たとえファンタジーでも。
初めて読んだのは、期間限定の無料で。
そのほのぼのした雰囲気と
丁寧に暮らしと鍛練を積み重ねる様子に
虜になりました。
「舞妓さんちのまかないさん/小山愛子」
少し前に、舞妓さんを取り巻く環境が
話題になりました。
真偽のほどは分かりませんが、
そういった面も確かにあるのだろうと
悲しいですが思いました。
そして、そう思うと
この作品は一種のファンタジーなのかも
しれないな、と。
こんな丁寧なご飯はないのかもしれない。
姉妹の上下関係はもっと厳しいのかも。
理解あるお客様はどのくらいいるのか。
それでも
キヨちゃんが毎日丁寧にご飯を作って
すーちゃんは毎日舞妓さんとして成長して
屋形のお姉さんや妹たちと
切磋琢磨しながらおいしいご飯を食べて
たとえファンタジーだとしても
そんなコツコツと過ごしていくことが
とても素敵だなと思うのです。
忙しくて適当な毎日を過ごしていると
読みたくなるマンガです。
自分にやさしくなれる気がします。
推しは、末っ子の駒えみちゃんです。
なんだかんだお姉さんを尊敬できる
素直なところが好きです。
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