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ダークヒーロー、YouTuberヒカルの推される力「YouTuber的には100点、人としては0点」

YouTuberヒカルさんが23日(火)18時17分、女優・内田理央さんらと一緒に『文春オンライン』に掲載された。記事公開後1時間も経たずにヒカルさんはYouTube動画を公開。

動画タイトルは「『文春』からとある方との交際の事実確認が来たのでここでお答えします」。

この動画に私たちヒカルファンが彼を推す理由が詰まっている。まず動画を出すのが早すぎる。熱愛報道に限らず、ファンを不安にさせるようなニュースが出ると彼はその日のうちに説明動画を投稿する。

熱愛報道を『文春』か何かで受けた人はたいてい、沈黙を貫くかXで「私事でお騒がせして申し訳ございません。○○とお付き合いさせていただいています」とポストする程度。報道に対して「困るんです。やめてください」と声をあげる人もいるが、おずおずとしているか、迷惑そうに声明を出す人が多い。

ヒカルさんはそんな風に意見を言う人ではない。今回出した動画では『文春』記者と対等に張り合うようにして「友駿くん」「コレコレ砲に慣れてしまった俺にはね『文春』なんてものは大した事は、ない」と断言。

この人は記者にだけ答えればいい内容を全世界に公開することについて、「YouTuber的には100点。ただ人としては0点」と名言を放つ。YouTuberは自分の生活を動画にするのが仕事だし、報道を浴びた人の動画というだけで再生回数が伸びるから見る側としては面白いのだ。だから100点。

記事公開前に文春記者・塩谷友駿さんからメールが届き、そこに書いてある質問に全世界が見ているYouTubeで回答する。YouTubeで熱愛報道の説明をする人は多々いるが、報道浴びるのに慣れすぎて「大した事は、ない」と言えてしまう動じない姿勢にファンは惚れ直すはず。

YouTuberがおずおず説明動画を出していたら、視聴者は「かわいそう」「推しが『文春』砲を浴びていてショック」と感じる人もいるだろう。

ヒカルさんの23日の動画は11分あり「大した事は、ない」と言った後も色々話している。その後もプライベートを『文春』にさらされた事に怯む表情は見せず歯向かっていく。

自分のことを「性格悪いから」他人の熱愛報道を見てバカにしてしまうという。

ヒカルさんは熱愛報道や炎上など週刊誌ネタが尽きず、クリーンなイメージは全くない。プライベートが晒されファンが動揺することを危惧したり、記事にされる事を嫌がったりする人もいる中、ヒカルさんはそれを物ともしない。むしろ記者に対して僕に確認メールなんか送らない方が良いですよ(メール来た瞬間に動画にするから)、と言える気丈さがある。

プライベートをさらされたら普通は嫌がるところ、ダークヒーローとしてまっすぐ記者に歯向かい、すぐに動画を出してファンの不安を捨て去ってしまうところに彼の推される力が感じ取れる。

ヒカルさんに惚れた人はエッセイ本『心配すんな。全部上手くいく。』を読んで彼の根性を吸い取って自分も最強人間になろう。

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