安西洋之(ビジネスプランナー)

モバイルクルーズ株式会社/De-Tales ltd. ミラノと東京を拠点に活動。分野はデザインや異文化理解。ローカリゼーションマップ主宰。最新著書は『デザインの次に来るもの』、監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』。

アーティストとデザイナーの違いを考える

6回目のポッドキャストは、アーティストとデザイナーの違いについて話しました。

アートとデザインの2つを比較すると、アートの方が「大人の振る舞い」をしているとの印象をうけます。なにせ、歴史と伝統が違います。どうも、アーティストとデザイナーの間でも似たようなところがないだろうか、ということが話題の発端です。

アーティストは素を出すことが多い一方、デザイナーは用意した言葉で喋ることが少なくない。用意

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ファッションの審美性はどの程度に語るのが適当か?

5回目のポッドキャストです。

このポッドキャストは、シナリオを事前に決めて話すのではなく、ぼくと立命館大学経営学部の八重樫文さんが、その場であるテーマについて思いのままに話し始め、全体の筋が通っていなくても気にしない(!)、というポリシーです。

出発点のテーマは、ミラノ市内のカフェでワインを飲みながら雑談しているなかで、「これ、ちょっと記録にとっておきたい」と思ったところで決めます。よって2人

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「意味のイノベーション」を俯瞰的にみてみる。

自分で宣言しないと続かないかもしれないので、ここで書いておきます。Ezio Manziniの2冊の本を自ら翻訳することにしました。2冊とは、"Design, When Everybody Designs: An Introduction to Design for Social Innovation" と"The Politics of Everyday Life: Making Choices,

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欧州での「環境問題」の感覚

もうとっくの昔に、政党を右と左に分ける指標が消失していますが、それでも相変わらず、右と左という分け方が何やかんやと使われています。先日、行われた欧州議会選挙でも、やはり、左右という表現が使われています。

今回の選挙は、環境問題が大きな焦点となっていましたが、かつて環境問題は「左寄り」と言われました。しかし、今の特に若い人たちの関心のゆくえを見ていると、環境問題と政治的方向はあまり関係がないように

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審美性を議論する空間がない?

八重樫文さんとの3回目のポッドキャストをリリースしました。今回はいつもよりも周囲が音楽や話し声でやや騒がしいので、カフェの雰囲気がより伝わりやすいのでは(?!)。

前回、審美性と意味の関係がどうか?ということからスタートしてあらぬ方向に行きついたので、今回はデザインの議論のなかで、どうして審美性が外におかけることが多いのか、という点からはいっていきました。

よく「日本ではデザインを意匠とよび、

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