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【Miwaさんコラボ🎉】お酒と音楽で振り返るゲーム業界人生

やあ、どうも。
あおはるおじさんでございます。

今回はMiwaさんとコラボ企画!

Miwaさんとクリエイター論を語ってしまおう!という企画です。
Miwaさんのコラボ記事はこちら!

コラボまでの流れはMiwaさんがとても丁寧にまとめて下さっているので、ぜひMiwaさんの記事でご確認下さい♪

なお、以下の文章は、お酒と音楽でリラックスしながら記事を書いています。
多少酔っているので徒然なるままに書いていますがご容赦ください。

<あおはるのクリエイター論>

売れるってどういうことだろう?

芸人さんもよく「売れない・売れた」という表現を使いますが、M-1のような大きな大会で優勝し、世間での知名度が上がり、番組に引っ張りだこになるという状態が「売れた」と言われます。

私、M-1の目指している姿は、由来はK-1だけどドラマ性は甲子園だと思ってまして、売れていない状態の若者が努力し栄冠を勝ち取るというドラマが感動を生むという構造だと解釈しています。

(すごく極端な言い方をすると)タレントの商業的な価値はリーチ力とブランディング力なので、まず売れていない状態からシンデレラストーリーを作り、フォーカスされた人を盛り上げていく。

そしてこれを番組として成立させ、商売を成り立たせている人がいます

で、ここで出てくるのが、ゲーム業界人はタレント(いわゆるクリエイター)を目指しているのか? または、売り方(いわゆるプロデューサー)を目指しているのか? という話。

タレント性を磨く人と売り方を考える人

M-1も、今年からR-1も年齢制限がありますが、紳助さんの言葉を借りれば「10年やって成果がでないなら止めた方がよい」。これはタレント性(ゲーム業界でいえばクリエイター性)を磨く人側へのメッセージです。

ゲーム業界に関しては別に売れなくても食べていけます。
少なくとも会社員なので、会社員相応の給料は成果を出せていなくても出るわけです。

ただ、それも20代~30代前半くらいまででしょうか。
これはゲーム業界に限った話ではありませんが、同様の労働力であれば若い人の方が賃金が安いし将来性もあるし使い勝手がよいんです。

(これもまた極端な言い方をしますが)何も成果を出せないと、徐々に干されます。干されるというのは、芸人さんでいうと番組に呼ばれなくなるということです。ゲーム業界でいうと、中心核には選ばれないということです。そしてそれは、歳を取るほど、可能性として高くなります。

悔しい想い

先の通り、ゲーム業界に入れさえすれば、ゲームという表現媒体に携わる仕事をしながら、それなりの給与をもらえます(少なくとも芸人さんのようにアルバイトしながら暮らすというような形にはならない)。

なので、なんとなく生きていけてしまうんですよね。
でも私が知る限り、30代の後半くらいから、みんな業界を止めてしまいます。

この時、みんな言うんです。
「自分には向いていなかった」って。

私は16年くらいいるので、このセリフを何度も何度も聞いてきました。

お世話になった先輩、共に夢を語り合った同期、別の道を選んだ後輩。

あっさり諦めんなよみたいな怒りと、どうにもできなかった悲しみとか、色々な気持ちが混ざって悔しい気持ちでいっぱいになるんです。

そして、それはきっと、まだ売れていないのにしがみついている自分へのメッセージでもあります

続けることが自分の価値

私は父親がミュージシャンでして、一般的に定年を迎えた年齢になっても今でも活動を続けています。

そんなに売れていない(というと怒られるかもしれないけど)中で、ずっと夢追い人で、でも多くの人の心を動かしている瞬間がある。

正直、家族にミュージシャンがいるって売れててくれてないと困るんですが、それでも父の背中は私に勇気を与えてくれています。

絶対、この業界を止めないで、いつか売れてみせる!

普段はあまりこういう文章を書かないのですが、お相手がMiwaさんということもあって思う存分ぶつけさせて頂きました。

Miwaさん、コラボして頂きありがとうございます!

<ここからMiwaさんの記事を拝読して追記>

上記のあおはるの話を先にワーッと書かせて頂いて、Miwaさんに読んで頂き、それからMiwaさんの記事を書いて頂いた、という時系列になっておりまして、ここから先はMiwaさんの記事を拝読して追記となります。

(こちらもお酒の力も借りています。感情的に思うがままに書いておりますが重ねてご容赦ください)

音楽を生業にすることの難しさ

先にお父さんのことを書きましたが、同世代でも仲の良かった友達がバンドでメジャーデビューしていたことがあります。

過去形なのは既に解散してしまったから。

CMなどでもタイアップされていたので、CDは何十万枚か売れていて、その当時であればおそらく多くの若者は聞いたことがあるくらいの認知度もありましたが、それでも続けていくのは困難と判断されました。

音楽を生業として生き続けられる人なんて本当に一握りの一握り。
努力なんて当然みんなしていて、そこに運の要素も大きくあって、どれだけ頑張っても売れるかどうかなんてわからない。

多くの人は一発屋にすらなれないんです。

夢を失う怖さ

Miwaさんの記事ではMiwaさんの夢が語られていて、とても気持ちを揺さぶられました。

夢って生きていく上ですごく大事なことだと思うんです。

でも、大人になると、夢っていつのまにか描けなくなってしまうんです。

私の場合、良くも悪くも会社員でゲームを作っているので、会社員の文脈でも生きていけてしまうんです。

で、ある日ふと怖くなるんです。
あれ、自分は何のために仕事をしているんだっけ? って。
即答できなくなっている自分がいるんです。

夢を描く代償は、叶えるまで死ぬ気で努力

たぶん、多くの人の夢は周りから反対されます。

だって博打だもん。
そんな夢を追うより現実みろよって言われます。

そして、それは私がお父さんに思う気持ちともリンクします。

老後どうすんだよとか。
怪我したら収入なくなるじゃんとか。

でもさ、そんなこと言われてもどうしようもないじゃん!

そんなに簡単にあきらめたり、捨てたりできるくらいだったら、最初から描くんじゃねえってなるじゃないですか。

誤解のないように補足しますと、だから許してなんて言うつもりまったくないんです。
夢追い人が良いなんていうつもりは全くありません。

夢追い人は叶えるまで死ぬ気で努力しろ、なんです。

周りにはほんとすみませんって頭を下げながら、迷惑をかけないようにしながら、時に後ろ指も刺されながら、自分の持てるだけの最大限の力を使って努力するんです。

Miwaさんが共通項で挙げて下さった言葉。

大好きな仕事にしがみついて結果を出す決意

そして、この言葉。

でも、生きてる限り諦めたくないやん。

もうね、降りるわけにいかないんですよ。

何より口だけで叶えられなかった自分が許せないじゃないですか。

何度もこの原稿を書きながら自分に言い聞かせてますが、死ぬ気で頑張るしかないんですよ。

Miwaさんが最後のまとめで、『Miwaの決意表明』と称されておりましたが、この記事も『あおはるの決意表明』です。

Miwaさんへの御礼

改めまして、今回コラボして頂きありがとうございます!

ちょうど今年は40歳になるので、これまでの人生を振り返っており、お酒の力も借りながら、思う存分に書かせて頂きました。

正直、しらふで読み直すとヤバいかもしれないんですが、どうしても感情的な側面で今回は書いてみたかったのですみません💦

夢を叶えるために、これからも頑張っていきましょう!

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