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D-DAY TOUR FINAL〜セトリの歌詞を振り返る

4月末からNYを皮切りに25公演走り抜けてきた
SUGA|AgustD D-DAY TOUR

それが8/4.5.6でついにソウルでFINAL、28回でアンコール公演を迎えた。この日までにBTSとSUGAさんに出会い、現場もオンラインも関係なく、この瞬間に立ち会えた私達は最高に幸せだった事は間違いない。

ユンギさんが全身全霊をかけて作ってくれたこのソロツアー。その柱となるアルバムの曲と、彼の歴史が詰まった過去の作品たち。

それをとことん味わい尽くす為に私がやりたかったのは、歌詞を覚えるだけではなくユンギさんがセトリに入れた曲に込められた言葉を少しでも理解したい。もちろんライブの一体感とかバチバチにかっこいいしんどいステージをそのまま浴びるのもよし!

だいぶ時差ですが、この記事はFINAL初日を迎える前に書き上げようとして自分で翻訳してみる事も大体終わっていたんですが間に合わず💦でもせっかくなので、残しておく為にも書き留めておこうと思います!

weverseマガジンを読んで、これはSUGA/AgustD/ミン・ユンギの歴史と生まれ変わりのストーリーとして、自らのD-DAYの儀式としても見せてくれる物なんだという事を知って、なんとなくではなくちゃんと中身を理解した上で臨みたいと思ったのです。翻訳アプリを使うしかないけれど、そのレベルでもよかったら是非一緒にまた浸ってみませんかー!

音楽としても、ユンギさん自身の話としてもあのライブを理解してみたくありませんか!
あんまり普段改めて和訳を見る機会がなかったという方は、そのきっかけになれば…
でも、これは私の自己満なので正しい翻訳は調べて見る事をおすすめします🙇‍♀️

YouTubeで曲名検索すると歌詞動画があります(意訳もあるので色んな方のを見ると良いです)

まず、そういう方は絶対にまだならこれを読むべし!!すっごいから。思った以上にあのライブ、細部まで作り込まれてユンギさんの魂入ってるから………

それと、本国アミさんのD-DAYツアーの演出などの考察と分析もかなりすごかったのでまとめてみました。もう一度ライブが見たくなる。そして読んで更にわかりますが、ちゃんと歌詞の内容もストーリーになっているような。特にBurnIt→VCR→Shadowの流れはすごい。

D-DAY TOUR SETLISTと曲が伝えるメッセージ

ここからセトリを追ってみたいと思います。

  • 個人の解釈も入ります

  • 8/5ジミンさんゲストのTonyMontanaは1日限りなので除外

  • 翻訳を使っているので正しくない表現もあるかと思います。一部意訳あり。全ての正しい表現は韓国語ができる方の和訳を検索して見てください🙇‍♀️



Haegeum

(verseのみ抜粋・Papago訳)

表現の自由
もしかしたら誰かの死の事由 
それもまた自由なんだろうか
あなたの判断と推測には確かな信念があるのか
あなたの自由と他人の自由が同じだと信じるか
それなら迷わず乗ってみな
禁じられたものからの解放
各自の好みさえ理解できない不幸な
この時代を生きていく彼らを

この歌は禁止されたものを解くだけ
でも自由と我儘の違いくらいは
どうか区分してくれ

あふれ出る情報は想像の自由を
禁止させるとともに
思想の統一性を望んでる
かなり頭の痛い各種ノイズは目隠し
今は考えの自由さえ犯す
各種議論は判断の混乱を
話させてまた休む暇もなく生産されるね、uh
果たして私たちを禁止させたのは何だろうか
ひょっとしたら私たち自身ではないか
資本の奴隷、お金の奴隷
憎悪心と偏見、嫌悪の奴隷 
ユーチューブの奴隷、 フレックスの奴隷 
利己心と貪欲が狂って暴れる 
目を閉じれば楽 すべてが分かりやすい 
利得によって明らかに分かれる見解
時期と嫉妬にみんなね、目が遠いね
お互いがお互いに足かせをかけることも
知らないまま 

Haegeum/Genius lyrics

Haegeumはタイトル曲というのもあるけど、倒れた状態から起き上がり最初に放つのは解禁の歌。自分自身の解禁でもあり、音楽、世の中、閉塞した社会、そういうしがらみから解き放とうとする感じ。

昨今のSNSについてユンギさんの言葉を紐解いてみたこの記事 でほとんど書いてしまったんだけど、これは昨今のSNS社会の事やマスコミの偏向報道を思わせる。でも、もう今や怒りはないと言っていたユンギさんは客観的に見て話している事なんだろう。

"あなたの判断と推測には確かな信念があるのか
あなたの自由と他人の自由が同じだと信じるか"
→これは偏った考えの人に向けた言葉なのに、
それなら乗ってみな!ってそいつらにも言ってのけちゃうのは絶望も成功も経験したユンギさんだからこそ。かっこいい…

AgustDの曲はマイドロのような強さと信念と覚悟を感じる。

でも、いろんな事を禁止させたのは特定の誰かではなく自分たちだと。確かに同調圧力ってあるよね。気づいたら呑まれてること。自戒。
だからその凝り固まった思考を解禁しようぜ!俺も今からするから!という宣言なのかな。


Daechwita

(一部抜粋・papago訳)

大吹打 大吹打 さあ響け 大吹打
光る光る俺の王冠が光る
忘れるな 過ぎ去った日を忘れるな

望むものはすべて持っている
これからは何をもっと持てば満足できるのか
俺が欲しかったもの 服の次はドンドン
その次はgoal, goal この次は一体何だろう
その次は何だろうか

ひどく感じられる現実がない現象
上だけ見ていた俺は
下だけ見て このまま着地したいんだ
I'm a king, I'm a boss
刻んでおけ俺の名前
みんな知ってるじゃん、俺の名前
口だけの奴
今すぐ奴の首を切る

Daechwita/Genius lyrics

ここはもう序盤MAXに盛り上がるし、誰もがこの曲をLIVEで聴く事を望んでいたと思う。2曲目に選ぶ所がさすがなんだな…初っ端からブチ上げてくれる。
そして、いつかLIVEでやる事を想像して作った曲かもしれない。sowoozooでは7人で歌ってたのもよかった✨

Official Facebookより


俺は成功者だと声高に叫ぶ曲
これは世界で成功したBTSの一員だからこそ、そしてdisることはあるとしても、ここまで自らの成功を曲にできる立場のアジア人ラッパーっていない気がする。過去にここまでの記録を作った人もいなかったし、一歩間違えたらすごい叩かれ方をしてしまう。

でもここで違うのはミンユンギ
「過去を忘れるな」
と入れる所なんだ……

ユンギさんがデビューの翌年に作ったTomorrowで
"陽が昇る前が最も暗いから
遠い未来で今のお前を絶対に忘れるな"

こんな歌詞がある。変わったけど本質はずっと変わってないんだ、ユンギさんは。だから推せる。みんな見続けたくなる。

そして、この曲はBehindを話すVliveで罠だと言っていた。この曲を聴いて叩く奴を仕掛ける罠?
かっこよすぎる。


AgustD

(一部抜粋・papago訳)

