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#24 「手のひらに忍ばせて」

iPhoneのScreen Timeという機能でわかる、自分がケータイで何にどのくらいの時間をかけているのか。

この機能ができてから、自分の時間がいかに細切れになっていて、そして多くの時間をSNSに費やしていることにガッカリする。

とは言え、まぁ使いたいときは使う、使いたくないときは使わなければいい。そんな風に使っている。

基本LINE、Facebook、Instagramをちょこちょこ見る。
通勤時には日経新聞。
なにかコンテンツを読みたいなと思ったらcakesとほぼ日。
語学の勉強するときは、Dictionary とスタディサプリ、Duolingo 。
テレビはほぼNHKしか見ないくせに、NHKオンデマンドで見逃した番組を見る。
以前はカードで持ち歩いていたものも電子化したので、モバイルSuicaにスタバ、LIFE、Tポイント、dポイントなんかのアプリもよく使う。

ケータイを見ればわたしの生活の全てがわかる。

Life Cycle とSleep Cycleというアプリを入れていて、位置情報とセンサーによって、何時から何時までどこで何をしていたのか、どのくらいの時間眠っていたのかがわかる。

すると、例えば週に何時間働いているとか、今月は家で過ごした時間が長いとか、このお店に行ったのは数ヶ月ぶりだとか、そんなことがわかる。

これを見たら、どこに住んでどんな仕事をしてどんなものを食べているのかわかる。
生活習慣からきっと健康状態とか年収なんかもわかるかもしれない。

それは怖いことでもあるけれど、自分の生活が可視化されることはなんだか楽しくもあり、意味もなく眺めたりする。

気がつけばいつも手のひらにはiPhone。
テクノロジーの変化で、数年後には手のひらじゃなかったり、なにか違うものを忍ばせているのかな。

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