こんにちは、ミナトです。
突然ですが、先日SexyZoneのファンクラブに入会しました。

１０年以上加入しているロックバンドのファンクラブ
文化人のオンラインサロン（継続的に一定の額を払うという意味で、ここではファンクラブと同じ様な位置付けにしました）
今回のSexyZoneで３つのファンクラブを掛け持ちすることになりました。
できれば３つ目は避けたかった筈なのに、
そこまでに至った経緯と、SexyZoneのどこに惹かれたのか、
自分自身の備忘録としても綴りたいと思うので、
少し長くなりそうですが、では始めます。

２０１１

ジャニーズ事務所で新しい子がデビューするとなると、
メディアで取り上げられる機会が多いので、
皆さんも一度は目にするのではないでしょうか。

特に今よりテレビの存在感が大きかった９０年代に、
ハワイにて行われた嵐のデビュー会見の記憶はいまだに残っています。
その後、何度もテレビでリピートされているので、
記憶が補強さてれているとはいえ、彼らの姿はミレニアムイヤーの象徴的な出来事として、今もあの時代の空気感と共に記憶に残っています。

因みに嵐のデビューした１９９９年に放送していたドラマを調べたところ、
ケイゾク、氷の世界、リップスティック、抱きしめたい、サイコメトラーEIJIが放送されていた頃です。
全部見ていました。
テレビドラマでその時代の空気感を思い出せちゃうのが、
メディアの時代だったんだなと改めて思います。
事件でいうと光市母子殺害事件、桶川ストーカーあたりが記憶に残っています。

一方、SexyZoneのデビューは２０１１年。
東日本大震災という未曾有の災害があった年です。
日本のみならず世界が喪に服した年であったけれども、
彼らのデビューも御多分に漏れずメディアで取り上げられ、
嵐ほどではないものの朧げながら、
少年にも満たない子供がデビューした！という記憶があります。

特にセンターの佐藤勝利君の印象は強く、
幼いながらもキリリとした顔立ちと、
凛とした上品な佇まいはデビュー当時から正統派アイドルでした。

因みに２０１１年でいうと、
ドラマは『最上の名医』くらいしか見ていなかったです。
世間的には『家政婦のミタ』、『謎解きはディナーのあとで』が人気だった頃ですね。
東日本大震災があり、自分の大切にしたいものや人は永遠じゃないんだ、
何の準備もなく一瞬で奪われるんだと気付き、
自分の半径５メートル以内を大事にしていた頃だったので、
特にテレビをあまり見ていなかった時期でした。

２０１９

その後、自分の中でSexyZoneは歌番組やバラエティ番組でたま〜に見かけ、
成長を定期的に確認するジャニーズグループという位置付けになりました。

SexyZone以降は、A.B.C.−Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、SnowMan、なにわ男子とデビューが続きますが、
その期間にはSMAP解散、タッキー裏方専念、人気メンバーが脱退・退所、嵐活動休止、V6解散、ジャニーさんの訃報と
事務所の新陳代謝と一言では片付けられない出来事が沢山起こりました。


２０１９年、フジテレビ開局６０周年記念で単発ドラマ『砂の器』の製作が発表されました。

ファンの皆さんには怒られるかもしれませんが、
これは絶対書かないといけない事なので怒られるのを覚悟で書きます。

私は松本清張の作品が好きです。
松本清張をザックリと説明しますと、
のちに続く社会派推理小説と云われるジャンルの先駆け的な作家の一人で、
社会派ブームの火付け役でもあります。
代表作には、砂の器、ゼロの焦点、点と線、米倉涼子さんのドラマ化で有名な黒革の手帳、けものみち、わるいやつら
最近ですと、田村正和さんの追悼特番で疑惑の再放送がありました。

これらの作品は、一度や二度の映像化だけではなく、
時代ごとにキャストや解釈を変え、様々な局で何度も映像化さています。

テレビドラマ化された回数は、２０２０年現在、４７０回以上に及んでいる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 Wikipediaより引用

ちょっと想像を超え過ぎてます。
もはや、古典の域です。
流石に４７０回は見ていませんが、
小説等も合わせると同年代や少し上の世代よりも
触れている機会は多いと思います。

そんなに松本清張が好きであれば、
フジテレビ開局６０周年の『砂の器』は喜ばしく、
ここからSexyZoneにハマってもおかしくなかったのかもしれません。
ただ、松本清張が好きな故に当時の気持ちとしては、

「砂の器は中居ちゃんでしょ」

中島健人さんの『砂の器』から遡ること１５年の２００４年、
TBS系日曜劇場で中居正広さん主演の連続ドラマ『砂の器』が放送されました。

更に遡る事３年の２００１年、
同じくTBS系列の連続ドラマ『白い影』での中居さんの寡黙な演技がとても好きだったので、
『砂の器』の影のある無口な主人公”和賀英良”は、
私の中でピッタリなキャスティングでした。
また、主演の中居さんだけではなく、ラストサムライ直後の渡辺謙さんが刑事役で出演していたりと、全体的にとても重厚感のある作品に仕上がっていました。

