大学院留学先を選ぶプロセス

うわ〜修論が切羽詰まりすぎてて毎日書こうと思っていたのにすごくさぼってしまいました。こんにちは、あやです。

最近、高校の時の友達が、今まさに留学する大学院を探しているとのことで、お話したので、今日は大学院を決める上で考えたり、調べたりしたほうが良いと思うことを書こうと思います。

あの、余談ですが、ライターとかやったことなくて、ブログもやったことないし、口下手なので駄文すぎると思うんですけど、見切り発車でこのノートを初めてしまったので、大学院卒業して時間ができたらちゃんとライティングについて勉強しようと思っているのでお見苦しいかと思いますが、ご容赦ください。(笑)

ではさっそく。

まず、何よりも先に考えていただきたいのが、目的です。

なんで大学院へ進学したいのか?その目的の達成のために大学院進学は本当に必要なのか?

分野に関係なくお話すると散らかりそうなので、とりあえず私の公衆衛生学、を軸にして話していきたいと思います。

たとえば、公衆衛生学に対しては、主に医療関係者が、国際機関を将来的にキャリアとして目指しているパターンは多いかと思います。日本ではまだまだ公衆衛生がちゃんと評価される体勢ではないと個人的には思いますが、特に医療者にとっては、公衆衛生というのはとても大事で、個人の健康がメインに捉えられがちで忘れられがちですが、医療者の目指すところの1つなんですね。そういうのもあって、自己研鑽として学ぶ方もいらっしゃると思います。

で、キャリアとして考えている場合。

上であげたように、国際機関にいきたい、という人。

正直いって、公衆衛生学修士をとったところで、国際機関にはいけません。有利になることは間違いないですが、ただの第1歩にしかなりえません。

競争が激しいですし、それなりの覚悟が必要ですし、楽な道のりではありません。

国際機関じゃないとしても、何かの専門家になりたい場合。博士課程が必要になるでしょう。

コンサルとして働きたい場合。未経験者はあまり雇ってくれるところはないかもしれません。

まずは研究者として下積みして、どこかから声がかかって転職して、と紆余曲折あってみなさんキャリアを積まれているんですね。

明確な目的、キャリアパスがないと、厳しい世界だと思います。

目的もあるし、大学院進学は絶対必要だ、卒業したらこうするんだ!という強い意志がある方は、次にすすみましょう。あ、卒業したらこうする、っていうのはもちろん大学院に入って考え方が変わることだってありますよ。絶対それを貫け、なんて思いません。ただ、計画がおじゃんになるかもしれないリスクも頭に入れておきましょう。

次です。国内、海外、どっちにします?どこの国?

将来的に、世界を舞台に働きたいのであれば、少なくとも英語は必須です。国際協力においては、フランス語などもとても有利になります。

でも私がいいたいのは、中途半端な英語で大学院留学すると、学びの効率が大いに下がるということです。同じ内容をネイティブの日本語で学ぶのと、中途半端な英語で学ぶのでは、吸収率が全然違うのは明らかですよね。

ただ、勘違いしないでもらいたいのは、英語が中途半端なら国内にしとけ、といっているんではありません。

世界を舞台に働くのであれば、海外の大学院を出た、というだけで英語能力の保証にはなります。

つまり私が言いたいのは、できるだけ早く、本気で英語を始めましょう。わりと中途半端でも大学院には受かってしまいます。でもそれでネイティブと同レベルで勉強できるかと言われたら、私は絶対にありえないと思っています。

そして、海外にする場合、どの国にしましょう?

自分の学びたい分野が一般的に強い国にしましょう。公衆衛生学でいうと、学部自体がまずレベルが高い学問なので、どの大学においても公衆衛生学はある程度いいコースであると思います。

ただ、もし国際機関に行きたいのであれば、ある程度大学自体のレベルも考慮した方がいいでしょう。比較的無名の大学よりは、知名度の高いところのほうが絶対にいいです。知名度というのは一般的にでもありますが、その分野において、が大事です。よく調べましょう。

私の場合、アメリカとイギリスがどう考えてもやはり2トップだったので、その2つに絞りました。で、イギリスは履歴書と志望動機書みたいなものと英語のスキルの証明だけで出願できるんですが、アメリカだとなんか数学とかの基礎的なテストを受けなきゃいけないんですね。これがまたちゃんと勉強しないとできないようなやつで、私はできるだけ早く留学したかったので(年齢の問題(笑))、アメリカは切り捨てました。

アメリカとイギリスの場合、英語も全然違うので、将来アメリカで働きたいとか、イギリスのこの企業で働きたいとか、そういうのがあるならそこも考慮したほうがいいかもしれないですね。

次です。国がきまったら、その中で大学をピックアップしていきましょう。

難易度によって必要な英語力も変わってきます。でも、英語さえクリアすれば、出願ができると考えてください。オックスフォードやケンブリッジさえです。可能性があります。かといって、オックスフォードケンブリッジが優っている、というわけではないですよ。

大学を比較する上で必要なのが、どんな内容なのか。自分の学びたい分野とがっちり合っているのか。

同じ名前のコースでも、内容は全然ちがいます。

それに、クラスの大きさや、大学の教育方針も全然違います。

グループワークが多いのか、論文が多いのか、プレゼンが多いのか、講義が多いのか、ディスカッションが多いのか、選択科目が多いのか、どんな科目があるのか、とことん調べましょう。

もちろん、コースの金額、大学の立地、物価、雰囲気、天気、などなど、総合的に自分の優先順位を考えて判断しましょう。少なくとも1年は住むのでね。

私は夏が大好きで、寒いのが本当に嫌いなので、イギリスの中でもスコットランドの方は切り捨てました。スコットランドはなまりもあるしね。

そんな感じかしら。なにか忘れてそうだけど。

大学院留学をサポートする企業みたいなのもいっぱいあるし、サポート内容も金額もいろいろなので、そこもよく調べましょう。自分ひとりでやるのはちょっと難しいかもしれません。

それでは今日はここまで。質問も受け付けてますのでぜひー!

読んでいただきありがとうございました。

あや

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