は、鹿島にとってあまりよろしくない戦績なのが現状だ。記念試合で最後に勝利したのは20年前にまで遡る。2016年の25周年記念試合は鹿嶋市の小中学校の全校応援もあったが、敗戦。チームはここから4連敗を喫し、大きく躓くきっかけとなってしまった。

30周年の記念すべき試合に泥を塗る訳にはいかない。今節、20年ぶりの記念試合勝利で、アニバーサリーに花を添えたいところだ。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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