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高学歴と「自己肯定感の高さ」は比例するだろうか?

結論を言いますと…、わかりませんでした(;'∀')

ただ個人的な主観としては、高学歴と自己肯定感の高さは、ある程度は比例してほしいと思います。(色々と調べてみたけど、結論?の出せるものではなかったですね。)

私は「自己肯定感の高い子」に育てると、「勉強しなさい」と言わなくても、自ら進んで勉強するから!と話してます。
ですが、勘違いさせない為にも、「自己肯定感の高さ」と「勉強する子」は、必ずしもイコールにはならないという事もお伝えしておきます。

「学ぶことが自分に役立つ、自分には必要だ」と子どもに感じさせる!

「自己肯定感の高さ」と「勉強する子」をイコールにするには、「学ぶことが自分に役立つ、自分には必要だ」と子どもに感じさせることが必要です。

「知識は力なり」であり「学ぶ楽しさを知る」ことは生涯にわたり、好奇心あふれる豊かな人生を送る「源」になります。
なので、親が子どもに伝える意義はあると思うし、それが子どもの適性に合えば、自然と勉強する子になっていくでしょう。

何を言いたいかと言えば、小さい頃から「自己肯定感」は、うまれた時はみんな100%なので、それをうまく維持し、下げないようにする。
その結果、「自分を常に肯定する、自己肯定感の高い子」に育ち、そうすると学力面においても、自ら学び、「勉強もできる子」になる確率が高くなるという事です。

ただ学力面においては、子どもの適性(早咲き、遅咲き)も関係してくると言われているのと、そもそも勉強のやり方がわからず勉強ぎらいになる子もいますので、この場合(勉強のやり方)は、やはりプロである学校や塾の先生にアドバイスをもらうのは有りです。

幼少期から「自己肯定感の高い子」は、自分に自信があり、プライドも高く、勉強がわからなくなる状況を、自分でも何とかしようと考えられる子でもあります。
なので相対的にも「勉強ができる子」が多くなると思いますよ。

「高学歴」なのに「自己肯定感が低い!」

記事の冒頭で、「個人的な主観としては、高学歴と自己肯定感の高さは、ある程度は比例してほしいと思います。」と、このある程度といった表現にとどめたのは、実はとっても残念なケースが増えているのを実感するからです。それは「高学歴」なのに「自己肯定感が低い人」が、思っている以上に多いことです。

ここから、最近、聞いた話をします。

社会人になった息子が同僚や後輩と飲みに行った際の話です。(会話の前後を省力して聞いているので、その質問にいたった経緯はわかりませんが......)

「先輩はどうしてそんなに自己肯定感が高いんですか?」
「私は上司の期待に応えようとして頑張っているんですが・・・・どうもなんか上手くいかなくて……」、
「先輩は優等生タイプでしたか?」
「先輩はどうしてマイペースでいられるんですか?」
などと聞かれたそうです。
※実際は、もっと質問攻めにあったそうですが・・・(笑)

この話を聞いた時に、私が驚いたのは全員20代の会話の中に、「自己肯定感」という単語が出てきた事と、そこに同席していた子達が、早稲田、慶応、一橋大学といった、いわゆる高学歴なメンバーだった事でした。

「高学歴」⇒期待されてる⇒もっとがんばらなきゃ⇒上手くいかない⇒自信喪失となっている感じです。そう、真面目な優等生タイプのようですね。

ここで、ある事を思い出しました。私が複数のコーチング機関で学んだ時に知り合った人達は、高学歴の人が多かったのと、全員ではないのですが、比較的まじめで、優等生タイプの方が多かったように思います。

で、その人達が「自己肯定感が高そうか?」と思った時に、比較的みなさん、自分にダメ出しをされる完璧主義の方が多かったので、自分を褒める!という事が苦手でした。つまりはありのままの自分を肯定する「自己肯定感が高い」とは言えないという印象でした。

なんか、今ままでの日本の教育の結果を見ているようですね。
一説には、戦後のGHQによる教育戦略と言われていますが......。

これからの子育ては「高学歴」と「自己肯定感の高さ」をイコールにする!

必ずしも「高学歴」が良いとは思いませんが、学校の勉強は誰しもが平等に行います(義務教育までは)。どうせ勉強するのなら、その勉強は楽しい方が良いし、できないよりは、できた方が良いでしょ?
そして「学ぶ楽しさ」が習慣になれば、それは一生ものの財産となります。

※学校選びの基準は、世間に合わせないで、子どもにとって最適で最高の環境であるかが大事です!またあくまでも本人の意思を尊重して下さいね。

💛ママカフェ【カフェスタイル勉強会】💛

そこで今、「ママカフェ」というカフェスタイル勉強会を定期的に開催して、「学ぶ楽しさ」を家庭で習慣にする方法などを、毎回、テーマを変えて、最新の教育事情と共にママにお伝えしてます。

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勉強ができても「なぜ、自己肯定感が低くなるのか?」

次に、勉強ができたなら、自信もわきそうなものなのに「なぜ、自己肯定感が低くなるのか?」
これは周りにいる大人の幼少期に受けた教育や環境が大きく影響しているのです。特に親御さんの…。

●勉強ができるからって天狗になってはいけない
●あなたより、もっとできる子がいるでしょう?
●上には上がいるのよ!
●あなたならもっとできるでしょ?
●残念ねえ~、あと、10点で100点がとれたのに
●お兄ちゃん(お姉ちゃん)はもっとできたわよ
●勉強ができる子は、部屋もきれいに片付いてるわよ
●ちゃんとやってる?
●私の子なら、勉強ができてあたりまえ

上記の文に、自分の言動が近い方は、知らず知らずに、お子さんの生まれた時は100%である自己肯定感を減らしていっていると思って下さい。

真面目な子ほど(特に長男、長女)、親の期待に応えようと必死に勉強して、いわゆる良い学校に進学し、希望通りの会社に勤め、そこでも上司の期待に応えようと努力し、それが上手くいかないと、結果「鬱状態」になっていく!まさに、今の日本の悪しき面での現状ですね(苦笑)

では、どうしたら、これからの21世紀に生きる、「学ぶ楽しさを知る、自己肯定感の高い子」を育てる事ができるのか?

そのカギを握っているのは、まちがいなく、親である、あなたです。
厳密にいえば、一番接する時間の長いお母さんでしょう。(今の時代はお父さんかもしれません)

人は接する時間の一番長い人の、「良いも悪い」も影響を受けます!
そして子どもにおいては、想像している以上です!

なので、成功者と呼ばれる人たちは、常に口をすっぱくして「環境」が大事だというのです。

そういう訳で、次回のテーマは、どうしたら、これからの21世紀に生きる、「学ぶ楽しさを知る、自己肯定感の高い子」を育てる事ができるのか?ですね(^^)/

それでは~(*^-^*)




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