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2023年11月11日(土)
部活の外部講師として関わっています
御船高等学校の文化祭
「龍鳳祭」にて
部員さんの発表の場として
煎茶道東阿部流 野点のお席を催しました。

29年前
高校生の私が放課後に
カルチャーセンターで習っていた煎茶道を
高校ではじめたことから
御船高校にお煎茶道部ができたのですが

表題の問い
「日本文化は未来に必要か」
最近良く考えます。
端的に言うと、習い事として
不人気になっていると感じるからです。

太鼓の昔から
「最近の若いモンは…」と
年配者に言われていたと聞きますが、
めまぐるしく変化する生活様式に振り回され
この現代に生きる日本人は
「世代」のような何十年単位ではなく
10年単位ほどで価値観の違いが
生じているのでは無いでしょうか。

企業の寿命も30年と言われていたのは
私の若い頃で
今はもっと短いようです。
それは一つの組織の中で
違う価値観を持つ人間同士が
同じ方向を向くことの難しさ…
ではないかと思います。

それに対して
学校教育環境はどうでしょう?
ポケベルを鳴らしていた
私の学生時代のものと
大して違わないなと感じます。

久々に高校生の文化祭の内側に触れ、
今の生活スタイルに
学校教育環境が"合わなく"なっていて
先生も生徒も保護者も
一人一人の時間の無さから
準備不足になり
説明不足につながり
意義も何も感じられなくなってはいないか
そのように感じました。
(文化祭へのダメ出しではありません)

高校の文化祭翌日である
2023年11月12日(日)
熊本県煎茶道連盟の合同茶会が
市民会館シアーズホーム夢ホール
にて行われました。

私共、煎茶道東阿部流も
午前と午後で10回のお席を設けました。
こちらも昔は賑わっていたけど…と
数十年前を懐かしむ声が多く
同じスタイルを継続していくことは
難しいのではと感じました。

茶道も歴史はありますが
その時代のニーズによって
清貧を追求したり
権威やステイタス示すものに使われたり
変化しながら継承されています。

前年度比や前例主義は捨てて
私たち地方議会もそうですが
学校も日本文化も
大きく変わる必要がある
時代の変革期であるということではないか
と考えています。

まずは
世代によって価値観が変わることを
受け止めて
意義を整理して
残るだけ価値のあるものにするために
何が必要か
考えていきたいと思います。

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