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モンテネグロという国を選んだ最大の理由

僕はサッカーを始めてからずっと目標、夢だった海外でプロサッカー選手になって活躍するのが夢でした。その中でまずは日本で活躍して自分の能力を上げて自信をつけようと思いながら日々の練習だったり、試合に取り組んでいました。ある日の高校の練習でたまたま進路に困っていた僕のところにOBのモンテネグロという国でプロサッカー選手として活躍していた選手が練習に来てくれました。その時に思った印象はとても明るくてはっきりしている人だと思いました。海外で活躍する選手はサッカー以外の所でも違うなと感じました。僕はサッカーで海外に行きたいとずっと思っていたので積極的に話に行って海外サッカーのレベルであったり、生活、治安など色々聞いてその時に行きたいと決めました。もちろん僕だけの意思だけではいけないので親にも相談をして親はすぐに自分が行きたいなら頑張っておいでと応援の言葉をくれました。今でも応援してくれていて本当に良い家族を持ったなと今でも感謝しています。でも最初はモンテネグロってどんな国かもわからなかったし初めて聞いた国で自分の中でワクワクでいっぱいでした。その時はなぜか不安は全くなくモンテネグロで必ずプロになって親や感謝している人に恩返しをしたい気持ちでいっぱいでした。よくよく考えたら初めての海外だし英語も全く話せない自分にどうしてそんなに自信があったのか。。。今考えたら自分のプレーに自信があったんだと思いました。あの時の反骨芯やどうにかなるだろう精神も海外に来るには大事なメンタルだと今でも思います。

そしてモンテネグロに行く前にモンテネグロにいる日本人コーチ兼エージェントの方とzoomでミーティングをする機会があってその時に言われたのがまずヘディングできるか?胸でトラップしてキープできるか?と聞かれました。その時は当たり前にできるだろうと思いました。でも実際にこっちに来てみて身長の高いモンテネグロ人はそこの能力がとても強く当たり前にヘディングできて当たり前に胸でキープできてそこで最初にエージェントさんが僕に質問してきたことが理解できたのです。

モンテネグロにきて感じたのはモンテネグロのサッカーにはプロになれるチャンスが高いと思います。なぜならカテゴリーが1部から3部までしかないからです。他の国のサッカー情報を聞きますが1部から10部などカテゴリーが多い国が多いです。カテゴリーが多いとプロリーグに行くチャンスが低くなったりより高いレベルのチームや国でプレーすることは厳しくなると思いました。そしてモンテネグロはヨーロッパの中でも例えばスペイン、ドイツ、イタリア、イングランド、フランスの5大リーグと言われているサッカー市場のトップリーグに比べてモンテネグロは一番下のステップアップ国の中に入っているのでモンテネグロで活躍すれば違う国にどんどんステップアップがあると聞いてそこもモンテネグロを選んだ理由です。海外サッカーに比べて日本のサッカーは一番上にJリーグがあってJ2,J3,そしてアマチュアリーグのJFL、地域リーグ、都道府県リーグなどあらゆるリーグがあると思います。日本でプロになるにはそこそこの経歴がないとプロリーグに行くことは厳しい環境にあると思います。でも海外ではたくさんの国があってたくさんのカテゴリーがあり、しかも経歴関係なくにプロになることができます。日本にいて本気でプロを目指している人がいても経歴がなくてプロになるのを諦めてしまう人が多いと思います。モンテネグロや海外サッカーは関係なく試合で結果を出した選手がプロの道へ行き成功する可能性が高いことがわかったのです。

日本と海外のサッカー市場図
世界で戦っていく為の心技体

多分どの国に行っても大切なことはまずはお世話になった人たちに感謝を忘れずに日々の生活だったり全力でサッカーで恩返しする気持ちを忘れずに継続していくことだと思います。そこはモンテネグロという国関係なくどの国に行っても大切なことです。それを気づかせてくれたのもモンテネグロという国やモンテネグロ人の人柄、サッカーがあったからこそ自分の中で気づけなかったことも感じれて一人の人間として少し成長を感じれました。

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