中居さんの後に玉木宏さん主演の単発ドラマ『砂の器』もあるのですが、
似たような理由でこちらも見ていません。

中居さん以降の『砂の器』に拒絶反応を起こした理由は、主に３つあります。

１.中居さんの『砂の器』が好きすぎる
２.ハンセン病や村八分などの社会問題を題材にする『砂の器』は単発ドラマでは表現し切れないと思った
３.キャストが自分より年下すぎる

当時は和賀英良役が中島健人さんという認識はあまりなく、
最近になってこの２０１９年の『砂の器』が中島健人さんだったと知り、
一気に記憶が蘇ると共に、
中島さんごめんなさい！と懺悔の気持ちでいっぱいになりました。

この頃は、SxeyZoneというグループは知ってはいるけれども
真の意味での出会いはまだでした。

２０２０

誰を見ているという訳でもなく、自然と毎年自宅で見ているジャニーズカウントダウンコンサート。
通称カウコン。
これを見ると年が変わる実感が湧きます。
毎年見ているカウコンですが、２０２０→２０２１のカウコンで衝撃が走りました。

屋上でパフォーマンスをしてるSexyZoneの楽曲が良かった！
その中で一際笑顔でキラキラして歌って踊っている子がいました。
こんな子SexyZoneにいましたっけ！？と目が釘付けでした。
調べてみると復帰した松島聡くんでした。

活動休止していた事自体知らなかったのですが、
実は、復帰という言葉に並々ならぬ思いがあるので、
復帰という事だけでも価値あるグループだと、
この時初めてSexyZoneのグループ力に気付かされました。

冒頭で書いた様に、私はSexyZoneで３つ目のファンクラブに入会したのですが、
かれこれ１０年以上入っているのはバンドのファンクラブです。
１０代の頃から色々なバンドが好きでした。

基本的にバンドは脱退や解散が多く、
今までに何度もモヤっとした気分を味わってきました。

ボーカルがソロ活動してその後解散
方向性の違いでそれぞれ別の道を行く
売れなくなって消滅

現在ファンクラブに入っているバンドは、
幸い長く活動してくれているのでありがたいですが、
それでも色々な事がありました。

もともとバンドとしては人数の多いグループでした。
今でこそ性別、国籍、楽器、人数等自由なバンドが多いですが
当時、バンドとして売り出そうとする際には、
ある程度の基本形がありました。
それに沿っていなかったと判断され、人数を減らす事になりました。

サポートメンバーとして表には出ずに活動を共にし続け、
約１０年程が経過した頃に正式メンバーとして復帰を果たしました。

これまでに人数が減り、解散するパターンを何度も見てきたので、
戻る事が奇跡の様に感じられました。

本人の努力、残ったメンバーの思い、
戻すためには結果を残さなければならないというプレッシャーがある中で、
きちんと実行に移しただけではなく、
デビューしてからファンになった子の為に
ゆっくり時間をかけて土台を準備した姿に感動しました。

バンドメンバーと松島聡くんの休止の理由は全然違うし期間も違うけど、
私の中でオーバーラップしました。

この時に私は本当の意味でSexyZoneと出会いました。

２０２１

中居正広さんと安住紳一郎アナウンサーが司会をされている『音楽の日』という番組があります。
音楽の力で日本を元気にという願いのもとに
東日本大震災の年から毎年夏に放送されている音楽番組です。
毎年見ているわけでない『音楽の日』を何故か今年は録画をしました。

この番組にSexyZoneが出演していました。
ここでの中居さんとの会話でマリウスくんが活動休止している事に気付きました。
カウコンの時にマリウスくんはすでに活動休止しており、
マリウスくんの場所を空けて踊っていたらしいというのを後で調べました。

いくら松島聡くんの笑顔に釘付けだからと言って
見ていたのに一体何をどう見ていたのか自分が信じられません。
私はグループは５が一番収まりがいいと思っているので、
５に拘りたいのですが、松島くんの復帰という実績がありますし、
中居さんの「ゆっくりでも待ってていいんですよね？」との問いに
力強く「はい！」と返していた菊池風磨くんを見て
心配はいらないかなと思いました。

この番組では２曲を披露しました。
１曲目でカウコンの時の曲だ！とテンションが上がりますが、
テンションが上がってる割には曲名を分かっていないという状態でした。
今ならわかる。RUNです。
そして２曲目、カウコン以来の衝撃が走りました。