勤務怠慢の兄さんたちとは違う
有名人の下克上 damn
強い奴だけかかってこい
俺がこの席を楽に座ったという奴もいる
K-POPというカテゴリー
俺を入れるにはサイズが違う
先に行きたいなら first class 予約してみろ
My seat is business
君はエコノミー一生俺の後だkissing my ass
次の目標はBillboard
Brazil to New York
なかなか休む暇もない俺のpassport

A to the G to the U to the STD
俺は狂ったビートの上のルナティック
ラップで香港に送る(イかせる)
my tongue technology

お前たちは俺に耐えられない
軟弱な多くののラッパーども
俺がアイドルだということに感謝しろよ

I’m sorry 転職しろよ
マジでごめんな
お前みたいなラッパーは俺より下手だからさ

AgustD/Genius Lyrics

お馴染みタンテクノロジー
そしてみんな、この「香港送り」の件はこういう意味だってわかった時衝撃が走ったよね

私も沼入り初期で、BTSの方がこ、こんな事を…!!っていう。本国の方はダイレクトに伝わるから当時初めて聴いた時の衝撃がすごそう。私達はワンクッションあるので命拾いしている。

そして韓国語をググる時「タンテクノロジー   意味」
「香港送り  意味 」って検索候補出まくってたw
それは出ないはずだ。

あとkissing my ass!でお尻ペンッてして回転するの結構かわいくて個人的に好きですw

これを調べていた過程で遅ればせながらわかった事、(後から見たらD-DAYリリースでも話していたけどスルーしてしまった💦)James Brownのサンプリングだという話。

AgustDという怒りの人格が盛り込まれてる。
たくさん逆境を乗り越えての成功と怒り。



Give it to me

(一部抜粋・papago訳)

行くなら吐いた言葉全部拾って行け
成功した理由は何だって
聞かれても特に答えることがない
その間少なくともお前たちより寝ないで
もっと練習して成長した
まだ成功の秘訣は知らなくても
失敗する秘訣はよく分かる気がする
ちょうどお前みたいに遊んで
俺が火をつけるのが秘訣、
死んでもそんなことはしないと思う

Give it to me
金、名誉何でもいいから持ってこい
Fame, flashlight
Give it to me (Give it to me)
何でもいいから持ってこい
虎に生まれ犬のように生きるわけにはいかない
何でもついてこい
酒でも金であれそれが名誉であれ
絶対物乞いしない お前が持ってる物も
俺は欲しがらない、それが何であれ
俺は自分のやることだけする
弱肉強食の法則?
クソ野郎、成功という言葉の中の政界

GiveItToMe/Genius Lyrics

このあたりからめっちゃスラングが増えてきたw
怒り度が上がっている…

演出では鎖を持つ手が現れ、ステージが減り始める。怒りの感情に比例して解放されていく感。


Seesaw

(一部抜粋・papago訳)

All right 繰り返されたシーソーゲーム
今になって終わりを告げようとしている
All right うんざりするシーソーゲーム
誰かはここで降りないと
できないけど
誰が降りるかどうかはお互いに顔色を伺わずに
ただ気の向くままに引きずらないで
もう降りるかどうか終わりにしてみよう
繰り返されるシーソーゲーム
もうやめよう

最初は誰がもっと重いのか
自慢しながらお互いを見つめ合って笑ってた
今は誰が重いのかを置いて
競争することになったね
かえってけんかの火種
誰かは結局ここで降りたら終わりそうだね
見せかけのお互いを思うふり
これ以上じゃなくて、もう決めないと
お互いに心がなければ
お互いのことを考えなかったら
俺たちがこんなに引きずっているのだろうか
もう心がなければ
このシーソーの上は危ない
これ以上俺の事は考えないで

Hol' up, hol' up★
君がいないこのシーソーの上を歩いて
★君がいなかった最初のあの時のように
★君がいないこのシーソーの上を歩く
★君がいないこのシーソーを降りる

Seesaw/Genius Lyrics

ここに来て甘々パート開始(高低差…😇)
過去記事でも書いたけど、私が沼入りしたのはこの曲から。というのも、曲やパフォーマンスもそうなんだけど、めちゃくちゃ恋愛というかむしろ失恋の曲じゃないですか。

「あのラッパーのいつも無表情の人が、、こんな曲書いちゃうの…?!?」みたいな衝撃で一気に私は気になり始めた。

バンタン曲は基本アミとバンタンに当てはめられて作られているような曲がほとんどだけど、こればっかりはそう当てはめるのは難しい。経験談…なの…?みたくなって心がザワつく。

2024.04.30追記-------

Disney+のドキュメンタリーBeyondTheStarで、なんとなんとこの曲の歌詞っぽい話をインタビューで話しててびっくり(絶対わざとだろうな)
それが2018年解散するかしないかでバンタンが苦しんだ時の話の時に。メンバーへの激重愛からくる「離れたくないけどお互い楽になろう」みたいな。
そう見ると確かにそういう風にも読み取れる。
ラブソングでもあり大事な人に思った話でもあるんだね…🥲アミの為に乗り越えてくれてありがとう……

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

やっぱり広い意味での愛について考えたらユンギさんはこんな感じになるのかな🤦‍♀️雑誌のインタビューでは音楽の事を、好きになりすぎると辛いからあまり好きにならないというような事を言っていた。これは人に対してもそうなのかもしれない…🥲

俺は重い男だとギター弾き語りで言っちゃう。罪でしかない。コロナ禍で練習したギターを披露してくれて、7人のメッセージが入ったあのギターを代わりに連れて行ったの本当に素敵。愛。

最終日だけ最後「君がいないシーソーの上を歩く」だけ歌い「君がいないこのシーソーを降りる」は歌わなかった事。胸が苦しくなる…🥲

SDL

(一部抜粋・papago訳)

あなたは誰を愛しているか
他に誰を思うか
他に誰を覚えているか
また誰を憎むのか
誰のために生きるのか
また誰のために笑うのか
誰のために泣くのか
これが愛ではないか
愛という単語の雄大さのおかげで
簡単に忘れて生きることこそ愛と言うの
あなたが恋しがるのは君だろうか
それとも美化された
記憶の向こうのあの時だろうか
本当にね、望み通りにはいかないよね
人間関係って本当に難しい
やっぱり最初から合わないものだった
俺たち二人の間のギャップを
狭めようとすること自体が無理矢理
記憶は美化されるものだ 
もうぼんやりしたように
永遠を歌っても俺たちはいない
まるで夢のように
俺が恋しがるのはさ、君だろうか
それとも後悔と未練が残るあの時だろうか

だから俺はただ黙って笑ってみようと思う
美化されたあの時を回想するには辛いから
俺たちが思い出してるのはあの時かな
それとも思い出の中で笑っている君なのか

SDL/Genius Lyrics

アルバムでは優しいパートの橋渡し的な曲とも言っていた。

ライブではI'm Thinking 'bout 「You」と「ミンユンギ」合戦。相思相愛ムーブ。
序盤はYouに湧いてたのに、いつの間にかユンギさん側が歌わずにミンユンギ!を受け止めるようになっていたのがなんか好き。

でも歌詞はどこか寂しげ。Seesawが別れる間際だとしたら、その時を懐かしむような感じもする。

最近は今に集中して生きる事が大事とよく話しているけど、たまには過去に思いを馳せて黄昏れたい時もあると思う。何年か後にユンギさん、これ聴いてアミたちと歌い合ったのを思い出してしんみりしちゃうのかな🥺

FINALではADORAさんの生コーラスで聴けたのはよかった!

