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【資格勉強📚】中小企業診断士を受けてみました!【受験生の皆様お疲れ様でした】

こんばんは、あおはるです。

今年の3月末から始めてみた1,000時間チャレンジ

まだまだチャレンジは25%にも満たない状況なのですが、こちらのチャレンジで目指しているのが中小企業診断士という資格です。

今年は8/21と22に試験がありましたので、本番は来年と思いつつ、予行練習も兼ねて受けてきました!

結論からいうと、自己採点で一次試験は不合格なので、短期間で受かった~みたいな報告ではありませんw

今回は体験レポートのような感じで書いてみます。

中小企業診断士ってどんな資格?

いわゆる士業(サムライ業)の1種。

日本の企業って中小企業が99.7%を占めるのですが(ちなみに従業員数比でいうと70%くらい)、そんな日本を支える中小企業を中心に、経営コンサルタントをしますよーという国家資格。

士業の割には独占業務が無いのですが、ビジネスに必要な様々な知識を得られるので社会人としてのキャリアアップにもオススメと言われています。

ちなみに試験は、一次試験7科目(マークシート)と二次試験4科目(記述)があり、近年一次試験合格率は上がってますが、昔は一次20%×二次20%の合格率4%なんて言われていた難易度です。

中小企業診断士ってどんな試験?

一次試験は以下の7科目。

・経済学・経済政策
・財務・会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営・中小企業政策

1科目100点で、合格は平均60%相当かつ1科目でも40%未満がないこと。
どの科目もだいたい6割くらいができていることが求められます。
(※平均なので、例えば1科目50点があっても別の科目で70点ならOKです)

過去問は中小企業診断協会で確認できます。

ざっくり勉強時間の目安は1,000時間

身近な内容や業務経験による前提知識などもあるので何とも言い難い目安時間ですが、ゼロからすべて勉強するとなるとざっくり1,000時間と言われています。

そこで、今回私はまず勉強を始めた時に、自分がどれくらい各科目に対応できるかをテストしてみました。
すごく主観が混じりますが、こんな感じ。

<得意・不得意 開始時>
問題が解ける:◎、問われた内容はわかる:〇、少し聞いたことはある:△、聞いたこともない:×
正答率60%以上が◎、40%が〇、20%が△くらいの目安(勘はNG)

・経済学・経済政策:×
・財務・会計:△
・企業経営理論:〇
・運営管理:△
・経営法務:×
・経営情報システム:△
・中小企業経営・中小企業政策:×

特に経済学、法務、中小企業経営は絶望的に理解不能でした。

この時3月末でしたので、あと4ヶ月ほどで合格するのは無理と考え、1年半計画で、今年は科目合格を目指すことにしました。

科目合格制度とは?

一次試験の7科目は、1科目60点以上を取ると、向こう2年間は科目免除となり受験せずとも良くなります。
(※ただし、免除した科目は全科目平均には含まれないので、不得意科目だけ残ると合格が難しくなるといったリスクもあります)

一次試験の科目は二次試験で重要なものとそうでないものがあり、二次に使わないものは今年受かっちゃおうという作戦です。

具体的には、↓こんな感じで、不要の項目は二次試験には使わないので、科目合格しておけば来年の勉強量が減って有利になるなーみたいな考えです。

<二次試験重要度>
以下の不要の項目は二次試験では不要なので科目合格しておきたい

経済学・経済政策:不要
財務・会計:必要
企業経営理論:必要
運営管理:必要
経営法務:不要
経営情報システム:不要
中小企業経営・中小企業政策:不要

約4ヶ月の勉強で3科目を狙い撃ち作戦

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今回は勉強開始時に絶望的に理解不能であり、かつ二次試験には不要な経済学、法務、中小企業経営の3科目に狙いを絞って科目合格を目指すことにしました。

本当は経営情報システムまで手が出せればよかったんですが、そこまではメンタルが持たずw

最初に経済学から始めたのですが全然理解できずに150時間くらい使ってしまい、法務や中小企業経営は直前の1ヶ月でとにかく過去問を解いて暗記するという荒業で本番を迎えることになりました。

初日の感想「あれ、けっこうイケんじゃね?」

というわけで、8/21-22に今年の試験を受けてきました。
大学が試験会場だったので、もう20年以上も昔の受験時代を思い出しますw

初日は4科目、「経済学・経済政策」→「財務・会計」→「企業経営理論」→「運営管理」で、私は最初の「経済学・経済政策」だけを狙い撃ち。残りは来年に向けての模試のような感覚で受けました。

が――

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(あれ、これ結構イケんじゃね?)

今年は初日の4科目は比較的易化していたのか、なんとなく解けた感じがありました。
勉強してない割には意外とイケるかも!
そんな期待に胸がざわつき始めます。

2日目涙目「こんなん参考書に書いてねーよ!」

2日目は3科目。「経営法務」→「経営情報システム」→「中小企業経営・中小企業政策」という順で、「経営法務」と「中小企業経営・中小企業政策」を狙い撃ちとしたかったのですが――

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(こんなん参考書に書いてねーよ!)

絶望の2日目。Twitterでも法務と情報システムの終わりには阿鼻叫喚なTweetが続出しました。

いちおう私はIT業界の端くれなので経営情報システムもワンチャンあるかなくらいに思ってたのですが全然無理でした……。

とりあえず迷ったら選択肢の候補が多いものかウにする。

なんて神頼みしかできませんでした。

結果発表~!

というわけで、希望と絶望に翻弄された2日間だったのですがひとまず試験は終了。
試験翌日の今日には回答が発表されるので自己採点をしてみました。

結果はこの通り。

<令和3年 一次試験成績 ※自己採点>
・経済学・経済政策:72(科目合格)🎉
・財務・会計:48
・企業経営理論:51
・運営管理:59
・経営法務:48
・経営情報システム:40
・中小企業経営・中小企業政策:63(科目合格)🎉
---
合計:381(※420点が合格ライン)
(自己採点なので間違いがあるかもですが)

60点以上で科目合格ということで、なんとか「経済学・経済政策」と「中小企業経営・中小企業政策」は合格ライン到達か。

上から順に最初4科目を採点した時に、230/400(▲10点)だったのでワンチャンあるかもとドキドキしましたが、案の定2日目はボロボロでした。

全然ダメだったのは経営法務、謎に惜しかったのが運営管理(▲1点)。
なんとか足きりラインではないもののボロボロだったのが情報システムでした。

来年に向けてリスタート!

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というわけで1年目の試験の体験レポートでした。

ひょっとしたらワンチャンあるかもなんて思ったのもつかの間、やっぱりきちんと勉強しないとできないものです。

幸い2科目は狙い通りに科目合格できそうなので、来年は5科目+二次試験も一発で通るようまた1年間コツコツと勉強を続けていこうと思います。

受験生の皆様、お疲れ様でした!
二次試験の方は頑張ってください!
来年また目指す方は一緒に頑張りましょう!



というわけでまだまだ1,000時間チャレンジは続きます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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