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睡眠のリズムが崩れてしまった時には

おはようございます!
あおはるです!


あれもこれも終わっていない。

明日はあれから手を付けて……ああ、そういえばこれも大丈夫かな……みたいな状況が続くと、家に帰ってからもまったくリフレッシュできません。

このように「やらなければならないこと」が溢れている時、多くの場合は、「いま必要ではないこと」をしています。そこで、タスクを書き出し、「MUSTとWANT」や「重要度と緊急度」で分けて優先順位を整理する――
というHowの方向性で最初は書こうと思っていたのですが、今日は少し違った角度で「睡眠って大事」という話を書いてみます。

(なお、不眠症は本当に辛い思いをされている方もたくさんいらっしゃると思いまして、医療での解決が必要な場合もあります。医学的な知識からの見解ではないため、あくまでも少しでも参考になればという気持ちで書いておりますが、どうかご容赦ください)


はじめに

よく食べよく遊び(動き)よく眠るは健康の基本です。身体が資本というように、健康を崩してしまっては何もできなくなってしまいます。
人生100年時代に向けて、経営者やビジネスで成功している人ほど健康には人一倍気遣っている印象があります。

というわけで、食事、運動、睡眠いずれも大事ですが、その中で特に今回は「睡眠」について考えてみました。

前置き

多くの睡眠に関する本の構成は、以下のような構成になっており、

1. 問題提起:睡眠不足がいかにやばいか
2. 解決のHow:どうすれば睡眠不足を解消しやすいか

問題提起に関しては、睡眠不足に悩んでいる方からすれば既に実感値を得ていることかと思いますので、2の解決のHowを求めて本を買うことが多いと思います。

ただ、このHowが人によってけっこう向き不向きがでます。
理屈は分かるけれどもなかなか実践ができないといったケースが起きたり、後は冒頭の状況例のように心配事が脳裏をよぎってしまうことで寝付けないといったケースもあるため、なかなかHowだけでは改善できなかったりします。

リズムの狂いが原因の場合

という、言い訳がましい前置きをした上で、私もなかなか対策はできていません。
ただ、不眠が発生した時にはかなり意識的にリハビリしておりますので、「どうリハビリしているか」を書いてみます。

▼知識として意識していること
・太陽の陽射しで体内時計をリセットできる
・食事や運動のサイクルも一緒にリセットする必要がある
・緑(植物)には気持ちを落ち着ける効果がある
・睡眠サイクルは以下の3種類がある
‐ 疲れると眠くなるサイクル
‐ 暗くなると眠くなるサイクル
‐ 体温が下がると眠くなるサイクル
・仮眠の単位は20分ほどか80~100分程度
※目をつぶって情報を遮断するだけでも効果あり

▼不眠が起きた時の週末に意識的に行うこと
【前日夜】
・休みの前日は必ず終電までに帰る(←ここを頑張る)
(かつ、胃もたれしないよう食べ過ぎ&飲み過ぎないこと)

【午前中】
・結構無理してでも早く起きる(←ここを頑張る)
・胃にサンドイッチなど軽く何かいれる
・熱めのシャワーを浴びる
・太陽の光を浴びに外に出る
・公園に緑を見に行く
・たくさん水を飲む
・公園のベンチで20分ほど目をつむる
・(もし↑でまだ眠気が収まらない場合は)80~100分程度の昼寝
※雨の日でもできれば公園に緑を見に行くという工程は踏む

【午後】
・午後は能動的な趣味をする
(文章を書くなど適度に頭を使うことでも、身体を動かすことでもOK)
※一人の行動は午前中に固めておりますので、午後は子供と遊ぶとか友達と出かけるなどで代用してもOKです

【夜】
・寝る時間を定め、1時間くらい前に適温で長めのお風呂に入る
・布団についたら目を閉じて何もしない(←ここを頑張る)
※PCやスマホ触らないことが大事
日中に適度に身体を疲れさせていないとこれがなかなか辛い


かなり意識して行動しないと、私の場合、なかなかリズムを戻せません。
週末もダラダラしてしまうと、翌週からまた不眠の日々が続きますので、なんとか週末にリズムを戻しておきたいものです。

不安や心配事が原因の場合

また、不安や心配事で眠れなくなってしまう場合もあります。
くよくよするなとか考え過ぎるな……というアドバイスもいただくのですが、なかなか考えないようにするのも難しいことです。
そこで、理屈から整理することにしました。

・脳は基本的にネガティブ思考である
自然界で生物が生き残るためにはまずリスクを考えます。
ゆえに、ネガティブな考えが生じることは正しい状態とまず理解します。

こちらは前提の話で、なんでこんなにネガティブになってしまうんだろうと悩む必要はなく、そもそも人間の脳はそういうものだと考えることで幾分はマシになりました。


・安心安全が挑戦の後押しをする
心配毎の多くは当事者にとって未知数の事象と向き合う場合に起こります。
未知数な事象に向き合う場合、情報量や経験値が不足しているため、自信を持てない。

これは客観的にみれば、成功する可能性が低い状態です。
ゆえに、失敗を前提として、失敗しても大丈夫だという状態を確保する必要があります。

こちらのポイントは、背中を預けられる環境を作る、です。
指導者でもよいですし、同僚でもよいですし、応援してくれる人でもよいです。

私は体育会系スポ根世代なので、「失敗する時のことなんて考えるな! 不安になってしまうのは自分の根性(努力とか練習量)が足りないからだ!」と自分の感情を抑え込んでいました。

これはこれで正しい側面もあると思うのですが、最もやってはいけないことは、自分本位で突き詰め過ぎて周囲に傍若無人に振る舞うことです。

あるゴールを目指す際に、それが個人技であったとしても、周囲に自分のことを支援してくれる人は必ず存在します。逆の立場になった時に、今の自分は応援してあげたいと思えるような状態になっていますでしょうか。

周囲から支援してもらえる状況は一朝一夕に築けるものではありません。
業(ごう)という言葉がありますが、自身の行動は必ず自身に返ってきます。

不安に感じる夜は、「ああ、そういえば最近、周囲のことをあまり信用できていなかったな」と考え、周囲への感謝の言葉を書き出してみることをオススメします。
言葉にすると不思議なもので、自身の置かれている環境への安心感が高まり、心が穏やかさを取り戻してくれます。

最後に

長くなってしまいましたが、この手のHowって自分に合う方法を見つけるのがなかなか大変です。
今回の私のHowも合う方、合わない方がいらっしゃるかと思います。

不眠は本当につらいですが、もし「こんな方法で予防している」とか「こんな方法で改善した」などありましたらぜひ教えてください。m(__)m



以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!





本日参考とさせていただいた書籍や動画のまとめ

「どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル」
宮崎 総一郎、 森国 功 著
(中経出版)
(ちなみにこの本の趣旨は
 × こうすれば徹夜ができるよ
 〇 徹夜はしないに越したことはない
 ですので、徹夜を推奨している本ではありません。)

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メンタリストのdaigoさんがよくこの手の問題を調べてブログや動画にあげられており、いつも参考にさせていただいております。


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