直にここを見れたのは、蚕室のスーツンギさん🥹


People

(一部抜粋・papago訳)

人々は変わる  俺も変わったように
この世に永遠なものはない
通りすがりのハプニング

まあいいじゃないか
すれ違えばいいじゃないか
まあいいじゃないか
傷ついたっていいじゃないか
時にはまた苦しいかもしれない
たまには悲しくて涙を流すかもしれない
まあいいじゃないか
そんなふうに暮らしてもいいじゃないか
水が流れるままに流れていく
あそこの終わりには何があるかも
特別な人生 平凡な人生 それなりに
いいのがいいんだよ
いいのがいいんだよ
思い通りにはいかないよ
不便はみんな受け入れるよ
劇的な状況の繰り返しは
人生を疲れさせることもある
みんなそうなんだよ
なければ欲しいし、あれば欲しくもない
誰が人間が知恵の動物だと言ったのか
俺が見るには後悔の動物に違いないのに
人々は変わる 君も変わったように
この世に永遠なものはない
通りすがりのハプニング
君の特別さはむしろ俺の平凡さ
俺の平凡さはむしろ君の特別さ

People/Genius Lyrics

これもイントロから大好きな曲
流れるように歌う感じが好き。

これはおそらくだけど、ユンギさんが今のような考えに至ったターニングポイントになった話なんじゃないかと思ってる。これを久しぶりに自分で聴いて泣いたと言っていた。そういう意味でも思い入れのある曲なんだろうな。

Beyond the storyの2015年頃あたりを回想するコメントで
「なんであの人はこうなんだろう、こう考えるのが当たり前だといつも思っていたのに、今はそういう人なんだなと受け入れられるようになった」
とあった。これがまさに最後の  

 
「君の特別さはむしろ俺の平凡さ
俺の平凡さはむしろ君の特別さ」
 

という歌詞だと思う。
これは私個人的にも心理学が好きで少し勉強してみた時に教わった事があって、人は当たり前だと思っているから、そのとおりにならなかった時にストレスがかかるし自分がすり減ってしまうという話で、まさにその人にとっては当たり前だけど相手にとってはそうではない。違いを認める事が人間関係において大事という事かな。


余談ですが…SNSで多いのは、一旦受け取らずに自分と違う意見をおかしい!と真っ向から否定する人。そういう人なんだな、私とは違うタイプだなとある程度流せるようになるととても楽ですよね。(もちろん常識的に間違えていると思う事や人を傷つけるような事には、怒る事も必要ですよね~)


People Pt.2

(一部抜粋・papago訳)

愛という言葉
もしかしたら瞬間の感情の羅列
条件がつくよ 俺は何を愛しているのか
十分に愛されなかった子
それで何より慎重なタイプ
俺はね、大切にする関係が欲しい
知ってるでしょ 永遠は砂の城
穏やかなHappiness 簡単に崩れる
喪失は何のために悲しいのか
実は怖いのが悲しいんだ
あなたは何のために悲しいのだろうか
実は恐怖が大きいんじゃないの
一緒に未来を描いた俺たちはいなくて
積み上げた砂の城を
壊してしまったのは俺たちだ
勝敗のないゲームと言うけど
俺はいつもgame loser
すべてをあげると言っていた俺たちは
すべてを壊す
そして去る愛であれ人であれ
みんなが利己的だからだよ

君のためにするという言葉は
すなわち俺の欲だから
欲を捨てたら幸せになれるか
満たせなかった半分の虚像
人生は抵抗と服従の間の戦いだと言うけど
俺が見るには寂しさとの戦いだね
涙が出たら君は泣いてもいいよ
あなたは愛されるにはもう十分だから

People Pt.2/Genius Lyrics

eightよりも前(!)に作っていた曲だとPeople pt2のBehindで話していた。
「永遠は砂の城」という歌詞はこっちが先でeightにも採用されたそう。ちなみにsavage loveにも入ってる。

これもなかなか重めの愛…でもそういう所を普段は見せずに曲で見せる所が好き。
離れて行ったファン、これからしばらく離れる事になってしまう事もあったり…永遠はないけど、たくさんの活動でユンギさんの気持ちはみんなに充分伝わったから戻ってきてもみんなで暖かく迎えさせて下さい!!



Moonlight

(一部抜粋・papago訳)

たまに神様を恨む、なぜこんな生を生かすのか
俺が何をしているのか、音楽は愛しているのか
たまに聞き返すことがある
帰るのかって?そうだね
それはちょっと悩んで
俺が持っているものを簡単に得た気がして
クソ、苦労したことで報われるようだが
僕はまだ腹が減る  これが報いなのかな
とても高く、感じる空しさ
南山洞で始めてから10年は経ったが
あの時と同じだね、 頭が複雑なのはfuck that

夜明けに当たるあの月の光
相変わらずあの時と同じだね
俺の人生は多くのことが変わったけど
あの月の光は相変わらずだね
夜明けに当たるあの月の光
相変わらずあの時と同じだね
変化は全て必然的だね
どう変わっていくかは俺たちの行動次第かも

永遠は存在しないだろう 何でも
不滅の存在はすごく負担になる
ただ音楽が好きで始めたのに
俺につける修飾語はたまに手に余るね
どうしよう、そのまま走らないと
どうしよう
ぎゅっと握ったのは捕まえないと
どうしよう、もらったものは返さないと
ぶつかりそうになったらもっと強く踏んで

Moonlight/Genius Lyrics

これは第2の盛り上がりポイント
시ーーーーー발!!!!!!パート、Moonlight
悪口言いながらもすごくあったかい曲でメロ系では一番大好き
しかも元々はもっと激しい歌詞だったらしいw
(このツアーがあるまではこんなに悪口言ってるとは気づかなかったけどw )

たくさんの事が変わったけど変わらないあの月
いい歌詞だなぁ…

ここでもNevermindの「ぶつかりそうになったら強く踏んで」が入ってる。


Burn It

(一部抜粋・papago訳)

