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POINT TO POINTのこと②

①と書いてしまったからにはせめて②も……ということで少しだけ…記憶の記録。

まずオープニング。緊張感と高揚感、こみ上げる感情の渦の中で、なんか映画のエンドロールみたいだ…と思いながら、大きなスクリーンを見てた。(オープニングなのにw)
バンドメンバーひとりひとりがいて、洸平さんはVOCALで。あぁPOINT TO POINTなんだ、みんな大切なひとりなんだ……!と思ったところで洸平さんが現れ。あとはもう感情のままに、音と声の中に包まれた。

一曲一曲について書いてみたい、なんて思ったけれど、なんだか私の中に残っているものは全部が繋がっている感じで、順番にひとつひとつ思い出すことができない…

最初の2曲はとにかく「生」ということに圧倒された。全部の音と声がそこで生まれて、その瞬間が今ここにあって、生きたままひとつになって、どこまでも広がって全てを包む、その「生」の連続。ほんとにLIVEだ、ってすごく思った。

めちゃくちゃカッコよく歌ったと思ったら、かわいく喋って、愛らしく動く。
「深々と頭を下げた。」って言葉では伝えきれないあのお辞儀も、洸平さんらしくて愛おしかった。

『つよがり』は声の深みが美しくて、サックスの音色がそれを彩っていて、今まで聴いた中でいちばん素敵だと思った。曲たちも少しずつ、変わったり、変わらなかったりしながら、熟成していく感じ…?
カンちゃんとの『あなた』や『One』もそうだった。
このアコースティックコーナーを見て、ひとも時間も確実に進むんだな、と感じた。(そして今のこの時間よ終わらないで……!と思った)

①のほうで書いたけれど、私がいちばん印象に残ったのが踊り狂うコーナー。(コーナー?)
『Only you』は大好きな曲で、だけどまさかあんなに泣けるなんて。そしてこの私が(どの?)まさか踊り狂うなんて。『ハロー』も『Way You Are』も。
心の奥の奥、自分でも見たことのない触れたことのないところ、もしかしたら見ないようにしてきたところを、時に容赦なく揺さぶってくる。そして優しく包んでくれる。その先に、想像もできなかった景色が広がる。洸平さんが強くて優しいのは、自分のそういうところをたくさん感じてきたからなのかな、あぁ好きの力ってこういうことなのかなと……10年かかったことや、俳優なのに、の話や、それでも歌い続けること。『旅路』を聴きながら、そういう全てが波のように押し寄せて、なんだか初めて、本当に一緒に船に乗せてもらっていたんだなという気がした。

アンコール。
『みんなが見てる空』がピアノの弾き語りだなんて…!
ピアノ弾く洸平さんが好きで好きで好きで好きで!
そして、閉塞感と不安の中に届けてくれたあのときのインスタを思い出して、あのときの救われた気持ちが甦ってくる。
どこにいても、誰のことも、置いていかない。空は繋がってる。POINT TO POINT。全て線で繋がった状態。みん空はアルバムの曲ではないけど、本当に、ひとつひとつが繋がっていて、今までもこれからもそうなんだなと思った。今は見えない点でも、ちゃんと繋がってる。

少しだけ……と思ったのに長くなっちゃった…
最後の『MUSIC WONDER』が、私が長々書いてきたことの今のところの集大成みたいなものかも。この曲も聴くたび泣いてしまうけど、これからも、さぁ笑ってこ!

ここまで読んでくださったかた、ほんとにほんっとうにありがとうございました。

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