10/29（日）5:24頃、♉牡牛座６°で満月を迎えました。

あっという間に10月も終わりになり、そろそろ、年末に向けての動きも出始めているこの頃ですね。

今回の満月は、前回の新月に引き続き、月のノードに近い位置で満月が起こるので、部分月蝕となりました。

日本では、時間的に地平線に近い位置に月があったので、時間的にも位置的にも月が見えない人が多かったのではと思いますが、

目で見ていなくても、月蝕の影響は受けているので、いつもの満月より、『癒し・振り返り・手放し』等のエネルギーの影響を受けている人も多いかもしれません。

そんな今回の満月ですが、1-7ハウス軸に星が集中しているので、「自分自身の在り方と他者との関わり」ということに焦点があたっているのと、

自分自身の在り方を、「並列である友人関係・組織」との中で、発揮したり、実感したり、考えるようなことがありそうな感じです。

そんな今回のメッセージは、

「こういう自分でいたい」や「こうなりたい自分」があれば、その欲求に素直に乗っかり、行動してみよう。

特に価値観を共有できる仲間や特定の人との間で、やってみると良さそう。

「こんなことして大丈夫かな」とか、「ちょっと大げさかな」とか思う人もいるかもしれないけど、少し見栄を張るぐらいでつもりでも大丈夫。

また、自身がどういう自分でいたいか、もやもやしたり、行き詰っているなと感じる人は、自分の気持ちや考え方を守りながらも、いつも自分の周りにいる人たちとちょっと種類が違う人と会って、話に関心を向けてみたりしてみると、何か新しい道筋がみつかりそうだよ。

といったところでしょうか。

今回の配置は、蠍座の天体が多く、ギュッと凝縮されているので、特定の「誰か」や「人を介した何か」と深く関係性を持とうとする性質の中で、周りの目を気にしながらも、遠慮せず自己主張をしてみる。

という色が強く、

その自分の行動を通して、自分の率直な意思欲求の確認作業になる。ということと、

他者とコミュニケーションを多くとることで、自分にはあまりない価値観や思想を認知理解する機会があり、改めて、自分にとって価値があるコトとは何か？

を考える機会がありそうです。

一般的に「当たり前」「良いこと」とされているようなことを無意識に選んでいたりしていないか？

自分にはいらないと思って切り捨てていたヒト・モノが、実は必要なコトだったり、必要だと思っていたヒト・モノが、実は優先順位が低かったりするかもしれません。

今回、星が集まっている蠍座と牡牛座は、「不動宮」の星座であり、その名の通り、物事を維持しようとする力が強く働くため、変化することが苦手な傾向があります。そのかわり、粘り強く継続することで、得る力が大きいことも多いです。

私個人的には、ネイタルに不動宮の星がほぼないため、ずっと同じことを維持するということが苦手なので、そういう特性がある人たちが羨ましかったり、（私にはできないので）すごいなあと尊敬することもしばしばあります。

そんな不動宮の人たちですが、今回の満月を通して、普段なら動かないところに動かされるという人も多いかもしれません。

いつもなら動かない人たちが動くということは、自分では気づかないけれど、何気に大きなチェックポイントが隠されているかもしれません。

そんな雰囲気がある、今回の感じです。

#満月 #牡牛座満月 #月蝕 #チェックポイント #星読み