窓から灰が落ちるのが見える
鏡の中にお前の知らない誰かがいる
全てが間違っている
だから全て燃え尽きるまで

帰ってみようか昔に、ey
俺を破壊した時間と、ey
嫉妬または劣等感
恨にとらわれた生き方、ey
成功を味わった後の俺は、ey
あの時とは何が違うのか、ey
まあ、そんなに違わないよ、ey
燃やしてしまおう 過ぎ去った俺
一番深い所まで残さずまた燃えるだろう
火をつけろ、もっと火をつけろ
最後には何が残るのか
I don't know, I don't know 全部燃やしたら
灰だけが残るかもしれない
それともそのままなのか
一番深い所の君に向き合う
恥部または憎悪、怒りまで
それもまたどんなにむなしいのか
もしかしたらそれらは正しい蜃気楼
もしかしたらそれらを口実に
情熱を強いられるのではないか
初心という単語に気をつけてほしい
Don't be afraid
火をつけてみろ、火をつけてみろ
何であれそう、火をつけてみろ
過去の君 現在の君
何でもいいから、そうだ、火をつけてみろ
燃え上がる太陽になるのか
それとも生まれつきの灰になるのか
いつも選択と決定は君の役目
果敢な放棄も勇気であることを忘れるな

BurnIt/Genius Lyrics

「燃やしてしまおう、過ぎ去った俺」
過去の自分と当時の自分と戦っているような。

これを中盤に持ってきたのは、ライブ全体の盛り上がりでもあるけどすごいなと思った。
まだここでは解放できていない、まだまだいくつかの自我が戦っているような感じ。

VCRにあった、鏡を見てたくさんの自分が出てきて倒れてしまう所を思い出す。

本人は最後の方のこの歌詞が大好きだそう。やっぱり達観してるなぁ。⬇

この時のビジュやばいですよね。メイクも好き


→歌詞「一番深い所の君に向き合う」そして自我が統一されていき、Shadowへ。


Interlude:Shadow

(一部抜粋・papago訳)

Ooh, 毎日ときめいた俺がどこまで行くか
夢中で走っていたらいつのまにかここまで来たよYeah, hmm, 足下に影
頭を下げてみたらもっと大きくなるじゃん
逃げても俺についてくる
あの光と比例する俺の影
怖い、高く飛ぶのが怖い
誰も言ってくれなかったじゃん
ここがどんなに寂しいかさ
俺の跳躍は墜落になり得るということを
もうわかった、
時には逃げが1つの手段だということを、pause
人々はまあ言う、あの光の中はきらびやかだね
でも俺の影はむしろただ俺を飲み込んで怪物になるあの上に、また上にだけ行くと
ここはくらくらする
また上にだけ行く(嫌だ俺は)
無事であることを祈って

俺の望み通り高く飛んでいる瞬間
あの照りつける光に大きくなった影
Please, don't let me shine
Don't let me down
Don't let me fly 今は怖い
一番底の自分に向き合う瞬間
あいにくここは高く遠い空
Please, don't let me shine
Don't let me down
Don't let me fly 今は怖い
Don't let me shine

笑ってみろ、何をためらってる
お前が望んでいたのは
こんなものじゃなかったのか
泣いてみろ、何が怖い
お前が望んでいたのは
こんなものじゃなかったのか
お前が望んだ人生 お前が望んだ人生
お前が選んだ人生 後悔なく全部叶えた
それにお前はbig house, big cars, big rings
お前が望んだものはすべて持っている
でも何が問題なんだよ、楽しめ
それとも手放すのが嫌?
じゃあ走るなり、止まるなり
一つだけやれって文句言わないで
教えてくれたことないって?
本当に知らなかったのかって? 
お前が持っている分だけ俺は持って行くよ
それが何でもさ
時にはお前の休息は墜落するということを
今になって分かった
毎回最善が最善だということを
そう、俺はお前で、お前は俺だ、
もう分かったよ
そう、君は僕で僕は君だ、
もう分かるよな
俺たちは一体であることも、
時にはぶつかるだろう
お前は絶対俺を引き離すことができない
分かるよな
切り離せない お前が何をしても
認めたほうが楽だろう
成功拒否失敗、どこにいても
逃げられない どこへ行こうが

Interlude: Shadow/Genius Lyrics

I wanna be a rapstar,I wanna be a top…
とたくさん望むものが後に続く歌詞が印象的

高みに行き過ぎて墜落が怖いという事がテーマ

でも最後に"お前は俺で、俺はお前だ"といくつもの自我があるけど切り離せない、どれも自分なんだと最後には受け入れている。

Beyond the storyではこの曲を書いた時はもう乗り越えた後だと話していたし、曲を作る過程で癒やされて、出る時は克服した後だとも他の曲のBehindでも話していた。悩んだ自分も全て曲に残す事で、今回のD-DAYに繋がるんだなとわかる。

ちなみにシャドウとはユングが提唱した心の影の部分の話。この時点でもう分裂していない状態。

余談ですが…もし、バンタン×心理学に興味がある方がいたらこの本がおすすめ。MOTSの曲が人の心の何を表しているのかの解説がわかりやすくて面白いので是非。他のメンバーのソロ曲でも、彼らが表現したかった話への理解が深まる。私はホビのEgoがすごく響いた。(ステマじゃないよ!)

BTS、ユング、こころの地図: 『MAP OF THE SOUL:7』の心理学

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Cypher pt.3

(SUGA verse papago訳)

SUGA、a.k.a Agust D   二つ目の名前
街を歩くとこそこそ言う俺の名前
大邱から鴨鴎亭まで敷いておいた俺のビート
世界中のあらゆる場所で息づく俺の音楽の生気
俺はビートという刃物に乗る
子供の巫女 that's me
TVの中に映る姿半分は影武者なんじゃないか
お前の三寸舌で気を使っても
それはrapping客引き行為
野郎共の下心に向かって殴る
重い覇王ラップの覇気
生意気なラッパーを捕まえる
翻弄してしまう俺のflow job, せいぜい
そんな言葉で俺を叩いたって
俺はもっと強くなる、不思議
俺はお前たちの嫉妬を食べて育つヒトデ
ご存知のように俺の声はちょっと興奮するだろ
男でも女でもラップでイかせる
柔軟な俺の舌さばきが食物連鎖の上に
俺はいつも頂上の上の頂上、
止まらないイカれた奴
誰かが後ろで俺を貶めようとしても
お前たちが遊ぶ時、俺たちは世界一周
年を無駄にした兄さんたち
俺の基準ではお前も赤ちゃんレベル
俺がwackであれ、俺がfakeであれ
とにかく歌謡界の新しい基準
このラップは年寄りの耳に暴風ビンタだ
Chop, chop, chop

Cypher Pt.3/Genius Lyrics

Cypherになるとまたなかなかスラングや放送禁止用語連発でマイルドにした部分もありw

俺の声はちょっと興奮するだろ(この時の動き)の時アミがキャーーー!ってなるよね、ここの歌詞たぶんもっとド直球だった。

この時ですね↑


Cypher pt.4

(SUGA verse papago訳)

Back back to the basic
Microphone check
Call me ベプセあるいは強いキャラ
そう、rap gameに俺は寛大
すごく緩んでいた
Rapmanたちを更生するのが
俺の最初の計画hashtag
Suck a betta run
インスタの中のgang gang
それはあの子の人生で
俺の人生はまあ毎日毎日
Payday, paycheck 手首の上にはrolex
Click clack to the bang bang
Click clack to the pow
I'm so high どこを見つめてるんだ
お前が助走をしても手が届くには高いよ
かなり遠い差は絶対に見られない
売れ残りのお前の豆がらを
全部剥がしておいて
すべて翻弄した後
屍になった顔の上をso fly
Click clack to the bang, you and you
簡単に得たものが一つもないことに
いつも感謝してる
お前の人生が中途半端なのが
どうして俺のせいなんだ
ずっとそうやって過ごしとけよ
悪いけど、これから俺はもっと稼ぐから
見守っててくれよ
どうかお願いだから元気でな

Cypher Pt.4/Genius Lyrics


いきなり早口から始まるこのラップめっちゃ好きだし、音源聴くとどこで息継ぎしてんの?ってなる。Rolex⌚の時時計見る仕草と表情めっちゃ好き。
(あんまりここ上げてる人いなかったな?)

