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【ポケモンSV】アブリボン:ねばねばネット起点作り

ねばねばネットを中心とした戦術が好きで使っていたのですが、ネット役のアメモースが万全に仕事をしてくれるわけでは無かったので、今回新たなネット役としてアブリボンに白羽の矢が立ちました。

アブリボンの役割

・初手に出し、ねばねばネットを撒いて後続のサポートをする。
・対面のポケモンのS操作および削りをする。
・悪タイプ物理アタッカーに対して打点をもてる。

アブリボンの調整意図

・特性はりんぷん。
・Sは最速ウーラオス抜き。
・他はねばねばネットを撒くにあたって障害となる物理アタッカーを重くみて物理に耐久を回した。

アブリボンの耐久

・持ち物にオボンのみを採用。加算されるダメージは全てオボン込みの耐久。
物理
・いじっぱりパオジアンのつららおとし+こおりのつぶて確定耐え。
・ようきウーラオスのハチマキ水流連打確定耐え。
・いじっぱりウーラオスのパンチグローブ水流連打+アクアジェット乱数耐え(3.23%)。
・いじっぱりカイリューのノーマルテラスタル神速確定二発。
・(アブリボン水テラスにて)いじっぱりかまどオーガポンのテラスタルツタこんぼう+でんこうせっか確定耐え。

特殊
・おくびょうハバタクカミのパワージェム確定耐え
・ひかえめテツノツツミのハイドロポンプ確定耐え
・ひかえめアカツキガチグマのブラッドムーン乱数(31.25%)

アブリボンの優位点

○アメモースの良く無かった点
・初手出してパオジアン対面となり、つららおとしで怯むとねばねばネットを撒けずに展開が非常に厳しくなった。
・コノヨザルにSが負けているため、上から挑発をうたれる。
・Sを最速にしてもウーラオスの上を取れず、ハチマキ水流連打で落とされることがあった。またパンチグローブ水流連打+アクアジェットで落とされると無傷でウーラオスが残ってしまう。
・弱点が多く、素早さも負ける相手が多いため、気合の襷がないと安定してねばねばネットを撒けなかった。

○アブリボンの良い点
・素早さ種族値が高いため、努力値を耐久に回す余裕がある。
・特性りんぷんにより、つららおとしの怯みに左右されなくなる。
・タスキを持たなくても高火力ポケモンに対して動ける可能性が高いため、タスキを他のポケモンに回せる。構築の幅が広がる。
・Sがアメモースより早く、先制技を捌ける耐久もあるためS操作をしつつムーンフォースで削りを入れられる。
・特性スイートベールもあるため、あくびやきのこのほうしなどが打たれにくい?
・ちょうのまいバトンや、両壁などサポートの型が複数あるため、対応を迷わせる。また、ちょうのまい+アシストパワーという強力なアタッカー性能もあるため、他のマイナーポケよりやや対応しにくいかもしれない。

○アメモースの方が優れていると感じるところ
・特性いかくにより場に出るだけでサポートになる可能性がある。
・ふきとばしがあるため、アメモースを起点に身代わりや積み技を選択された時に有利を取れる。
・マッドショットがあるのでサーフゴーを削りつつS操作ができる。

アブリボンの動かし方

○基本
相手より早い時はねばねばネット→ムーンフォースで削りorこちらの控えに応じてとびつくかしびれごな。
相手より遅い時はとびつく→ねばねばネット。Sブーストのテツノツツミやハバタクカミは麻痺しても抜けない。パオジアンなどに。

○ウーラオス、パオジアンを対面から倒す
とびつく→ムーンフォースでタスキ持ちでも処理可能。

最後に

ねばねばネットを撒くポケモンはほとんどが虫ポケモンで耐久面の不安と弱点の疲れやすさが気になっていましたが、タスキなしで安定して動けそうなアブリボンは個人的に革命的でした。
ねばねばネットを撒いた後も相手のタスキやテラスタルによってこちらの上からの高火力をしのがれ、数的有利をキープされて負けることが多々あったため、タスキを他のポケモンに持たせられるのは構築の幅が広がりと思います。



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