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プロジェクトマネジメントを学ぶ(S-4)

やあ、どうも。
あおはるおじさんだ。

資格の勉強4日目、ダイエット5日目です。
でもダイエットは昨日カツ丼食べちゃった💦

さてさて、今年のうちにPMOの資格を取ろうという試みで、
今週はお勉強ウィーク。

前回はこちら。

本日で最後のテーマ。PMO活動事例について。

これまで、PMOというのは組織内でどういう役割を担い、組織内に立ち上げるにはどうすればよいかを学んできましたが、最後に活動事例を学びます。

PMO活動事例

前々回に学んだ通り、PMOの役割は以下のようなものです。

PMOの役割や職種
PMOの役割や役職は企業組織・文化・環境、そしてプロジェクト規模等により多岐にわたります。
PMOに在籍する方々の共通の役割は企業内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を行うことです。
(中略)
企業組織・文化・環境・プロジェクト規模に応じて、役割ごとに担当者が配置される場合や、複数の役割をひとりの担当者が兼務することもあります。

参照元:PMOとは?-日本PMO協会

課題はプロジェクト毎に異なりますし、PMOの支援内容も多岐にわたります。例えば、以下の活動事例をみてみましょう。

なんだか毎日炎上しているプロジェクトがある

本講義では以下のような事例が紹介されています。

業種業態:製造業
主要プロジェクト種別:発注者側プロジェクト
PMOの立ち位置:全社型(事業部内)
組織:自組織(自社社員)
主要役割:エキスパート
支援傾向:プロジェクト組織支援
優先課題:特定のプロジェクトについて度重なる課題が発生
PMO支援内容
・プロジェクトマネジメント課題の分析
・プロジェクトマネジメント課題の解決に向けたツール開発支援
・プロジェクトマネージャへのメンタリング及び指導
・プロジェクトオーナー(スポンサー)に対するプロジェクト進捗状況の定期報告

なんだか毎日トラブルが起きているプロジェクトってありませんか?

人が仲違いしていたり、計画が全然進んでいなかったり、成果物が見当違いのものが出来上がっていたり。

しかもそういう時って、「なんだか炎上している感じがするけど、何が起こっているの?」という状態から始まります。

そこで、PMOはまず課題の分析から始めます。

プロジェクトマネジメント課題の分析

例えば、調査をしてみると

・作業内容や成果物の定義があいまい(スコープ管理ができていない)
・初期計画のみで進捗管理がおざなりになっている(各自が思うがままに行動している)
・とりあえず人を集めて話すだけの会議(大半は聞いていない)ばかり
・部下と上司の縦のほうれんそうや、チーム同士の横の連携のコミュニケーションフローが確立していない

なんてことが往々にしてあります。

まずは、課題を言語化し、見える化します。

プロジェクトマネジメント課題の解決に向けたツール開発支援やマネージャへの支援

課題に対して、PMOはツールやマネージャへの支援を行います。

・作業内容や成果物の定義があいまい(スコープ管理ができていない)
→成果物を定義し、それに紐づく作業内容を洗い出し、スコープ(いつまでに、何を作るために、何をするか)を定義します。

・初期計画のみで進捗管理がおざなりになっている(各自が思うがままに行動している)
→スコープに対して、プロジェクトの成果物や作業内容をWBSに落とし込みます。ガントチャートを作り、進捗状況を追える状態を作ります。

・とりあえず人を集めて話すだけの会議(大半は聞いていない)ばかり
→会議体の趣旨目的に沿ったアジェンダを整え、目的別に参加者を分け、会議体を整備します。

・部下と上司の縦のほうれんそうや、チーム同士の横の連携のコミュニケーションフローが確立していない
→プロジェクト内のレポートラインを可視化し、報告フォーマットのテンプレート化やslackなどのコミュニケーションツールを用途別に整理します。

+大事な事
上記を導入した後、更新管理ができているかを追う。

一例として上記のようなことを行うのですが、多くのプロマネは上記をなんとなくでもやろうとはしています。

計画表すらないプロジェクトというのはほぼ存在しません。

ただ、実際ツールがあっても使いこなせてなかったり、日々の雑多な業務に追われて更新管理ができていないので問題が起こります。
また、プロマネは「こうしたい」と思っていても、現場に説明不足できちんと落とし込まれていないなんてことも多々あります。

身体をめぐる血液のようなもので、隅々まで滞りなく循環する状態を作ることがPMOの支援の本質だと思います。

プロジェクトオーナー(スポンサー)に対するプロジェクト進捗状況の定期報告

プロジェクト側への支援とあわせて、プロジェクトオーナー側にも定期的に報告を行います。

オーナーからするとプロジェクトが炎上しているわけですから、何が起きているかを知りたいですし、解消に向かって動いているのか進捗を知りたいわけです。

ただ、目下火消しに紛争しているプロマネは、オーナーから問われても「いや、まだそれは解決している途中で……(うるさいな、ほっておいてくれよ)」なんて気持ちになってしまいかねません。

そこでPMOは客観的な位置から現状起きていることを言語化し、解決までの道筋を立て、進捗状況をオーナーに対して代理で説明します。

ここまでのまとめ

というわけで4回に渡ってe-learningで講義を受けてきました。
以上で講義は終了で、これまでのまとめはこちら。

明日は全体的に復習しなおしてテストを受けます。


ではでは、今日はここまで。
皆様、今日も良い1日を~!



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