そしてここはVIP勢大好物の聖水ポイントですよね😇

で、I love×3 myselfを思いっきり叫ぶ
一番ゴリゴリなターンです、最高❤️‍🔥

"簡単に得たものが1つもないことに感謝してる"
こんなに煽っててもこういう所が成功に繋がってるんだろうな…!尊敬しかない。


UGH!

(SUGA verse papago訳)

燃え上がるあの火種
油に触れる前に先に飲み込む
きっと流されるだろうね   はい、はい
今日の選手入場です 件数を、yeah
食いつき始めるとドンドンドン
村の太鼓になるドンドンドン
とんとんとんと触るね
大丈夫、とんとん、yeah
反応がない ただ浸してしまおう
じっくり、yeah
真実も嘘になる 偽りも真実になる
ここでは皆が道徳的思考と
判断が完璧な人になる 笑わせんな

俺はかっとなる、かっとなる
俺は悪意に満ちた怒りに腹を立てている
俺は消えなければならなかった怒りに怒る
俺は消えなければならなかった
その怒りに腹を立てる

UGH!/Genius Lyrics


Ddaeng

(SUGA verse papago訳)

うん、俺が思うにお前らはDdaeng
俺たちみんながDdaeng
誰かが気前がよくても 
俺は気にしないよ
Hunnit bae, hunnit bae,
hunnit bae, hunnit bae Ddaeng
この音楽はクソだよ、bae
見苦しいだろうが、bae
お前の言い分が全部合ってるよ、bae
俺たちは滅びつつあるね
ビルボード、お前のおかげだよ、bae
俺たちの上に誰もいない
俺たちは滅びつつあるから (Haha) thanks
ありがとう、ありがとう、ありがとう
今まで無視してくれてありがとな
おかげでスタジアム、ドーム、ビルボード
多くのものをおかげでたくさん得た
小さな会社の仲間達よ 
君たちがもうすぐ大企業になりますように
俺たちはこれから望み通りにまた滅びるから
ずっと心配してくててくれよ

Ddaeng/Genius Lyrics

UGH!〜Ddaengは特に
ライブのイメージが強いからラプラ!という感じで
MCでさみしいです〜って言ってたのってこのあたりじゃないのかな🥲

ユンギさんのこの歌詞もあざ笑う感じでかっこよくて好きなんだよなぁ…
"小さな会社の仲間たちよ"の所の最後
チングドゥラ(笑)みたいな、ほくそ笑む感じペンです(伝われ)

HUH?!

(SUGA verse papago訳)

空手來空手去という言葉は
俺には該当しない、無駄だ
とにかくダサい音楽やってる奴らは
薬を吸うのに忙しい
音楽構造のルーツ 大邱から築いた成功の業歩
なんで成功運がいいんだよ。
成功は早すぎるんだよ
ホワイトハウスへ do fly キチガイどもがな
何が大事なのか分からず劣等感が爆発
毎度失敗したと俺を心配する
お前の人生が滅びたことを
どうして知らないんだ
そう、インターネットの世界と
現実はかなり違う
現実を生きろlive your life
みんなしっかりしろと言い張っている
全部にビンタを百発くらわす
みんな清廉潔白なふりはいやだね
どうかお前のクソみたいな戯言からでも
check, checkしとけよ
数多くの記事やゴシップ情報化時代の悪人
現実がどん底なら抜け出せ
切実に君さえうまくいくように祈るよ

HUH?!/Genius Lyrics

なんか、新しい作品でここまでガッツリ悪口なのが逆に新鮮…今そんなに言うことがないとか言ってたけど、絞り出したにしてもすごい。ホビもそんなような事を言っていたような。

ホワイトハウスへdo flyってのがもう最新トピック

きっとこの時も色々言われていたんだろう…
もちろん断る事も難しかったかもしれないけど、ホワイトハウスに彼らが行くという事、その目的があまりにも大きな事だったから。

それだけどこの社会への良い影響の方を選択して実行したバンタン本気でかっこいい。一生ついていきます。

Life Goes On

(papago訳)

どんな理由で僕たちが
遠ざかってしまったんだろう
でも僕たち、僕たちは
恨まないことにして
その何も僕たちの仲を
引き裂けないって言ったのに
しきりに怖くなっていく
永遠に遠ざかるんじゃないかと思って

この音楽を借りて君に伝えるよ
人々は言う 世の中が変わったんだって
幸いにも僕たちの仲は まだ変わってないね
僕たち挨拶しよう byeじゃない hello
世の中が思い通りにならないとしても
僕たちの望み通りに何日かの夜だけ数えて
また会える日を君は絶対忘れないでね

時間は流れていって
誰かは忘れていくだろう
ただやりたいように
時はまるで波
引き潮のように押し寄せるだろう
それでも忘れないで僕を探してくれ
みんなが止まってしまったこの瞬間
今日に限って遠そうな玄関
Life goes on, life goes on
Life goes on, life goes on
みんなが落ちてしまったこの瞬間
昨日より遠くなる僕たちの仲
Life goes on, life goes on
Life goes on, life goes on

10年間僕が通った場所
無数の傷と栄光まで
過ぎてみれば思い出の一瞬毎瞬間を
最後のように走ってきたけど、僕はまだ怖い
I know、 I know 今この場
たちまち思い出になってしまう場
恐れないで僕の人生の最後までは
絶えず人生は続くから

LifeGoesOn/Genius Lyrics


これはもう歌詞を全部、全アミが見てほしい…
2025年、おかえりを言うために知っておきたい。

この曲は元々コロナ禍で離れてしまったアミに向けて作られたけど、今度はまたしばし違う別れがある事についてユンギさんが話してくれたんだと思ってる。

Behindとしては、この曲がバンタンのLGOとして採用されず、でも気に入っていたから世に出したいと再編集したと。その当時ガイドで撮った3年前の声で、上手く歌いすぎても雰囲気が出ないからそのまま使ったそう。