ナニコレめっちゃいい曲じゃん！！！！！

その後何度もリピートしました。
この時に佐藤勝利くんが大人になっているという事と
SexyZoneって歌上手！という事に気づきます。
今まで何度も歌声は聞いていたし、カウコンで佐藤勝利くんを見ていたのに、
何故ここでって感じですが、
おそらく楽曲と声がマッチしていて、輪をかけて歌の上手さと大人っぽさが際立ったのではないのかと思っています。
秦基博さん素敵な楽曲をありがとうございます。
そして、大人になったSexyZoneのメンバーありがとうございます。


ここからは転がるような感じなので時系列が曖昧です。

NOW

『夏のハイドレンジア』を何度もリピートする毎日の中、
中島健人くんが出演しているとは知っていたものの見ていなかった『彼女はキレイだった』の視聴を開始しました。
動画配信サービスに加入していて本当に良かった！

ラブコメは見ますが、ラブコメだからって無条件に見るタイプではないので、
好きな役者さんが出ていて録画もしているのに見ないこともありました。
しかし、かのキレは見事にハマりました。

ここで、初めてきちんと中島健人くんの演技を拝見し、
ピュアさ、不器用なところ、時に大胆に行動するところ、少しSっ気のあるところ、ユーモアもあるところ、全ての演技が素晴らしい！と感動しました。
何度泣かされたことか！

内容的にはさっきまで明るかったのに急に夜になってるなど、
少し気になる部分はありますが、そんなのは些細な事です。
そこはどうとでも理由をつけられます。

これからもどんどんドラマや映画に出演して欲しい役者さんだと思いました。


そんな感じでSexyZoneが出演する番組を検索する様になっていきます。
沼ってきた感じですね。

検索して出てきた一つに菊池風磨くんの『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』がありました。
そういえばたまに見てました。

幸か不幸か、これまで仕掛ける側しか見ていなかったみたいです。

狩られる側だなんて！
着ているものが溶けてしまうなんて！
全裸を披露しているなんて！
中島健人くんがドッキリにかけられたあの放送の時まで知りませんでした。

その後の４時間SPで、
勘の良さとワードセンスの良さのクレバーなイメージはそのまま
クールだけじゃない一面を知れてもっと色々な面を知りたくなりました。

嵐の活動休止と共に名前が変わった『VS魂』も
佐藤勝利くんが出演しているので録画して見るようになりました。
何をしていても可愛いけれども、言葉の端々や表情にどこかしら芯の強さ、
もう少しで上手く言語化できそうでできない何かを感じる今最も気になる人です。

その他にも佐藤勝利くんのラジオ番組VICTORY ROADS
レコメン
ニノさん
初耳学
ジャにのチャンネル
そして、完全に私をジャニーズに揺り戻したある動画に出会いました。
それは、youtubeジャニーズ公式チャンネルにある
『RIGHT NEXT TO YOU Dance Practice Video』とTop J Record公式チャンネルのMV『RIGHT NEXT TO YOU 』です。

ここで完全に落ちた感覚があります。
この文章を書いている今も聞いています。

最初に感じたのはシンプルにかっこいい。
毎日毎日飽きることなく再生しています。

こんないい曲あるなら誰か早く教えてくれよと思うほど好みです。

”見る”ことが大きなウェイトを占めるジャニーズだけれども
SexyZoneは聴くだけでもいい！と思う楽曲が多いです。
そのヒエラルキーのトップにいるのが『RIGHT NEXT TO YOU』
それ以外の楽曲だと『Twilight Sunset』『Unreality』『Fever』『Heat』

そして、色々聴いていくと、
英語の曲が割とあるのと皆さん発音が良いことに驚きました。
当然英語のレッスンを受けているとは思いますが、
マリウスくんの存在も大きいのかなと感じました。

中高生の彼らが多感な時期にネイティブのマリウスくんと一緒に活動をして、
影響を受けないわけはないと思います。
自然と発音への意識は高まったのではないかなと思います。

上記の様な事を数ヶ月かけて見聴きし可処分時間を奪われ、
１０年の歩みに思いを馳せ、今度の展望に期待し可処分精神を奪われ、
ファンクラブ的なものは２つでいいかなと思っていた心境に変化がありました。

この時点で、有観客のコンサートは終わっていますし、
ファンミーティング配信の申し込み期限も過ぎています。
嵐の時はコンサートに行きたい目的で入会しました。
バンドのファンクラブも最初はライブのチケットを取る為でした。
ところが、SexyZoneはコンサートやファンミが直近で申し込めなくても、
入会しようと思いました。

感覚では、可処分時間と可処分精神がSexyZoneで７割以上占めています。
波があったとしてもきっとこの先も好きでい続けるんだろうなと判断しました。

これが、私が３つ目のファンクラブに入会した経緯です。

やはり、相当長くなってしいました。
こんなダラダラと長い文章を読んでいただいた方がいましたら、
お付き合いいただきましてありがとうございました。

SexyZone関連では、佐藤勝利くんが何故気になるのかを
書きたいなと漠然と思っています。

Sexy Thank you🥀