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振袖を着なかったわたしへ

20190724

なるべく
うれしいこととか、きれいなもの、やさしい言葉をつまみだしてここに置いていきたいと思っている。でも

なんでこんな、息してるだけで、つかれてしまうんだろう。つかれることにも、正直つかれてきた。21歳フリーター、考えなくてはいけないことが多すぎる。

いや、まだ、自分で決めたことはいいのだ。好きでこの状況に落とし込んでいるのだから簡単に納得することができる。ノーリスクでなにかを得ようなんて甘ったれているし、だから日々、考えて、行動しているのだと、奮起できる。

でもそれ以外はだめだ。

世の中も、少しずつ変わっているのかもしれないけれど、身ひとつでじぶんの好きな人生を生きるには、理解を得られないことのほうが多い。

したいことがたくさんある分、したくないことくらいそろそろハッキリさせないといけないかもなという必要性を、感じる。なんだかこのままでは、あやふやになってしまいそうだ。

今思えば、20歳の成人式。
振袖を着なかったのはその意志のあらわれだったかもしれない。わたしは自分で考えたうえで振袖を着なかったし、前撮りもしなかった。それを選んだ。惜しみつつも、両親は最後まで追求せず、強要もしなかった。

そんなわたしに母は、「心の成人式をしようね」と言った。

成人式の日のちょっと前。寝れなくて、ひんやりとした明け方の風呂場。甘やかすように頰を撫でていた長い髪にハサミを入れた。シャクシャクという音が気持ちよくて、あっというまに切り落とせたことにおどろく。

かるくなって、それから
ぜんぶやめた。

いま、うごかなきゃ、あのときのわたしがぜんぜん、報われない。限られた中でこそうまく生きなくては。やってやれ。

ウ〜〜、今日は、あたまがいたいよ。

aoiasa

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最後までありがとうございました。 〈ねむれない夜を越え、何度もむかえた青い朝〉 そんな忘れぬ朝のため、文章を書き続けています。わたしのために並べたことばが、誰かの、ちょっとした救いや、安らぎになればうれしい。 なんでもない日々の生活を、どうか愛せますように。 aoiasa