アルバムの最後にこれが入って、この優しい声曲調に触れて歌詞を読んだ時には号泣したな…
やっぱりユンギさんは愛の深い人だなぁと。

これは7人からのメッセージとしても残したかったんだと思う。
それをアミが受け取ってか、途中から前奏でメンバーのコールをするようになった。ユンギさんもそれを優しい笑顔で👍してたし、FINALでは7人の映像が流れて、そのまま受け取って良いんだなと私は解釈した。

キーが高めだから、喉の調子が悪そうな時にみんなでサポートしたのはすごく素敵だった。
みんなで歌ったあの瞬間はずっと良い思い出。


Snooze

(papago訳)
   
僕を見ながら夢を見ているあなたの背中には
いつも僕がいるからあまり心配しないで
墜落が怖いなら喜んで受け入れてあげる
だから僕のように苦しむな
夢のために眠りにつく君 休んでもいいよ
今日だけは夢さえも見ないで
君が何も言わずに薄い笑顔を
僕に浮かべてくれる時
その時になってようやく少し安心した

すごく大変かもしれない
僕が歩んできたこの道
花道のように見えたが、四方が敵ばかり
茨の道だったことを知って始めてね
花を撒いてくれる人を絶対君は忘れないように
笑っている時泣く人を絶対忘れないでね
彼らは君の微笑みに一日を生きていくから
繰り返される日程の中で自分が消えそうな時
手一杯なら大丈夫、ちょっと休んでもいいよ
大声で泣いて
世の中が憎まれる時
君を歓迎した手が指さしに変わった時
ため息を大きくして シバルと叫んでもいいよ
君もまた誰とも変わらない人だから
このつらくて寂しい道を君はなぜ選んだのか
その理由を時間が経っても絶対忘れないでね
あなたたちの夢が夢だけに残らないように
いつでもどこでもあなたたちを応援するよ (Dream)
花びらが散って落ちる時
包んであげる good night
霧が晴れて散る時
去って行くよ、bye
Blooming dream

ここは銃声のない戦場だよ
同じ仲間たちが敵だよ
数字が示す残忍できれいな善悪
人を殺せなければ自分が死ななければならない
この床はリングじゃないのに
どうして誰かを殺さなければならないの?
単純に好きだったことが少しは嫌になる時
願いが風に染みると
大丈夫 過ぎてみればすべてが
思い出で授業になる
忘れるな 世界は忍耐心がそんなに長くはない
人の議論に絶対笑わないように
君もまたその瞬間が来るかも知れないから
君の成功は首輪であり足かせになるだろうし
もっと綱渡りの気分が君を締め付けるだろう
ただ大きく笑って
世が去るように
そのまま耐えて(堪えて)
君がどこにいても
君たちの夢が夢だけに残らないように
いつでもどこでもあなたたちを応援するよ (Dream)
全部よくなるよ、全部よくなるよ・・・

Snooze/Genius Lyrics

この曲がトラックリストに出た時、
feat.Ryuichi Sakamotoの文字に震えた

まだRoadToD-DAYの映像も公開される前だったけど、生前の坂本龍一氏の連載には2人が会った事が書かれていて「他に趣味がないんじゃないか、という気がするぐらい、いつだって音楽のことを考えている」と話していた。この曲の前のVCRにあった「いい子だ。」という教授の一言があたたかくて、その時のユンギさんの表情が本当に少年みたいで。

少年時代から音楽をひたすら追いかけてきたユンギさん、今はたくさんの後輩ができて、自分が見てきた先輩の背中を今度は見せる立場になり、見せるだけじゃなく「あなたの背中にはいつも僕がいる」と伝えるユンギさんの優しさが沁みる。

最終日にはこの曲から涙を流していた。
10年間の事を思い出していたと話していたけど、この日の事も深く心に残っているのもあっただろうな。

「全部良くなるよ」という表現が
「絶対大丈夫」みたいに強い言葉じゃないのがユンギさんらしい。

ライブではこれからのユンギさんに伝えたくて、いつも大声でこの歌詞を叫んだ。

D-DAYリリースで話していた事⬇


Polar Night

(papago訳)

数多くの真実と数多くの偽りの間
俺たちはまともに世の中を眺めているのか

真実と偽りの違い
扇動と本質の間
俺の得は何だろうか?
犬のような世の中に
犬のように生きることはできないから
目を開けたまま現実を見る
正義の反対はまた別の正義
知ってるでしょ 世の中にはないから善意
ファクトには関心がないし、
自分の味方じゃなければ
殺してしまうのが今の正義
左と右の黒と白が組まれた芝居の末に
観客はお互いを噛みちぎりながら血を見る
銃声のない戦争
物質万能の病弊
自分の味方でなければ全部敵になってしまう
極端な選択

政治的正しさもまた自分好み通りに
面倒な問題は黙って
選択的偽善と不都合な態度
ただ自分の気持ちに合わせてしまう解釈
真実と偽りも好みのままに
視線は陣営に閉じ込められたまま
選択的偽善と不都合な態度
ただ自分の気持ちに合わせてしまう解釈
数多くの真実と数多くの偽りの間
俺たちはまともに世の中を眺めるのか
It is all dirty (俺もきれいなのか)
It is all dirty (あなたはきれいか)
真っ黒な質問と無差別な非難の間
俺たちは何のために戦うのか
It is all dirty (俺もきれいなのか)
It is all dirty (あなたはきれいか)

血のついた舌で正義を叫んでいるうちに
息を殺した彼らは笑う
あまりにも多くの時代に口をつぐんだら
傍観者は指を差して
食って掛かる、どこでも
ほら、匿名の中に隠れてる
卑怯者の行う殺人
「とげのある言葉は全部君のためのもので
これからは釈明しようとするな、
そんなことはあえて」
ほら、口をつぐむ 犯人
あなたたちが叫んでいた安い正義は
血を流した人たちのためじゃないじゃん
どうか向き合えとこの不便な善意
黄色メディアが作り出すノイズ
誰かの利得によるチョイス
俺たち同士で殴り合って戦うって
何の意味がある
窓の先は上を向いてって

Polar Night/Genius Lyrics


ファンチャントはなく、じっくり静かに聴く曲。
Haegeumは広い範囲で言える事なのに対してもっと本質というか、こういう直接的な世間や社会への問題提起のような歌詞はD-DAYではこの曲だけかなと思う。

なかなかこういう話はセンシティブだけど、世界中にものすごい数のファンと逆にアンチも、彼らを大きなビジネスとしか見ていない人たちが存在している状況で、国内でも海外でも周りには見えない物も見すぎてしまった立場だからこそ言える話だと思う。

直近だと会食後の解散騒動の時の話をRoad toでしてたなぁ。あの時も話題で釣ろうとするメディアをものすごい数見て、ファンでも辛いのに当事者はどれ程の負担なんだろうと恐ろしくなった。

でも、D-DAYリリースの時の話は「みんな戦ってるねと思って」みたいな客観的目線だったから怒りとはまた違って問題提起のような。

歌詞にある黄色メディアとはこれかな?と思ったもの⬇


AMYGDALA

(papago訳)

I don't know your name
最近の気分はどう?
I don't know your name,
your name, your name
記憶の旅行
消したいこと
最近の気分はどう?

