すぎたまさし

京都などで料理人を経験した後、地元宮崎で作業療法士をしています。現在、通所リハビリテー…

すぎたまさし

京都などで料理人を経験した後、地元宮崎で作業療法士をしています。現在、通所リハビリテーションに勤務中。今、興味があることは新しいテクノロジーや考え方、工夫などで病気になっても人生を肯定できる、楽しめる環境をどうつくっていくかということです

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    片手でも料理ができるかもしれない。いつか自分が病気になってもこれをみながら料理できたらと思ってつくっていきます。

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ごちゃまぜなフットサル

 6月25日日曜日に「ごちゃまぜなフットサルvol1」を行いました。 「ごちゃまぜなフットサル」は年齢や性別、国籍など関係なくサッカー(フットサル)が好きな人が集まって楽しむイベントです。ごちゃまぜなフットサルは僕が思いつきで立ち上げた「U100(アンダー100)」というプロジェクトの活動の一つです。 プロジェクト立ち上げの理由はこちらをどうぞ。  サッカーというスポーツはすごく競技としてもエキサイティングだし、ボール1つですぐにできる世界中で愛されているスポーツだと思って

    • UNDER100 100歳になってもサッカーに関わるためのプロジェクト

       僕は今年で42歳を迎えます。気持ちはいつまでも17歳ですが身体はそうもいきません。明らかに40代の身体です。20代の頃のように身体も動きませんし、思いっきり動いたら心臓もバクバクしてしまいます。  最近はストレッチやちょっとしたジョギングなどはやっていますが激しい運動はご無沙汰です。何より僕のしたいのはサッカー(フットサル)なのです。ゴールを守ってそしてゴールを決めたいのです。ボールを蹴って、みんなと一体感を味わいたいのです。  体が動かないということと周りにサッカーをやっ

      • 日々思うこと。 自分の評価は自分で決める。

         最近、僕が取り組んでいる取り組みがあってコミュニティの中で自分の役割やポジションを自分で決めて自分を評価してあげることです。  できるだけ簡単な役割を決めてそれを達成していくと結構、自分の中でのコミュニティでの居心地が良くなります(他の人がどう思っているかは知ったことではありません。)  僕はデザイン系のオンラインサロンに入っています。  前田デザイン室https://maeda-design-room.net やはり目立つのはデザイン経験者になってきます。デザイン経験

        • つどうプロジェクトについて

           「宇宙兄弟」の中にデニール・ヤングというキャラクターがいるのだが、僕はデニール・ヤングで好きなエピソードがある。  デニール・ヤングは歩くことができるのに、杖をついてみたり電動車椅子に乗ったりしている。デニールの家系はみな同じような体型・みためで歳をとったら脚を悪くして車いすになるらしい。だから脚が悪くなる前に準備しておきたいというのだ。  僕は自分が将来、ずっと元気でいるかというと自信があまりない。もしかしたら60代で脳血管障害で片麻痺になるかもしれないし、パーキンソン

        ごちゃまぜなフットサル

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          日々思うこと 大淀、レマンなくなるってよ

          大淀地区にある商業施設レマンショッピングセンターが2020年2月20日を持って閉店する。 今日、閉店するのである。開店から47年経つのだそうだ。約半世紀、大淀の人々のそばにレマンはあった。 47年前何があったかというと第一次田中角栄内閣が発足。ミュンヘンオリンピック、井上陽水が「傘がない」を歌い、リンダがどうにも止まらなかった時代だった。高度経済成長真っ只中である。 レマンと共に街も形作ってきたのだろう。レマン周辺の団地も一緒に歳をとってきた。レマンの周辺を通ると70代、80

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          日々思うこと 時間 成長

           今日は、体調不良の長男の看病で仕事を休んで1日ゆっくりふたりで過ごしました。  一緒に仮面ライダーのおもちゃで遊んだり、YouTubeを子供が見ている間に本を読んだりと結果的に普段の休み以上にゆっくりと休めてしまった感があります。 偶然、1歳から4歳まで通っていた保育園のアルバムが出てきてそれをみながら日々の成長を感じてしまいました。  子供が出来てから時間の流れというものを、意識することが強くなったように感じます。3歳の頃まで親にべったりで絶対に離れたがらなかった子が今で

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          ワールズ・エンド・ガーデン

          27歳の夏から秋に変わる頃、僕は料理人をやめた。鹿児島の1Kの部屋で一人、体も頭も動かず近くのレンタルビデオ屋で大量に借りたDVDをみて過ごしていた。 その中に「エウレカセブン 」があった。 エウレカセブン って今考えるとストリート的なものやテクノ音楽や過去の映画やアニメといったサブカルチャーの表面的なものを持ってきてわかりやすいストーリーに焼き直した、結構ステレオタイプな作品だなと思うのだけれど、その時の僕には逆に裏切らない感じがとても心地よくエモくて食い入るように見たのを

          ワールズ・エンド・ガーデン

          日々思うこと テクノロジーは軽やかに障害を乗り越えるか

          利用者様でまだお若いのですが疾患の影響で転倒して中々自分では起き上がれない方がいます。 家族も仕事で日中は一人。誰もいないので何時間も転倒したまま床に転がっているということも月に1回くらいあったりします。 この場合、リハ職として起き上がり動作を訓練するのも大事ですが、僕の中で緊急連絡ができることも大事かなと思って本人と話し合ってアップルウオッチの導入を検討中です。いい値段ということもあり現在、家族の許可待ちというところです。 アップルウォッチには転倒検出機能がついており1分

