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慶應と上智に受験。大学受験に懸けた私の中高6年間。

現役生が第一志望大学に合格する割合は10%と言われています(諸説あり)。受験生のみなさんは、10%に入るために毎日必死な思いで自分自身に向き合っていることでしょう。

そんな私もつい最近まで受験生でした。
私の受験までの人間的成長や経験を通して、一人でも多くの受験生・自分の道を切り開きたい方に向けてお伝えしていきます。


簡単な経歴・自己紹介


私は愛知県の田舎の小学校を卒業後、寮のある中高一貫校の女子校で6年間を過ごし、上智大学法学部に在籍します。

負けず嫌いで、決めたことは全力になるタイプです。高校3年間の評定平均は4.9で、運動をすることが好きで毎週継続的に行っているランニングが趣味です。習慣は日記を書くことで、振り返るということは毎日行ってきました。

第一志望慶応義塾大学法学部の合格に懸けた夏

第一志望の慶應義塾大学法学部に合格するために、夏休み毎日自己嫌悪に陥りながらも、必死に自分に向き合いました。志望理由書、自己推薦書、小論文…。決して少なくない準備量に途方に暮れながらも、小論文模試で合格ラインが安定するようになり、手ごたえを感じながら取り組むようになりました。
しかし、結果は不合格でした。

FIT入試(総合型入試)で不合格。


10日で準備をした上智大学の受験

その10日後には上智大学の入試が待ち構えており、嘆く暇もなく急いで切り替えました。
今まで慶應のために勉強してきて、全く準備をしていなかった上智に受かるのだろうか。慶應が落ちてすぐの時は、大学受験を甘く見すぎていたのではないかと反省しました。

しかし、10日後の入試で上智大学法学部に見事合格することができました。

上智大学法学部に合格。


しかも、当日は自信を持って小論文と面接に臨むことができるレベルに持っていくことができたのです。

上智に短いスパンで合格を勝ち取ることができた理由

勝因は主に二つあります。

①6年間上智大学を夢見てきた


先ほど、第一志望は慶應義塾大学であったと書きましたが、実は慶應の受験を決めたのは高3の4月でした。それまでは、ずっと上智大学にいきたいとなんとなく目標として抱き続けていました。私の学校では、学校で活躍されている方の多くが上智大学に進学されていました。学校生活での関わりの中で先輩への憧れが大学への憧れへと変化して、中高6年間目指していましたが、塾の面談で慶應へ後押しされて受験を決めました。元々向上心が高いことからより高いレベルの大学も視野に入れるようになり、慶應の受験を決めました。

しかし、慶應のときは志望校にすると考え出したのは、受験生として本当にギリギリのラインだったと思います。時間がない中で、建学の精神からカリキュラムまでを骨の髄まで理解できていなかったことが不合格の理由であったと受験後に気が付きました。大学受験では、自分がどのような人間なのか、何が得意であるのかを徹底的に洗いだして、大学のカリキュラムや特徴に結び付けて志望理由に落とし込むことが必要です。

徹底した自己分析の上、自分に合った大学であることをアピールするのが総合型入試の基本であり、志望理由がきちんとかけていないと、いくら他が良くても落ちます。

志望理由が大学の求めるものに落とし込んでいないと、小論文を受けさせてすらもらえないのが現実です。学力でも小論文の論理的思考でもなく、大学へのラブレター(志望理由)をアドミッションポリシーにあった人であるということを認めてもらえる熱い文章を書くことが重要です。

志望理由は合否を決めるラブレター。


短いスパンで大学を理解し、それに合わせていかに魅力的な人間かを引き出すのは難しいことです。総合型入試は、沢山のことを経験して得た人間的な成長や学びが不可欠です。一般入試と違って総合型入試は、学力ではないとことへのウエイトが高いことで、答えがない問いに一生向き合わなければならず、決して簡単なことではないと思います。

②大学の求める学生像に近づくために経験を積んだ

私は上智大学の準備を約10日で行いましたが、本当は中高6年間で自分自身を大学の求める学生像(アドミッションポリシー)に近づけることができたのだと思います。中学生の頃から憧れを抱いていた私は、学校行事や自分自身の興味のあることに積極的に取り組んできました。これらの私の活動を通して成長してきたことは漏れなく大学に合格するために不可欠で、思い付きではよい志望理由や自己推薦書は書くことができません。


自己分析は生きる上で不可欠

これからの展望

私は、6年かけて準備をしたといっていい大学受験で得た学びや人間的成長、総合型入試で合格するための方法をこれから伝え、一人でも多くの人に憧れの大学の切符を掴み取ってほしいと思っています。一般入試と総合型入試は比べられない大変さがありますが、自分自身を理解して、将来の道を明確にできる人は総合型入試での合格は掴みやすいと思います。就職をするときにこの道は通るので、むしろ今の時点で練習することは大事です。
これから、自分自身の経験を交えたトピックを深堀して記事にします。総合型入試を受ける人に限らず、自らの生き方を明確にすることや自己分析が必要な人に少しでも参考になれば幸いです。










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