郷里ナンバー目撃!

本日もお日柄がよく、ふよふよな青鳥(あおどり)なのです。風が少し強めで、目にゴミが入ってゴロゴロしたくらい、なのです。

いつもの川岸をふらぁ、と歩いて大きめの商業施設へ行くのです。
確かに風は強いのですが、川岸の風はスッキリしているみたいなのです。青鳥の頭もスッキリー、なのです。

そんなこんなで、んぼーっと歩いていると、とある工事現場へ到着するのです。道がくねくねしていたり、行き止まっていたり、注意しないと危険なのです。案内のお兄さんがいらっしゃるので、安心は安心なのですけれども。

横断歩道を越えて行くと、一台の工事関係車両が止まっていたのです。さりげなくナンバーチェック、なのです。

あれ? 生息地域のナンバーじゃない。と、いうか東京のナンバーじゃない。

青鳥の郷里ナンバーだ!

と、驚いたのです。まさかこんなところでご対面とは、驚きなのです。
何故、東京の工事現場に存在するのだろう? なのです。
すぐに思い浮かぶのは「出稼ぎ」なのです。郷里の北国では、道路や建設現場の仕事は、冬はありません、なので、仕事を求めて雪の降らない、或いは降っても少ない地域へ行くことがあるのです。あの工事車両は企業の名前が入っていたので、きっとその会社ごと東京に仕事で来ているのだと思われるのです。

どういう経緯で東京に来ることになったのかは分かりませんが、大変なのだろうな、と察するのです。
出稼ぎでも仕事があるだけ良いのです。きっと郷里では仕事はないだろうし、なのです。
会社の社長と従業員数名で来ているのだと思われるのです。

郷里ナンバーの人たちも東京へ来てびっくりしているのかな? 「雪が、ない!」「冬なのに、緑がたくさんある!」なんてね。

今の現場はもうすぐ作業が終わりそうなので、郷里ナンバーの車両はどこに行くのか気になるのです。次の仕事先がちゃんとあったら、いいなあ。そうしたら作業員の郷里の家族も困らずにすむもの。
冬の仕事のなさは、深刻、なのです。
しばらくこの道は通らないから、もしかしたら本日で郷里ナンバー車両とはお別れ、なのです。このナンバーの持ち主さんが、次の現場があることを願うのです。

頑張れ、郷里ナンバー!
雪が溶けたらきっと良いこと、あるよ!

後ろ髪を引かれつつ、青鳥は大きな商業施設へ向かうのでした。


さて、明日金曜日は「開運館 上野マルイ鑑定所」へ行く日、なのです。

もし、話を聞いて欲しいな、と思われましたらいらしてくださいね。お待ちしております。


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