見出し画像

2023/12/1高知旅行②

宿のベットは上質で保温効果が絶大だ。
深夜2時、暑くて目が覚めた。
全身汗をかいているのが分かる。

今日帰ること以外に予定がないことを
思い出し、急いで検索する。

奈半利駅から後免駅の間にある伊尾木駅。
ここにはコンクリートの道から一歩踏み出すと、まるで数万年前の時代にタイムスリップしたかのような、シダの生い茂る洞穴、伊尾木洞がある。元々海の中だったため、貝の化石も見れるのだとか。

気になる。だけども1人でコウモリやマムシが
生息する暗いトンネルを通らねばならない。
きっと私以外にも観光客がいるはずだけど
踏ん切りつかない。

ここは写真を眺めるだけにとどめ、
他を探す。

探して行くことに決めたのは、牧野植物園。
私は朝ドラ『らんまん』を観たことがない。

朝食を食べてからバスの時間まで
ゴロゴロ。

部屋から、旧魚梁瀬森林鉄道施設 小島橋が見える。
日本文化遺産


バスで壮大な自然の中を通り抜ける。


牧野植物園に到着し、
入場券を購入する前から
すでに植物が広がっている。

ラベルだらけ

こんなにも植物のラベルが並んでいるのは
他に見たことがない。
準備するのは大変だっただろう。
植物の名前以外に、"咲いてます"や
"らんまん"のシールまで付いていて、
細部まで管理されている。


美しい曲線
木彫りの何かに見えたけど、植物
ステキな廃墟感

温室の入口はステキな廃墟の様な建物。
中はすごくジャングルだった。

こだまがいる
主張のつよい根

展示室があって、観たい気持ちもありつつ
滞在時間が限られていたので
足早に進んだ。3時間は居られるくらい
ゆっくり散歩したくなる植物園でした。

2日目の移動。
8:56宿-9:37奈半利駅 村営バス 300円

9:50奈半利駅-11:24高知駅 ワンマン電車
高知観光きっぷで後免駅-高知駅は
乗り放題なので1,080円

11:43高知駅-12:14牧野植物園前
MY遊バス1日乗車券 600円
観光案内所で購入。

13:56牧野植物園-14:32高知駅

天井は木製なんだなぁ


15:13高知駅-17:41岡山駅
土佐線特急
高知観光きっぷ(往復)7,380円
岡山駅に成城石井があるのを見つけて
思わずパンを購入。

18:10岡山駅-21:00広島駅
JR鈍行 3,080円

2日目片道 計 8,750円
2日間移動費合計 20,510円

都会でも田舎でもない街の暮らしに戻った。
無職や低収入で将来のことを考えると
旅行はとんでもない贅沢だ。
家で写真や動画を見て満足できる人生なら、
金銭的な面では良いのかもしれない。
そんなことは頭で分かっている。
お金と時間をかけて向かう場所に
どんな魅力があるのかなんて説明できない。
自分が生きている、自分が舵をとっている。
誰の指示でもなく、自分が自分をコントロールしている。努力できない私は、お金を払ってこの感覚を手に入れている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?