見出し画像

リーグワンのチームを徒然語ってみた〜カンファレンスA 第1弾

結局推しチームができなかった。
推しメンだけが増えた。
いやむしろ、推しメン増えたから、推しチームばかりになったわ。
どういうことや。

リーグワンが終わる今、しみじみそう思っている。
これってDDってやつ?
ラグビー界にとって、私みたいなファンはどうなんだろう。

ホストチームが定まれば、ファンクラブに入ったりした方がきっと楽しい。
ユニフォーム着て、チームのマスコットのグッズ持って。
チームの財政にも貢献できるわけで。

きっと来季も私はふらふらしてる。
そうなるのは想像にかたくない、
だって仕方ない、全チーム良い。
良いんだもの。魅力あるのよ。

そんなわけで、各チームへの思いを勝手に書くことにした。
今更だ。もうリーグワンのシーズンは終わるのに。
しょうがない、私のファンデビューは今年からなのだから。

長くなりそうなので、わけてかいていく。

NECグリーンロケッツ東葛

私のNECの最初の印象は、2021年のプレーオフ。
豊田自動織機に勝って、チームが泣いていたことである。
いきなり去年の印象で申し訳ないのだけれど、とにかくようやくの勝利に泣いているチームだった。

で、今年。やっぱり勝ててない。
勝ててないから、チームとしてはしんどいところだと思う。
スクラムがうまく行かなかったり、DFが上手くいってればと思ったり。
こういうことを言うと、どこもそうだよ!と怒られそうだが、TMOに泣かされなきゃな、なんて思うこともしばしばだ。

でもなんていうか、見ていて悲壮感はない。
試合も見ていて、こんななんじゃ負けてもしょうがない、なんてちっとも思えない。
勝ってもおかしくないのに、おかしくないのにさ、と思う。
思うから、次の試合こそはと思って見続ける。
何よりも、客席に蛍光グリーンのNEC時代のユニフォームを着たファンが毎回いるのか、素晴らしいなぁと思っている。
このチームを愛さずにはいられない人たちが大勢いるチームは、いいチームだ。

東葛の推し選手は、瀧澤キャプテン。
藤島大さんのラジオにゲストに出たのを聞いた。
チームのことを率直に語り、クレバーな受け答えをしていて、感動してその場で二度聞いた。

レメキ(敬称略)も前半戦のSOで頑張り続けていた姿が印象的だった。
トライをとってもど真ん中、と言う訳にはいかずいつも難しい角度で。
重圧を考えると、本当に見ている私の方が胃が痛くなりかけた。

あと、ジェイク・ボール選手はハードワークしてる姿はかっこいい。
リーグワンを見始めてから、LOの魅力に目覚めた私としては、常に目で追ってしまう選手だ。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安

名前長い。序盤で正式名称を覚えるのをやめた。
シャイニングアークスとtwitterで打つのも長く、早々にNTTコムという昔の呼び方を使ってしまっている。
(再編したあとは、少し短いチーム名になるのかい?)

あんなニュースが出た後だから、調子が安定しないのが気の毒だし。
入れ替え戦についても、もう悲運なんかなぁ・・どうなんかなぁという印象だ。
神戸や東芝を激闘の末破っているんだもの、なんか釈然としない。
それにしても、4/9のパナとの試合は鮮烈だった。
HDDに保存してある。
多分来月、恋しくなってきっとこの試合をまたみるだろう。

NTTコムの推し選手は、月並みで申し訳ないが・・やっぱりクレイグ・レイドロー選手だ。およそ納得のいかない判定になった時も、気持ちをサッと切り替えて一つ一つのことに集中している姿。チームを変わらず鼓舞する姿。
これがスコットランドのキャプテンだった人の姿なのだ、と思い。
思わずスコットランドのアンセムを口ずさんでしまった。

さらに月並みだが、トモさんこと、トンプソン・ルーク選手もすごい。
LOで40歳でフル出場する?マジで?仕事量すごいんですけど、と震えた。
決して良くはないけれど、レフリーにマジギレしている姿も迫力があった。
試合に勝つためにこの人めちゃくちゃ真剣なのだ・・。
マイクに全部のってたので、一瞬実況解説どちらも言葉を無くすぐらいのど迫力のブチギレだった。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

東京ベイが最後にくるのか、前に来るのか。
スピアーズと呼ぼうかと思ったが、スティーラーズと混乱して諦めた。
ごめん、クボタって呼んでる。

チームとしての印象は、何よりファンを取り込んでる姿が超印象的だった。
2/6のキャノン戦をニッパツで観戦したのだけれど、ホストゲームどちらやねんっていうぐらいハリセンなってた。
ここは横浜だったか?と思うぐらいオレンジの人たちに囲まれて観戦した。

クボタも怪我人やコロナでメンバーをベストに揃えるのがきっと難しいところではあったと思うのだけれど、そういうことをあまり感じさせない強さがあった。
ベテランも若手も輝くべくして輝いてるチームだなぁと思った。
そういえば、印象的だったのが序盤にあった。
立川キャプテンが怪我で途中で退いた試合。
ショットにするのか、トライ取りに行くのかで、判断が割れてなんだかみんなオロオロしている感じ。
ゲームキャプテン誰なん、大丈夫なん?
あの時だけ、めちゃくちゃクボタを心配した。
でも、あれって夢だったのかなぁ。
後にも先にもあの時だけだった。

推し選手は、マルコム・マークス選手。
こればっかりはしょうがない。
昨年のB&Iライオンズ戦見ていて好きになっちゃったので。

ニッパツではラインアウトが目の前で2度ほどあって、背中の写真が2枚だけある。
正面の写真は一枚もない。
でもあの日の「本物だ、本物の南アフリカ代表選手見てしまった」という感動は忘れないと思う。
W杯とかではなく、本当に日本のリーグにいるんだという感動と、なんでこんなすごい選手がいるのに、お客さんがこんなに少ないんだ、ありえない!という悲しみを、雪がちらつくなか、あまりに寒くて手も足も感覚なくなったことともに忘れない。

手すり越しにとった、マルコムマークスのラインアウト。
目に焼きつけるのに必死で、写真ほとんどない。

あと誰に注目してるかというと、と書き始めるとクボタは無数に書いてしまいそうだ。
だって、オペティヘル、根塚洸雅、ラピース、末永などなど(敬称略)。
見ていて視線が忙しい。嬉しい忙しさだ。

次回に続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?