あなたに、 #島根スサノオマジック を、試合会場に観に行って欲しい理由。
こんなツイートからはじまる、連続ツイートを、数日前にツイッターでしました。このときの構想を元に、今回は、「まだ島根スサノオマジックの試合を会場に観に行ったことのない人に、その魅力を伝えるための記事」を書きたいと思います。
まず、会場に行く前にお願いしたいこと
まずは、地元テレビや、DAZNやバスケットライブ等のネット中継でOKですので、とりあえず「島根スサノオマジックの試合中継を見てみる」というところから始めることをおすすめします。いきなり、お金を払って試合会場に行ってみよう、というのは、ハードルが少し高いかもしれません。まずは、「バスケの試合ってこんな感じなんだな」という感覚を、ハイライト動画や試合中継で掴んでみてください。5分くらいのハイライト動画がありますので、とりあえずこちらをご覧くださいませ。
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その上で、「何となく雰囲気は分かった、試合会場で生で観るとどんな感じなんだろ」と思っていただけたら、このnoteの出番です。もう少しお付き合いください。
「試合会場で生で観戦する」のは、情報量が全然違う
「試合中継でなら観たことあるよ」という方。そして、少しでも興味を持ってくださった方に、ぜひお伝えしたいことがあります。それは、「試合中継で得られる情報量と、会場で生で観戦する時の情報量の違い」です。
試合中継は、基本、カメラに映っていること、そして、マイクで拾えた音、そして解説などの音声しか得られません。解説などを聞きながら観たい人もいらっしゃるでしょうから、それはそれで素晴らしいのですが、試合会場に行ってみると、現地に居ないとわからない、得られない情報が、思った以上にたくさんあるのです。
会場内で次々とかかる、会場のボルテージを上げるBGM。体感温度が上がったように感じる、会場の熱気。シュートが決まった時の、ブースターさんのメガホンを叩く音の凄さ。カメラに映っていないところでわちゃわちゃと戯れる選手たちの表情。勝ってても負けてても懸命に明るくパフォーマンスする、美しいチアパフォーマンスグループの皆さん。アリーナグルメの味わい。メガホンを叩く自分の手に残る、清々しい疲労感。中継カメラには映らない視点、拾えない音、そして会場に居ないと分からない「雰囲気」。個人的には、試合中継の10倍くらいの情報量が、現場にはあると思っています。生で試合観戦をする、というのは、そうした「お金を払って体験を買う」ということなんだと思います。
「週末に映画を観に行く感覚で、地元でプロスポーツを観られる」ということの価値
僕の元職場の大先輩(いろんなスポーツを観るのが好きな人でした)と、一緒に土曜日の夜、スサマジを観に行った帰りの車の中のことです。先輩は僕にこう語りました。
この話を聞いたのは、スサマジがbjリーグに参入してすぐの頃、まだチーム発足出来立ての頃でした。それまでは、島根県民にとっては、プロスポーツを観戦する、というのは、県外まで足を運んでわざわざ観に行くものでした。山陰地方では、プロ野球などは年に1度開催されるか、されないか、くらいの縁遠いものでした。
10年前まではそうでしたが、今は鳥取では #Jリーグ の #ガイナーレ鳥取 さんがありますし、島根では #島根スサノオマジック が #Bリーグ に参入しています。それ以外の競技でも様々なスポーツでチームが発足しています。そうです、「スポーツを観戦するという文化が地元にある」という環境を、山陰両県に住む人は得たのです。
広島県民の方にとってのカープのように、地元にプロスポーツチームの文化が根付くには、長い時間がかかります。でも、広島の街を歩けばカープの要素に当たるように、島根でもいつかは、それくらい町中に馴染んでいくのかもしれません。
約2時間の、「ライブや映画と同じ感覚で、すぐ会いに行けるエンタテイメント」としての、島根スサノオマジックの試合。それが、毎年地元の街で開催されるというのは、実はとても貴重なことなのではないでしょうか。一部の人の楽しみにとどめておくのは、もったいないと思うわけです。
日常の一部に、島根スサノオマジックを
人は仕事をして、家に帰ってご飯を食べ、友達と飲みに行き、自分の好きな娯楽を楽しみます。島根の人にとっては、「プロスポーツを観に行ける」という、日常の娯楽の選択肢を1つ増やしてくれたのが、島根スサノオマジックだと思うのです。
広島県民には、カープの勝ち負けが、共通の話題として成立する部分があるそうです。島根にも、そんな話題が増えたらいいなと思います。
あなたの日常の一部にも、「プロスポーツを観るという楽しみ」として、島根スサノオマジックがほんの少しでも入りこんでいたら、僕はいちファンとして嬉しいです。きっとそうしたことの積み重ねが、島根という土地における、新たな文化(カルチャー)をつくっていくのだと信じています。
ぜひ、一度会場に足を運んでみてください。きっと、何か感じるものがあると思います。あなたの日常の一部に、新たな娯楽の1つとして。
(このnoteの画像は、藤本米穀店さんからお借りしました。藤本さんありがとうございました)
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