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『やわらかく自己主張する技術』の前に必要な、もっとも重要な事とは!?

先日、「賢い子を育てる親のコミニュケーション」シリーズ、第一弾として「やわらかく自己主張する技術」の3時間セミナーを開催しました。

このメッチャ暑い中、参加してくれてありがとう。感想もさっそく頂き、とても嬉しい。しかも全員が書いてくれたんです!

今回のセミナーは、以前に5時間で開催した内容を、ギュギュっと凝縮させて3時間で開催しました。

このNOTE記事は、その復習と補足?もかねての内容です。

このセミナーでは、大きく2つのテーマを扱いました。


●1つ目のテーマ
「周りと上手くいく為には、実は"自分を知る"ことがもっとも重要なこと!」※ママタイプ診断

●2つ目のテーマ
「良好な関係を継続し業務を円滑にする為に"伝わる”話し方の習得!」
※コミュニケーション診断表

この2つ目のテーマである良好な関係を継続するために、"伝わる"話し方のスキルを伝えたのですが、その前に「前提」があるのです。

それが1つ目のテーマに関係するけど、"自分を知る"ことで、"自分以外の人を知る"
「異なる考えを受けとめる、理解する」という視点をもつこと。

だから......、

【やわらかく自己主張】するためには、その前に「相手の話を聞く」ことが大切なのです。


相手の考えや価値観を受けとめた上で、自分の意見、考えを述べる。

その為に、まずは自分自身の「思考のくせ」を知る!
ここからスタートします。

くりかえしますが、

自分以外の色んなタイプの思考や感情を知ることで、「自分の意見や考えを絶対に正しいと思って発言するのではなく、異なる思考や感情を理解しつつ、そのうえで自己主張する!」ことの大切さをお伝えしました。

色んな考え、感情があっていいんです!

もっとも避けたいのは、他人の考えを尊重するだけで、自分の考えを述べない!という「自己犠牲のギバー」にならないこと。

そしてさらに付けくわえれば、

セミナーの中でも話したのですが、コミュニケーションを仕事とする2人が会話しても、お互いの気持ちや意図が「半分」も伝わればOK!と言うくらい、人は会話の中で、お互いに「自分の聞きたいように話を聞きます。」

つまり自分の話はすぐには相手に伝わらない!

この前提でいる事が大事です。

コミュニケーションを仕事にしている人でさえ、「半分も…」なのですから、そうでない場合は一体どれくらい理解して聞いているのでしょうか?

そう、だから……
自分の理解を過信しないで、大事なことは確認する。そして伝える側もくり返し伝える!、これが必要ってことですね。

考えてみれば、勉強もそうですね。学習の4段階と似ているな~と思います。あ、余談ですが。(笑)

今、AI時代の突入で、これから「第4次産業革命」の時代と言われています。ニューヨーク市立大学の教授は「今、小学校に入学した子どもの65%は現在存在していない職業につくだろう」とインタビューに答えています。

※Wikipedia調べ
第四次産業革命はロボット工学、人工知能 (AI) 、ブロックチェーン、ナノテクノロジー、量子コンピュータ、生物工学、モノのインターネット 、3Dプリンター、自動運転車などの多岐に渡る分野においての新興の技術革新が特徴である。

ますますAIにはまねしづらい、コミュニケーションスキルは必要になり、自己主張の苦手な人が多いというか、そういった教育を今まで受けていない日本だからこそ、母達の中で「自己主張ができる子に育てたい!」というお声を聞きます。

だけど、自分が自己主張するまえに、相手を理解する、話を聞く、という事が大前提であることを忘れてはいけないのです。

相手を理解する、つまり自分と異なる考えを尊重しつつ、自分の考えを述べる!ここに円滑なコミュニケーションが生まれる。

くりかえしますが......

【やわらかく自己主張】するためには、まずは「相手を理解し、話を聞く」ことが大切なのです。

そして......

異なる考えを良しとする!

ご質問に「夫と教育についての考えが違うんです!」というお悩みがけっこうあります。

違ってて良いんですよ。

子どもにも、家族内で異なる考えをもっていても良い、しかもその異なる考えを、まずは受け止める!という事を教えるチャンスにもなります。

そうすると、家以外の場所、学校でもお友達の異なる考えを受け入れられるようになります。そのうえで自分の意見や考えを述べる。

それが「やわらかく自己主張できる子」へとつながる!

そう思いませんか?(*^-^*)





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