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Llama 2(ラマツー)とは? - 新たなAIの可能性を解き放つ


はじめに

先日、Meta社が大規模言語モデル『Llama 2(ラマツー)』を発表しました。AI(人工知能)の進化は日進月歩で、その最前線に立つのが大規模言語モデルです。
Llama 2は、”無料” で利用でき、”商用利用も可能” 。
最大サイズの “700億パラメーターモデル” は、「ChatGPTに匹敵する」とも言われ、大きな注目を集めています。
今回は、Llama 2とはいったいどのようなものなのか。
その概要からその可能性まで詳しく解説します。

Llama 2(ラマツー)とは?

Llama 2は、Facebook・Instagramを運営するMeta社が開発した大規模言語モデル(LLM)です。その名前の由来は、「Large Language Model Meta AI」の頭文字を取ったもので、読み方は「ラマツー」となります。
このモデルは、自然言語処理や会話の生成、翻訳などのタスクに使用され、その性能は「ChatGPTに匹敵する」とも言われています。

Llama 2(ラマツー)は何ができる?

Llama 2は、大規模言語モデル(LLM)なので、ChatGPTにようなAIチャットボットや検索エンジン、文章作成・企画立案・戦略分析・翻訳など、多岐にわたる業務を支援します。
また、Meta社はMicrosoft社と提携し、Microsoftのクラウドサービス "Azure" を使って企業向けにLlama 2を提供するほか、将来的にはWindows上で動作するよう最適化しているとのこと。
さらに、米Qualcomm社との提携も発表され、2024年以降にSnapdragon搭載の端末でLlama 2を実行できるようにする計画も進行中です。

Llama 2(ラマツー)の使い方・商用利用する時のライセンスは?

Llama 2はオープンソースで、モデルデータは無料で公開されています。商用利用も可能で、Meta公式の専用フォームから利用申請をすることで使うことができます。(具体的にはMeta公式の専用フォームで、氏名・メールアドレス・国・所属を入力し、利用申請するのみ。)
ただし、月間アクティブユーザーが7億人以上の場合は、Metaから別途ライセンスを取得することが必要となります。

Llama 2(ラマツー)は日本語モデルもある?

現状、Llama 2が学習した言語データ分布を見ると、日本語比率は0.1%に留まるため、日本語は得意ではないという印象です。しかし、AIの進化は止まらないため、今後の日本語対応に期待しましょう。

まとめ

Llama 2は、その高性能と多様な活用可能性から、AIの新たな可能性を示しています。商用利用も可能で、Microsoft社やQualcomm社との提携により、さまざまなデバイスでの利用が期待されています。
日本語の対応はまだ十分とは言えませんが、その進化に期待が高まります。Llama 2の登場により、私たちの生活やビジネスはさらに便利で効率的になることでしょう。

みなさまの成功や幸せへのヒント・気づきになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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