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ファンはチームに自信をあげられない。ファンは勝利を分かち合うだけ。

リーグワンもシーズンが終わりにさしかかり、
勝ちロードを爆走し続けるチームもあれば
光はどこや、、となってるチームもある。

それにともない、ファンの心は揺れ動く。
特に光が見いだせないチームに対しては、厳しい言葉がとんでいるのをタイムラインで眺めるたびに、心が痛む。

かわいさあまって憎さ百倍
とでもいうのか、
誰かに責任を押し付けたいのか、
中盤ぐらいまで寛容だった人たちが、ひとりまたひとりとチームにきつい言葉をなげるようになる。

わかる、愛してるものが思い通りにいってないのはつらいですよね、、
私はそれを昔、某特撮シリーズにガッツリぶつけて多くのお友達をなくしました。
愛してるつもりやったんですよ、だれよりも。

まぁ、それはともかく。

なんとなくですけど、、
私、思うんです。

ファンはチームに自信を上げることはできない。
ファンは勝利を分かち合うだけ。

チームにとっての自信は、勝利だと思うけど、それをつかみとるのはチーム自身で。
声を枯らした応援があったとしても、実力差があればやはり勝たせることはできない。
やる気あんのか、勝つ気あんのか、って外から叫んでも勝たせることはできない。

ファンもチームの一部、という表現もあるけれど、実際の勝負という意味においては、あくまで外野だよなと思ったりします。
応援やヤジにより相手のチームの意欲を削ぐ、みたいな勝利の要因のひとつになることはできても、これぞわれらチームの戦い方で得た勝利!というようなものはあげられません。

「皆さんの熱い声援のおかげで勝てました」
とよく言ってくれるけれど、でも勝利とそこから生まれる自信を掴み取ったのは、選手やスタッフ自身。
ファンは勝利をプレゼントしてもらってる、ぐらいの立ち位置である。
そのことを忘れたらいけないように思います。

リーグワンに限らず、監督やキャプテンはいい時も悪い時もインタビューや会見に臨まなくてはいけなくて。
上手くいってないとき、なぜうまくいかないのか本質的につかめてないときもあるだろう。
そうなると言葉は歯切れが悪くなるし、もどかしいだろう。

主力の多くを欠いていて、本来の戦術を高いレベルでできない、ことだってあるが だろうけれどそれを改めて言葉にしても仕方ない。
そのことを十二分にわかって全力でプレイしてる選手たちに失礼だし、そもそもそんなこといってみてもしょうがない。

言葉に出来ないこと、
言葉にしても仕方がないこと、

そういうところを想像してみればいい。

それでも納得いかないなら、罵る前に応援をやめたらいい。
勝ちが欲しいなら他のチームもあるよ。
他のチームに行くのが嫌なら、今季はもう見ない、来季みてみるよ、ぐらいにしておいた方がお互いのためではないだろうか。
(でも大体の人は罵りをファンからの苦言だと思って書いてるから、止まらないと思うけれどね。)

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