1993 俺が生まれた月
母さんの心臓の手術、手術
ありとあらゆることが多かった
なぜこんなに困難が絶えないのか
覚えてもいない記憶も
全部出してみよう、一つずつ
全部出してみよう、一つずつ

最善の選択
次の善の選択  選択、選択
望まなかったこと
俺の手に負えない事
さぁ、入れよう 1、2
そうだね 1、2、1、2
I don't know your name, your name, your name
記憶で旅行、旅行、旅行
I don't know your name, your name, your name
消してみよう、一つずつ
そうだね、一つずつ
My amygdala 
早くを救ってくれ 早く私を救ってくれ
早く私を取り出してくれ
早く私を取り出してくれ
My amygdala
ここから救って 早く取り出して yeah, yeah

そうだね本当に
ありとあらゆることがあったよね
耳元には母さんの心臓 時計の音
伝えられなかった俺の事故の知らせと
スケジュール中にかかってきた電話 
父さんの肝臓がんの知らせ
最善の選択が合っているように
全て過ぎてしまったから
それでこの数多くの苦痛は俺のためなのか
絶え間なかった試練は俺を殺せず
また俺は蓮の花を咲かせる

AMYGDALA/Genius Lyrics

AMYGDALA

この曲はこのD-DAYのアルバムとツアーの核となる位置付けだと思う。MVでは過去の自分を回想し、トラウマや嫌な記憶を閉じ込め、自分でつけた傷をAgustDに昇華させて怒りとして表現する人格を作った。

ツアーを終えてわかってきたのが、これを作り始めた段階からそれをまた取り出してそれも自分だと受け入れ、最後に一緒に浄化させる作業だった。

それはステージ演出の炎からも現れている。(その後VCRで過去の自分を燃やしている)

そしてAMYGDALAのMVの部屋で助けを求めても出られなかったドアから、最後のステージを終えて出られた。それはこの部屋の中でもあった、今回のステージによって。ここは解釈の1つだけど、そんな気がしてならない。1人では抜け出せなかったものが、FINALで大切な人(メンバーや家族)やアミに見守られて出られた事が感動する…😭




D-DAY

(papago訳)

未来は大丈夫だ
OK、OK、鏡を見ろ  痛みはない
俺は本当に死ぬんだよ、D-Dayまで
でも大丈夫だ
給料の時間だ、ダウンタウンへ乗り込め

俺は本当に死ぬだろう
カルマが俺のために戻ってくるのを見るよ
切り替えろ、もう時間がない

D-Day's coming, it's a fucking good day
この日のために今まで迷路を歩いたようだ
もしかしたら幼かった過去はもう over
生まれ変わる俺たちのために
祝杯をもう一度あげる
憎しみに満ちた世の中に
憎しみは余計に不要だね
蓮の花は泥の中でも燦爛と花を咲かせる
他人と比べて劣等感、自己嫌悪
こんなものに向かって
今日付けで銃口を向けるよ
お前は何なんだ?
限界なんか壊せよこの野郎
過去を後悔しないで未来を恐れるなこの野郎
避けられないなら殴られて
十分に痛い思いをしろ
無駄に傷つきながら
傷跡を育てないように、yeah
D-Day's coming 禁止されたものから
解放されると同時に
あなたのNew Chapterを開いて
溜まっているには俺たちは
相変らず若くて幼い
昨日より良い今日のための最小の努力 
お前は何だ? 限界なんてないんだよ
過去は過ぎ去り未来は遠い話
何を恐れるんだよ
過去は過去であるだけ
現在は現在であるだけ
未来は未来であるだけで、過度な意味づけ
大変だよ十中八九 
今日付けで迷路を通り
新たなスタートを切る
憎しみに覆われた世の中に再び蓮の花が咲く
そう D-Day's coming 
堂々と胸を張るように, yeah
証明はあなた次第だから是非証明してほしい

D-DAY/Genius Lyrics


これはアルバムの最初に入る曲だけど、ツアーではほぼ最後。アルバムでは「D-DAY」が始まる事、決意の宣言として…ツアーではVCRで過去に囚われている自分を燃やし、ミンユンギ・SUGA・AgustD全部自分なのだと受け入れてその後D-DAYの曲を迎える。

ここではペンサやバンド紹介があって、ユンギさんの自然な笑顔がやっと見られて一気に楽しいムードになる。

この流れも共有できる雰囲気なのが好き。

Intro:Nevermind

(papago訳)

前だけ見て走った
あたりを見回す暇もなく
いつのまにか俺は家族の誇りになって
ある程度成功した
思春期というその辺
ふと思い出した
その当時、俺は幼くて
怖いものがなかったんだ
幾度の挫折 それは何でもない
変わったのはあの時に比べて
少し大きくなった身長と
同年代に比べて少し成熟した視野
南山洞の地下作業室から
狎鴎亭まで敷いた俺のbeat 青春の出所
周りみんな言ったじゃん、大げさに言うなよ
音楽をするなんてふざけたら 家庭を壊すぞ
その時から気にしてなかった
誰かが何と言おうと
ただ自分の思い通りに生きていくだけ
お前が見るに今俺はどうだと思うか
俺が見るにはどう思う?
俺が滅びることを祈った何人かの奴に聞くよ
家庭を壊したように思うか?
I don't give a shit, I don't give a fuck
1日数百回口癖のように言った
「俺に構うな」
失敗や挫折を味わって下を向いてもいい
俺たちはまだ若いから心配するな
転ばない石には必ず生えるものなんだ苔は
帰れないなら直進 ミスなんてすべて忘れろ
Never mind
簡単ではないけど胸に刻んでおけ
ぶつかりそうになったらもっと強く踏め
Never mind, never mind
どんな茨の道でも走って行って

Never mind, never mind
世の中には君がどうしようもないことも多い
You better

Never mind, never mind
ぶつかりそうになったらもっと強く踏んで
Never mind, never mind
あきらめるには俺たちはまだ若くて幼い

Intro:Nevermind/Genius Lyrics

やっぱりこの曲は
ぶつかりそうになったらもっと強く踏め

という歌詞が強く残る。
Moonlightにも入っている歌詞。
最後には同じ言葉を繰り返し「応援しています」とアミ達にもそう伝えてくれていた😭


TheLast

(papago訳)

人気アイドルラッパー、その裏に
弱い自分が立っている 少し危ない
うつ病への強迫観念、時々再び戻ってくる
Hell no もしかしたら
それが俺の本当の姿かもしれない
Damn huh現実の乖離感
理想との葛藤が痛い、頭が
対人恐怖症になってしまったのが18歳頃
そう、その頃俺の精神はだんだん汚れていく
たまに俺も自分が怖い。自己嫌悪と
またやって来てしまったうつ病のおかげで
もうミン·ユンギは死んだ(俺が殺した)
死んだ情熱と他人と比較するのが
俺の日常になって久しい

精神科に初めて行った日
両親が上京してきた
一緒に相談を受けた 
両親は俺のことをよく知らない
俺自身も俺のことをよく知らない。
それなら誰が分かるだろうか
友達? それともお前?
誰も俺をよく知らない

