旅行へいけないコロナの年

遠くへ行きたいな。

ジョージアとアルメニアの境にボンボンフスタンという国があります。面積は岐阜県高山市くらい、人口は杉並区くらい。気候は気分によって亜熱帯からステップになったりします。ボンボンフスタンの人はみなエスパーでテレパスです。物価は名古屋くらいです。

3年前、私はボンボンフスタンに行きました。全然まともな場所じゃなかったです。インフラは壊れてるし、銀行には強盗がいっぱいいるし、ガソリンは灯油だし、ロクでも無い。

首都のバボガドまでは成田からウルムチ経由で行けます。バボガドについた瞬間、焼き肉とガソリンの匂いが漂ってきます。タクシーでホテルへ行きたいのですが、タクシーは偽物のフォルクスワーゲンやTOYOTAばかりでうさんくさい。ホテルでは10歳くらいの少女が強制労働させられてる、酷い。

眠くなったのでベッドで寝るが湿度が高く寝付きにくい、頭が痛くなってきました。なぜかホテルにiPadが置いてあったのでそれで頭痛薬を注文したら五秒後くらいに頭痛薬が送られてくる。頭痛薬を飲んだらめっちゃ気持ちよくなったので成分みたらガッツリモルヒネ入っててドン引きする。

テレビ付けてもCMしかやってない、なぜか日本語、数時間後ようやく寝れた。夢の中でもCM、ナロンエースのCM。

ボンボンフスタンの地図を見るとびっくり、面積の半分くらいが強制収容所になってる、人口の8割が軍隊、危ない国だ。

国家はロ短調、13/16拍子、非常にノリづらい。聴いてるとイライラするが、ラジオはずっと国家が流れてる。

国民の7割がペットを飼って、人気なのはアミメキリン。あとウミガメ。最近はペリカンも人気。遺伝子組み換えのペットも人気。

最近税率が20パーセントになり、リニアモーターカーの開発を頑張ってるみたいです、この間もバボガドから高円寺までテスト車両が走ってました。

若者は放射性物質を蛍光塗料に使うタイプの腕時計をみんな付けてて割とヤバい。

ホテルの自販機が壊れ、Windows Updateが始まった、だから俺はWindowsが嫌いなのだ。

風呂屋のおばさんがDDoS攻撃食らって苦しそうにしてた、かわいそう。

まともなやつがいないこんな国でも、ファミリーマートはとても落ち着く素晴らしい場所、オタク君がiTunesカードを沢山買ってた。その人は馬の女の子のゲームをやってました。

まともな場所がないこの国はもうダメだ。お休み。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?