          日々思うこと テクノロジーは軽やかに障害を乗り越えるか

          日々思うこと 「グランメゾン東京」と「ペットサウンズ」

          あまりドラマは観ないのだけれど、わりかし日曜9時の『グランメゾン東京』は見ているほうだ。 今回はデザートと店のプレオープンが話のメインだった。 パティシエの女の子がモンブランを試作で作るのだが、シェフとスーシェフは認めないというシーンがでてくる(試行錯誤して最後はコースにモンブランは取り入れられます)。 認めなかった理由は2つ。 ・国産の材料の味を活かし切るといる店のコンセプトとあわない。 ・単体では美味しくてもコースの中で調和しない。 コース料理って前後の関係性もあるの

          日々思うこと 「グランメゾン東京」と「ペットサウンズ」

          日々思うこと パパの子育て

          妻が仕事復帰してから子供の幼稚園の送り出しは僕の役目になった。 子供の体調が悪い時は僕と妻の母と妻の誰かが仕事を休んで看病をするようになった(今のところ僕と妻の母が休んでいる) 長男の時は僕が休むことは無かったのだけれど、次男も幼稚園に行くことになった今回からは僕も積極的に育児に参加するようになった。 子育てに参加するようになった一番の理由は僕の方が時間がわりかし作れることと妻の仕事が忙しいことであるが、自分の価値観の変化や社会の変化も大いに感じるのである。 価値観の変化

          日々思うこと パパの子育て

          日々思うこと 首里城火災 物語の必要性

          2019年10月31日、朝テレビをつけるとそこには真っ赤に燃える首里城が写し出されていた。これはすごいことになっているなと思って一瞬テレビに釘付けになったのだけれど、朝の忙しさには勝てず首里城が燃えているという事実のみが頭に残っていた。 その日の朝の挨拶は、「天気がいいですね。」の変わりに「首里城凄かったですね。」だった。皆、ワイドショーで得た情報からどのくらい燃えているだったり、いつ再建されただとかにわかな情報の話をしていた。「大変ですね。」の言葉はどこか他人事で首里城の

          日々思うこと 首里城火災 物語の必要性

          日々思うこと レジは無人の方がいい。

          買い物の際、レジ打ちの方でたまにいるのが商品を通した後、すぐに袋つめをする人だ。多分、本人は何も考えてない、もしくは親切心で先に入れてくれているのだけれど僕自身はちょとイラっときてしまうのだ。 何故イラっとするかというと僕はクレジットカード決済を行なっているのだけれど、決済の時に認証の時間だったり、場合によっては暗証番号を打ったりと短い間がある。その間に袋つめをしてくれればトータルで5〜10秒くらいは時間短縮になるのだ。僕が決済している間、当の本人は何をしているかというと手

          日々思うこと レジは無人の方がいい。

          Smells Like Teen Spiritsだった。

          僕が初めてnirvanaを聴いたのは高一(1997年)の春で、山岳部の合宿の夜、先輩のテントに呼び出され「こんな曲聴いたことあるか」と言われて聴かされたのが『スメルズライクティーンスピリッツ』だった。中学を卒業したばかりの僕は先輩の機嫌を損いたくない一心で「いいっすね〜」と言うだけで、いいも悪いもわからなかったことだけは覚えている。 それからすぐにNHKで『伝説のロック大全集』なる南こうせつと奥居香が司会をしている番組のグランジ特集でnirvanaの映像を扱っているのを発見

          Smells Like Teen Spiritsだった。

          日々思うこと 少しでも前進する

          前回書いたWHILLを使用したワークショップ計画が少し前進。 ・よくしてもらっている福祉用具業者の方が扱っているので何かする時は協力しますよと言ってくれた。 ・友人が2人ほど興味を持ってくれた。 頭の中にある内容をうまく伝えきれた気が全くしない。本当にこんな僕だけど信用してくれて返事してくれたのだと思う。 もっとイメージを具体的にしていかなければならない。 1なぜこのワークショップがしたいのか?前提として全ての人が諦めないでいい世の中にしていきたい。 地域の中で、身体的

          日々思うこと 少しでも前進する

          日々思うこと 100m先のコンビニをあきらめる

          「100m先のコンビニをあきらめる」 これは2010年にWHILLの開発メンバーの方々が出会った車椅子ユーザーの方の言葉だそうです。詳しくはWHILL HISTORYをみてください。 https://whill.jp/about-company/whill-history 僕は自分を含めいつかはみんな思ったように身体が動かなくなると思っています。(そうならないための努力は必要だと思っています) 誤解を恐れずに言いますと身体の不自由な人のためにといった気持ちといった立派な気持ち

          日々思うこと 100m先のコンビニをあきらめる

          日々思うこと おもしろがることって大事

          9/13(金)に宮崎市内の若草HUTTEで徳谷柿次郎さんのトークイベント『ちいきをおもしろがる編集会議』に行ってきました。 タランチュラを食べる話からはじまり、ローカルメディアのマネタイズの質問に対して10年後は田畑の価値が上がるからおじいちゃんおばあちゃんから土地もらって知識を学べなど斜め上の回答が出てきて終始笑いの絶えない会でした。 おもしろがる→やってみる ローカルメディアとは程遠い作業療法士の僕が今回参加したのは以前から柿次郎さんの活動に興味を持っていたことと“おも

          日々思うこと おもしろがることって大事