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プロジェクトマネジメントを学ぶ(S-2)

やあ、どうも。
あおはるおじさんだ。

資格の勉強2日目、ダイエット3日目です。

今年のうちにPMOの資格を取ろうという試みで、
前回のキックオフ記事はこちら。

本日のテーマはPMOの役割について。

PMOの職種と役割

サイトにも公開されているこちらの図の通り、大別するとここでは3つの役割で区分されています。

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PMOの役割や職種
PMOの役割や役職は企業組織・文化・環境、そしてプロジェクト規模等により多岐にわたります。
PMOに在籍する方々の共通の役割は企業内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を行うことです。
(中略)
企業組織・文化・環境・プロジェクト規模に応じて、役割ごとに担当者が配置される場合や、複数の役割をひとりの担当者が兼務することもあります。

参照元:PMOとは?-日本PMO協会

PMOアドミニストレータ(PMO事務)

PMOアドミニストレータ

(画像はエトリエ様よりお借りしました)

こちらも同サイトより引用すると以下のような役割と定義されています。

プロジェクトに関連する社内プロセスを円滑に進める役割です。

<一般的な業務内容例>
・プロジェクトデータ収集・更新
・プロジェクト情報共有・展開・リマインド
・会議体コーディネーション
・書類作成・管理サポート
・経費処理
・プロジェクトメンバー勤怠・稼動管理
・および付帯する業務

PMOは、プロジェクトマネージャがプロジェクトの成功のために適切な意思決定ができるよう支援します。

例えば、会議体コーディネーション。

メンバーを集めて会議をするという行動一つにも
・会議体の設定(メンバーアサインや日程の調整)
・アジェンダの作成
・会議中のファシリテート
・会議の議事
など、やることがたくさんありますよね。

プロジェクトマネージャが上記のような業務を担ってしまうと、それだけで毎日の時間が業務遂行に取られてしまいます。

アドミニストレータはプロジェクトにおける一般事務や総務的な役割であり、プロジェクトに関連する社内プロセスを円滑に進めます。

PMOエキスパート

PMOエキスパート

続いて、エキスパート。
こちらも同サイトより引用すると以下のような役割と定義されています。

<一般的な業務内容例>
■プロセス分析
・プロジェクトの各種プロセスの策定・改善および標準化
・社内プロセス文書化
・社内プロセス教育および社内定着化
・および付帯する業務

■情報分析
・プロジェクトにおける各種決裁に必要な情報定義策定・改善および標準化
・情報収集手法の確立および社内定着化
・情報化手法の確立および社内定着化
・プロジェクトパフォーマンス情報の可視化
・および付帯する業務

■ツール分析
・社内プロジェクトツール類の開発・改善および標準化
・社内プロジェクトツール類の教育および社内定着化
・および付帯する業務

■ビジネス分析
・プロジェクト利害関係者との連携を通じた要求事項・ニーズの収集
・プロジェクト利害関係者の要求事項・ニーズのプロジェクト組織、プロセス、ツールへの反映
・プロジェクト利害関係者の満足度向上および維持
・および付帯する業務

■人材開発
・プロジェクトマネジメント教育および社内定着化
・プロジェクト関連業務従事者へのメンタリングおよびサポート
・および付帯する業務

プロジェクトのルールや環境を構築し、改善や標準化を担う役割です。

アドミニストレータとの違いでいうと、

例えばプロジェクトの進捗管理用のガントチャートがあったとして、それを日々更新したり運用していくのがアドミニストレータ。

対して、1からそのガントチャート自体を作り、メンバーに浸透させるのがエキスパートの役割です。

個人的には、メンバーに浸透させるというのが肝だと感じており、せっかく作ったツールも使われなかったら意味がありません。

分析をするだけで終わりではなく、分析する文化をプロジェクト内に醸成し、メンバーもできるように浸透させていくことが重要だと考えています。

PMOマネジャー

PMOマネージャ

最後にPMOマネージャ。
こちらも同サイトより引用すると以下のような役割と定義されています。

<一般的な業務内容例>
・PMO組織戦略および計画の策定
・PMOメンバーの勤怠・稼動管理
・PMOメンバーの教育
・PMO組織予算管理
・プロジェクト環境・ルールの維持・管理・定着化全般
・プロジェクトパフォーマンスの安定化
・および付帯する業務

PMOという組織に対するマネージャの役割です。

アドミニストレータやエキスパートが現場のプロジェクトマネージャの支援を中心とした業務を担うのに対して、PMO組織の組織戦略を構築したり、人員や予算の管理をしたり、PMOの活動のパフォーマンスの測定や改善、最適化を図ります。

今回はPMOの役割について学びました。

繰り返しですが、PMOは、プロジェクトマネージャがプロジェクトの成功のために適切な意思決定ができるよう支援する役割です。

プロジェクトマネージャの役割が多岐に渡るのと同様に、それを支援するPMOの役割も多岐に渡ります。

プロジェクトマネージャになる機会って突然訪れるもので、それまでの現場で担っていた役割から、組織目線、事業目線に活動範囲が一気に広がります。多くの人はそれまでの現場ノウハウでは通じずに苦戦します。

PMOの知識はプロジェクトマネジメントの運営の基礎を学ぶという意味でも、これからプロマネを目指す方にもオススメです。
※今回のスペシャリストはPMO組織に関する話も多いので、以前の以下の記事のアソシエイトの方がしっくりとくるかもしれません。


ではでは、今日はここまで。
皆様。今日も良い1日をお過ごしください。


続きはこちら。


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