イギリスの大学院で感じたこと

こんにちは。今日はイギリス、ロンドンの大学院において同級生たちのすごいなあ、と感じることを4つ書きたいと思います。

その1:周りの目を気にしていない、自立している

同級生がみんな、自己主張が強く、他人からどう思われる、とかいう感情に振り回されていないことがわかります。授業中、りんごをむしゃむしゃ食べるし、普通にご飯を食べている人もいれば、堂々と遅れてきていきなり発言をする人もいれば、トンチンカンな質問をする人もいる。かくいう私は、すごく静かに、ただただ座っているだけなんです。英語の壁もあるし、もしかしたら自分がわかっていないだけかもしれない、と、わからなくても手を上げて発言するようなことはない。そんな自分が恥ずかしいです。発音なんかめちゃくちゃでも、文法なんかめちゃくちゃでも、ことあるごとに発言をする中国人の同級生がいます。尊敬しています。

その2:自己主張が激しい

相手が先生だろうが、ゲストスピーカーのどこかの組織のお偉いさんだろうが、ぐいぐい質問したり、ぐいぐい意見を言う。生徒同士で議論をしていても、友達だろうがなんだろうが、違うと思ったらあっさり反論するし、自分の意見をとことん言う。下手な仲間意識がないと思います。日本では、もちろん全員とも言いませんが、大学時代はスモールグループディスカッションなんかは苦手かと思います。私も大嫌いでした。イギリスの大学院にきて、特に西洋出身の学生さんや、西洋文化で教育を受けたような学生さんは、ディスカッションがうまいな、と本当に感じます。まず、議題に対しての自分の意見の確立までが早い上に、自分の意見の発信の仕方や相手の意見を聞いた上での反論の仕方がうまいです。

その3:スイッチの切り替えがうまい

授業中、とことん意見を言って質問をして、熱心に参加している人が、急にfbをスクロールし始める。それでいてまたその後議論に参加して意見を言っていたりする。集中力はたしかにそんなに続かない。うまいこと生きているんだなあ、と思う。課題に関しても念入りに質問しているわりに、プライベートでもしっっっかりと遊んでいる。

その4:プレゼンがうまい

言語の違いもありますが、日本語は特にイントネーションに高低差がないので、英語もネイティブ同様にイントネーションをつけない限り、とても平凡な話し口調になってしまいます。また、西洋の文化は特に、ボディランゲージが豊富なので、その点もプレゼンに大きく響いていると思います。日本の教育では、発表という場面はあっても、プレゼン能力に寄与するような教育体制はなかったかな、と思います。また、大体的なプレゼンとまではいかなくとも、ちょっとした授業内でのグループディスカッションの結果をクラスに発表するような場面でも、なんてことなしにこなします。私は人前で発言するのがとても苦手なのです。すごいなあ。


もちろん、日本と西洋、とおおまかに言っても、個人差はありますし、営業をやっていたような日本人の学生さんはプレゼンがうまかったりします。

やはり、慣れというのは大きいと思います。慣れることで自信もつき、自己肯定感も増します。

英語も、プレゼンも、練習ですね。

読んでいただきありがとうございました。

あや



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