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歌詞置き場

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2019.01.23 Release 「yoake」「月の国」の歌詞です。(現在ストリーミング配信停止中)
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#詩

yoake 歌詞 「四六時中」

桜は風吹き 夜空に華は咲く 金木犀の夢 夕やみ白い息 同じ月を見て 違う月を想う 目を閉じたら 会えるのさ カーテン透けて差し込む朝日 長い欠伸と空腹の 十三時 帰り道 見上げる先のオレンジ 星空 眠る 二十三時 あなたの姿は 見当たらない だけど 近くに感じている 通り雨は 忘れた頃に ちゃんと傘は持っているのかな 風邪引く前に 雨宿り 寄り添っていたいけど 淡い光のなか 僕らは並んで 意識の中で つながり続けていく 何年経っても 変わらないもの 抱えて 歩んでいく

yoake 歌詞 「海」

揺らぐ 水面の先へ 行くわ 僕らは 何かを 思い出したように 南風に 追い越されていく あと少し 青い空 白い雲 赤いシャツ 取り戻したい 記憶の欠片 俯いてる 昨日には戻れない 何かが変わる 合図はないけど 僕らは 繰り返す 昼と夜を 裸足で 駆け出して 弱さを隠した その瞳で 太陽にかざした 手 二人は ザラつく地面を蹴るの 揺らぐ 水面の先へ 行くわ 僕らは あの日を 思い出したように 夢中で 駆け出して 透き通るような その瞳で 太陽にかざした 手 二人は

yoake 歌詞 「夜明け」

月の向こう側へ 光を辿る 朝まで 長い夢見ていた 永遠の夜でいて欲しい 太陽は 好きになれず 目を閉じたまま 陽は落ちて 時代に流され たどり着いた 浜辺の先で 傷つけば 見える景色があるなら そっと目を 開けようか 知ったように 澄ました顔に 別れを告げよう 月の向こう側へ 光を辿る 朝まで 長い夢見ていたの 永遠の 夜が明けるまで 夜が明けたら 夜が明けたら 夜が明けても 変わらない 愛したい世界がある - - - - - - - - - - - - - - -

yoake 歌詞 「人間」

目と目があって 心が触れたら 髪の長さや まつ毛の長さも 目の色や形 声色も それが あなたなら それで 良いと思うのです 心に嘘をついたまま過ごす日々は 孤独とすらも 呼べないから 声にならない夜をいくつ過ごしたろう 僕らは本物に 気づいてるだろう 目と目があって 心が触れたら 性別や生まれ 肩書きとか 目に見えるものに 惑わされないで あなたが あなたなら それで 良いと思うのです 何でも選べる時代に 偽れないものは在る 抱きしめられなくても 想い合える 僕らなら

yoake 歌詞 「Tシャツ〜夜明け前Ver.〜」

Tシャツの残り香だけ 何度も想い出して 知らなかったな 全て 溶けてしまう夜 聴こえるのは テレビの音 少し開いた窓 カーテンは揺れて 幕が上がる 覚えているのは 鍵の開いた音 少し早い脈 魔法は解けて あとは 起きるだけ 筋書き通りじゃない出会いから 始まって 懐かしいギターの音 思い出したり 強くなんて 成れないままだな Tシャツの残り香だけ 何度も想い出して 知らなかったな 全て 溶けてしまう夜 街は眠る 君は眠る 僕は眠れずに 扉開けて 外へ 飛び出した