医者が俺に聞いた
××したことがあるかと
躊躇なく僕は言った
したことがある、と
癖のように言う言葉
uh I don't give a shit, I don't give a fuck
そんな言葉はすべて
弱い俺を隠そうとする言葉
消したいあの時
そう 記憶さえ出ない ある公演をする日
人々が怖くてトイレに隠れてしまった俺に
向き合っていた俺

その時、俺はあの時、俺は
成功がすべて補償すると思ったよ
ところで、でもさ
時間が経つほど怪物になる気分だよ

青春と交換した俺の成功という怪物は
もっと大きな富を求めている
武器だった欲がかえって俺を飲み込んで
台無しにし、時には首輪をかけるだろう
俺の口を塞ぎながら
禁断の実を飲み込めと言う人もいる
I don't want it 彼らは私が
この小山で 出て行ってほしい

Shit、shit分かったからやめろ
このすべてのことの根源は
俺だから自らやめるよ
俺の不幸がお前らの幸せなら
喜んで不幸にしてやるよ
憎悪の対象が俺なら
ギロチンに上がってやるよ

想像だけしてたのが現実になって
幼い頃の夢が俺の目の前に
二人だけの前で公演していたクズ 
もう東京ドームが俺の目の前に
一度生きる人生 誰よりも熱く
適当に生きるのは誰でもいいよ
My fan my hommie my fam
心配しないで 俺はもう本当に大丈夫 damn
俺の本質を否定したのが数回
俺の居場所はアイドル否定はしない
何度も気を潜めていた
彷徨の終わり、正解はなかった

売ったと思った自尊心がもう俺自負心になる
俺のfanたち、堂々と頭を上げてろ 
誰が俺ほどやるんだ uh

SEIKOからROLEX·AXから体操(競技場)
俺の手振りにうなずく
何万人もの人々がうなずく
Show me the money
出れないんじゃなくて出ないんだよ shit
俺たちを売っていたお前たちは
出ないんじゃなくて出れないんだよ shit

俺の創作のルーツ 一世の甘さ、苦味、
クソの味まで全部見たよ
トイレの床で寝てたあの時は
もう俺にとって思い出だね
思い出になるよ
出前のバイト中に出た事故のおかげで、クソ
粉々になった肩
掴み取ったデビュー 
お前ら誰の前で苦労したふりをするんだよ

The Last/Genius Lyrics


FINALが終わって、しばらくしてからこの本当に最後のTheLastを何度も見て更に強く心に響いてきている。

最後の方の「誰が俺ほどやるんだ」↑太字  
で大きく手を広げながらテチャンを受け止める所はズシンと来て震える。動画⬇

曲が始まる前にも肩を動かしたり、膝を曲げてしばらく呼吸を整える所がまた、最後の大事な試合を迎えるアスリートのようだった。

もう、最後の方は本当に絞り出すような魂の叫び……
私はその場にいたけど、視界的に9画面のスクリーンでしか見ることができず。この姿だけはそのままカメラを通さずに見てみたかったなと今になっては思う。

ただ後でわかったのは、このスクリーンでしか見えない事自体が本質だった……深すぎる……(本当の自分は全部見せない)

shumationニムのfull ver⬇


Dear My Friend

(papago訳)

いまだ変わらず
お前が俺は恋しくてまた恋しい
いまだ変わらず
一緒に過ごした思い出が蘇る
もしかしたらあの時お前を捕まえたら
いや、あの時お前を止めたら
いまだ変わらず俺たちはまだ友達なのか
どうだったのかな
Dear my friend どう過ごしてるんだ お前は
俺は元気に過ごしてる 知ってると思うけど
Dear my friend 俺正直に言うよ
俺はお前がすごく嫌いなんだ
あいかわらず覚えてる 一緒だった過去の日
大邱に一緒に遊びに行った俺たちの時間と
幾多の日二人なら世の中も怖くない
そう言っていた俺たちは今全然違う道を歩いてる Damn
あの時覚えてる? 多分神社だったかな
二人で焼酎を傾けながら交わした俺たちの会話
この社会を食ってやろうと言っていた
俺たち二人の抱負
遠大な夢を抱いていた
俺たちは幼かったし20歳だよ
突然だった、連絡が途絶えた
しばらく経ってから
知らない番号で来たお前のご両親の
その短い電話一本ですぐ駆けつけてみた
ソウル拘置所 安養は遠すぎた
お前が変わったのかそれとも俺が変わったのか Uh
流れる時間さえ憎い 俺たちが変わったんだよ
おい、お前が憎い おい、お前が嫌いだ
おい、これを言うこの瞬間さえ俺は君が恋しい
毎週行っていたソウル拘置所面会の道
往復三時間ぐらいだった遠い道を一人で出た
俺の裁判日と俺の出所日
雪がたくさん降った冬の白い豆腐
ちゃんと覚えてる
そして久しぶりに会ったお前は
全然違う人になってしまった
目がうつろなままお前は言っただろ
××やってみるつもりないか、と
俺は怒ってまた悪口を言った
唯一の友達だったお前を戻す方法はないし、
お前は怪物になっちまった
俺が知っていたお前はいなくて
お前を知っていた俺はいない
俺たちが変わったのは
時間のせいではないことを知っている
お前が知っていた俺はいないし
俺が知っていたお前はいない
俺たちが変わったのは
ただ時間のせいじゃないことは無常だ
いまだ変わらず
お前が俺は恋しくてまた恋しい
いまだ変わらず
一緒に過ごした思い出が蘇る
もしかしたらあの時お前を捕まえたら
いや、あの時お前を止めたら
いまだ変わらず
俺たちはまだ友達なのか どうだったのかな

DearMyFriend/Genius Lyrics


これはFINALから追加された曲、1日目を終えた時にここに入れたので順番が違います

初日はこの曲の途中で歌うのに詰まっていた所があった。
"おい、お前が憎い おい、お前が嫌いだ
おい、これを言うこの瞬間さえ俺は君が恋しい"
その人に語りかけるような。

実はこれ、SpringDayのverseと歌詞は全く同じではないけど内容がほぼ同じで。
(⬇は曲の感じ的に僕、君に変えているだけです)

SpringDayのSUGAパート


Dear my friendの方が先に作られた曲だけど、SpringDayの、大切な人との別れと会いたい気持ちというテーマでこれを入れたという事はやっぱりユンギさんにとってのそういう人はこの人なんだろうなと。

考察の記事でも書いたけど、本国アミさんの話にもあったように、この友達の事は昔ひたむきでただがむしゃらに音楽に臨んでいた若き日の自分と、この10年を思い出す対象でもあるんだろう。

だからあのきれいな涙が流れたんだろう。


もうあの日から1ヶ月。
まだまだ抜け出せないけど、残してくれたものをずっと幸せな思い出として忘れずにいたい。


ユンギさんもいつでもこの4ヶ月をいつでも思い出して、大切な人と大好きな音楽と、少しでもたくさん幸せな日が訪れますように。




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