2018年５月。テレビでたまたま見たCMは、初めて開催される県内最大級のハンドメイドイベントの募集でした。

「近くて屋内」

この2つに惹かれ 笑 すぐに検索して、気がついた時には申し込みが完了していました。誘われてイベントに参加することはありましたが、自分から申し込むのは初めてだったような。

このイベントで活動は最後にしよう。自分の作りたい服を好きなだけ作ろう。そう思ってのぞみました。

外から見たら充実して見えたかもしれないけれど、内側はカオス。次なる目的地も未だ見つからないまま数年たち、忙しくてありがたいものの、何か満たされない、もうこれ以上頑張れない！ってところまで来ていました。

こんな大きなイベントに出たことはなく、申し込んだはいいけれど、かなり不安。いつもイベントに誘ってくれた友達にお願いし、搬入も販売も手伝ってもらえることになりました。なんとも心強い！(この時、彼女の凄い特技を初めて目の当たりにします)

2018年 7月、イベント当日。

開場と同時に、たくさんのお客さんが入ってきます。みなさんハンドメイドが好きで来ているのだな～と思うと、なんだか嬉しい！

しばらくすると、ハンガーラックを見ているお客さんの中に、スーツ姿の男性が２人…

な、何か問題でも？((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

てっきり主催者さんのチェックか何か(そんななのはナイ 笑)だと思ったのですが、イベントのお誘いでした。しかも、前回の話し同様の今までやったことのない長い期間…。

私でいいんですか？

(この言葉には、コンプレックスが入ってます。この話はまた別の機会に)

そう言いながらも、引き受けることに。だって、やってみたいと思ったから。(シンプル)「辞めないで」とどこからかまた、声がします。

ここまでくると立派な『やめるやめる詐欺』だよ。笑

それから数ヵ月。絶叫アトラクションに乗っているような、楽しくもありスリリングな毎日を送ることになります。

追い込みたい時にミシンやアイロンが次々と壊れたり、右手の古傷が再発して思うように動かせないとか。あと、笑っちゃうのがメンタルが崩壊寸前だったせいか生地の発注をよく確認せずに大量に間違えるとか、こんな忙しい時に新しいこと始めちゃうとか。振り返ると、いろいろとち狂っていておもしろい♪

無事に全てをこなし我に返ったのは、2018年の年の瀬でした。