「うっかりペネロペ」への深い感謝を踏まえ「ペネロペ様」と呼びたい

月曜夜から金曜朝にかけて、甥と共に暮らしている。姉(甥の母)が仕事でドイツに行っているため、母と2人体制でサポートに向かっている。
完全に弱音を吐くけれど、やはり疲れる。仕事は1630までに切り上げて出ないと保育園の迎えに間に合わないし、保育園に迎えに行って家に帰ってきても甥と遊んだり甥とご飯を食べさせたりふと母の不在を思い出した甥が「ママ〜〜!!!!」と号泣するのを決死で宥めたりと振り回されている。今朝は「パイ!!!!」と必死で要請されたが、こちらもこちらでどうされても出ないので「このパイは出ないパイ!!!!君はわかっているはずだよ!!!!」と訴えたら悲しげに納得してくれた。
それでも今のところ(これでようやく水曜日だ)なんとかなっているのはひとえに甥が今ハマっているアニメ「うっかりペネロペ」のおかげ。
どんなに泣いてもご機嫌が斜めになっても、しばらくお話して「ぺ(ペネロペの意)一緒に見ようか!」といい、「ペ〜ネロペ ペネロペ コアラの女の子♪」と流れ出すとご機嫌になってくれる。彼のマイブームがなかったらどうなっていたことか想像もつかない。感謝を込めて「ペネロペ様」と呼びたい。
ペネロペ様には途中で母性にあふれたナレーションが入り、27歳ながらバブー…という気持ちになったのだが、キャストを見たら能登麻美子だった。最高だ…。

ワンオペ育児と何もやらない夫のようなトピックを見ると、自分のことを言われているようで罪悪感が湧く。私はその罪悪感もやや気持ちいいので進んで見るようにしているが、触れたくない男性が多いのもわかる。まだ自分の子を産んでもいないのに責められる気分になるし、「自分には子どもが育てられないかもしれない」という思いが膨らんでいく。
男性が書く育児エントリが支持されやすいのは、変な話「このエントリは自分のことを傷つけない」と思うからなのかもしれない。

今日も頑張って労働して、それからまた甥を迎えに行こう。

サポートはよりよく生きていくためのあれこれに使わせていただきます。